【FOMCは予想通り】S&P500とナスダックは続落。ドル円は154円台・為替介入か?5/1日のまとめ【ビットコイン・原油も下落】

投資まとめ

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【5月1日 米国株式市場】

ダウ    37,903 +0.23%
S&P500     5,018 ‐0.34%
ナスダック 15,657 ‐0.33%

S&P500とナスダックは続落。FOMC直後に1%以上上昇する場面もありましたが、小幅に下げて終えました。FOMCは概ね予想されていた通りの内容で、警戒したほどタカ派でない印象となりました。

ラッセル2000は+0.32%と小型株は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.08%とほぼ横ばいで終えました。

米10年債利回りは4.614%。‐0.07と低下しました。

VIX指数は15.39。‐1.66%と下落しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  154.88 +0.21%
NY原油  79.13 ‐3.42%
NY金   2,317 +1.41%

ドル円は153.30円に下落した。その後は154円台を回復するなど荒い値動きとなりました。市場では日本の当局による介入との観測も出ています。

原油は続落。金は3日ぶりに反発しました。

ビットコインは57,708ドル。‐4.81%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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公益や通信など6セクターが上昇。エネルギーやテクロノジーが1%以上下落しました。

【スタイルボックス】
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全体として小幅な動きとなりました。

【個別株】

アマゾン +2.29%

決算を受け株価が上昇。クラウド部門の売上高が過去1年で最も好調な伸びを記録したことが好感。AWSの売上高は250億ドルと前年比17%増加し予想を上回りました。

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【FOMC】

FRBは4月30日~5月1日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。

声明では「インフレ率はこの1年で緩和したが、依然高止まりしている。ここ数カ月間2%のインフレ目標に向けてのさらなる進展はみられない」としました。 

パウエル議長の声明の内容はおおむね予想通り。

〇インフレ率は過去1年で鎮静化したが、依然として高水準
〇今後入手されるインフレデータがその決定の核心となる
〇利下げにはインフレが低下しているとの確信が必要

ただFRBの次の動きが利上げとなる可能性は低いと述べたことで、FRBがタカ派姿勢に転じるとの懸念が和らぎました。

FOMCを受けて市場は9月の利下げを約54%、年内2回の利下げを40%ほど織り込む形となりました。

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【経済指標】

〇4月ISM製造業景況指数 49.2(予想 50.0・前回 50.3)

 ・支払価格 60.9(予想 55.1・前回 55.8)
 ・新規受注 49.1(予想 51.0・前回 51.4)
 ・雇用 48.6(予想 48.2・前回 47.4)

〇4月米国 製造業PMI 50.0(予想 49.9・前回 49.9)

4月のISM製造業総合景況指数は需要減退が響いて低下し再び縮小圏に転じました。一方サブ指数をみると、仕入れ価格は2022年にインフレがピークに達して以降で最も高い水準となりました。

〇米国 JOLT労働調査[求人件数]  848.8万件(予想 868.0万件・前回 875.6万件)

〇米国 ADP雇用統計 19.2万人(予想 18.0万人・前回 20.8万人)

3月の求人件数は減少し3年ぶりの低水準となった。労働市場は堅調ながらもいくぶん軟化している可能性が示唆されました。

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【まとめ】

決算、FOMC、経済指標などイベントが続いた1日となりましたが、大きなサプライズもなく概ね順調にイベントを通過。

FOMC後、一時株価が上昇する場面もありましたが、米国株式市場はほぼ横ばいで終えました。

決算シーズンもこれまで決算を発表した企業のうち約8割が予想を上回る利益を発表し、概ね良い決算シーズンが続いています。

いろいろ騒がれていましたが、終わってみればほぼ横ばい、ほぼ予想通りで特に書くこともない普通の一日となりまりました(笑)。

騒いでいた人たちはなんだったんでしょうね。喉元過ぎれば熱さを忘れるではありませんが、2~3年前のFOMCですらのその結果とその後の動きを覚えてる人はまずいません。

大抵の投資イベントなんてそんなものです。長期的に投資をする方であれば特に気にしなくてよいでしょう。

最近「ウォール街」という古い映画を見ましたが、やっぱりおもしろいですね。

ただ、私にはああいう世界で生きるのは合わないので(笑)普通にインデックス投資をしていきたいと思います。

あと、ゆうちょでのNISAや投信購入を薦めている投資インフルエンサーがいましたが、ゆうちょや銀行で購入する投資信託は、投資者保護基金の対象外です。

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証券会社の顧客の財産は、基本的には証券会社自身の財産と分別され管理されているが、証券会社の経営破綻等によって顧客の財産が被害を受けた場合、生じた損失を投資者保護基金が補償する。顧客一人につき、1000万円を限度に払い戻す。

野村証券より

なので私は普通に証券会社やネット証券を使うことをお勧めします。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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