S&P500は小幅に下落も週間ベースでは今年最大の上昇に!米国ではS&P500の強気派増加、こんな時こそ慎重に

投資まとめ

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【3月22日 米国株式市場】

ダウ    39,475 ‐0.77%
S&P500     5,234 ‐0.14%

ナスダック 16,428 +0.16%

S&P500は小反落。ナスダックは小幅に上昇して終えました。

ダウはナイキの下落が足を引っ張りました。

週間ベースでみるとS&P500+2.3%、ダウ2%、ナスダック2.9%とそれぞれFOMCを受けて今年最大の上昇率となった一週間でした。

ラッセル2000は‐1.27%と小型株は大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.38%と小幅に下落しました。

米10年債利回りは4.216%。‐0.055と小幅に低下しました。

VIX指数は13.06。+1.08%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  151.41 ‐0.13%
NY原油  80.86 ‐0.26%
NY金   2,164 ‐0.75%

ドル円は151円台中盤。日銀の為替介入も意識されています。

原油は3日続落。前日は一時過去最高値をつけた金も続落しました。

ビットコインは63,454ドル。‐3.09%と下落しました。週間で6.7%下落と昨年8月以降最大の下落となりました。

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【S&P500マップ】
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エヌビディアやアルファベット、メタ、アマゾンなど影響力の大きなハイテク銘柄の上昇がナスダックを支えました。

【セクター】

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通信、テクロノジー、公益を除く8セクターが下落。

不動産や金融が大きく下げました。

【スタイルボックス】

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全てのカテゴリーが下落。

特に小型株が大きく下げました。

【個別株】

○決算がよかったフェデックスが+7.35%と上昇。

逆に悪い決算を発表したナイキは‐6.90%と下落しました。

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【利下げ観測】

FOMC以降、6月の利下げ観測が約75%と上昇。

金融市場は年内に0.25%×3回の利下げを織り込んでいます。

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【金融市場の意見】

S&P500は年初来で約10%上昇し、ストラテジストの間では目標株価を引き上げる動きが相次いでいます(昨日の朝の記事も参照)。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメント「戦術的な資産配分において、米国株への中立的な配分を維持」

HSBCのストラテジスト「米国株はバブルにはなっていない。投資判断をニュートラルから戦術的なオーバーウェイトに」

一方で、値固めや下落を予想する動きもあります。

債券王、ビル・グロース氏「行き過ぎた熱狂が渦巻いている」

バンク・オブ・アメリカ「1週間に米国株ファンドから約220億ドルが流出」←利確売りか?

【S&P500は今後も上昇するのか】

S&P500は年初から55営業日時点で、今年20回最高値を更新し、年初から9.5%上昇しています。これは過去15番目に良い成績です。

そのうち12回は1.7%~14.7%ほど更に上昇しましたが、ブラックスワンのあった1987年は‐16.9%、大恐慌の傷跡残る1931年‐54.3%、1930年‐36.5%とここから大きく下落したことが3回ありました。

サンプル数が少なくて何も言えませんが、ここから更に上昇したケースも多々あります。下落した3回は歴史に名を残すイベントでしたね。

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【まとめ】

今週は大きく上昇したS&P500でしたが、来週は26日に3月消費者信頼感指数、28日にGDP確定値、29日に米2月個人消費支出(PCEデフレーター)が発表されます。

ただ、29日は聖金曜日(グッドフライデー)で休場となります。間違わないよう注意しましょう。

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@charliebilello

さて、このところ絶好調な株式市場ですが、インベスターズ・インテリジェンスの調査によると昨年10月時点では、ブル派(強気)だった投資家は25%にすぎませんでした。

この時S&P500は3600未満。今は60.9%が強気でS&P500は5234となっています。

投資の格言やバフェットの名言ではありませんが、皆が恐れている時こそ買い時だったわけです。

では、資産価格が上昇し、強気派が増えてきた今はどうなのでしょう?

いろいろな投資戦略があると思いますが、私は長期的な視点を維持し、上昇しても下落してもいいように自身のリスク許容度を守りながら、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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