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【1月26日 米国株式市場】
ダウ 38,049 +0.64%
S&P500 4,894 +0.53%
ナスダック 15,510 +0.18%
米国株式市場は上昇。
S&P500は6営業日続伸。5日連続で最高値を更新しました。経済指標の発表を受けて、米経済が堅調であることが示唆され、ソフトランディングへの期待が高まりました。
ラッセル2000は+0.71%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.26%と上昇しました。
米10年債利回りは+4.130。‐0.048と低下。
VIX指数は13.45。+2.36%と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 147.72 +0.15%
NY原油 77.14 +2.73%
NY金 2,017 +0.25%
ドル円は147円台後半。
原油は米在庫の減少と中国当局の景気刺激措置、ロシア製油所への無人機攻撃などを受けて、約2カ月ぶりの高値に。金相場は経済指標を受けて小反発しました。
ビットコインは39,833ドル。‐0.61%と下落しました。
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【S&P500マップ】
テスラの大幅下落を受けて一般消費財が下落。エネルギーや公益などを中心に10セクターが上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが上昇。特にバリュー株が上昇しました。
【個別株】
○ボーイングは‐5.72%と下落。米連邦航空局が737MAXの生産ペース拡大を一時停止するよう命じました。
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【経済指標】
○第4Q米GDP速報値(前期比)3.3%(予想 2.0%・前回 4.9%)
2023年第4・四半期の米GDP速報値は年率換算で前期比3.3%増。伸びは前四半期の4.9%増から鈍化したものの、市場予想の2%増を上回りました。
○第4Q米個人消費(前期比)2.8%(予想 2.5%・前回 3.1%)
FRBが物価の目安として注目する食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)は2.0%上昇し、前四半期の伸びと並びました。
21.4万件(予想 20.0万件・前回 18.9万件)
183.3万人(予想 182.3万人・前回 180.6万人)
新規失業保険申請件数や継続受給数は予想を上回り、労働市場が緩みつつあることを示唆しましたが、未だ堅調な水準を維持しています。
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【まとめ】
決算シーズンや経済指標を消化しつつ、米国株式市場は上昇。
インフレや高い水準の金利の影響で、景気後退や企業利益の鈍化が懸念されていた中、今日は強い経済指標がソフトランディングへの期待を後押ししました。
決算シーズンではテスラがずっこけたものの、今まで決算を発表したS&P500企業(全体の約16%)のうち、約70%の企業が予想を上回る利益を計上しており、まずまずの決算シーズンが続いています。
昨年はブラックマンデーの再来という記事が報道されていましたが、最近ではITバブルににているという記事をよく目にするようになりました。
ただ、ITバルを振り返ってみると、バブル(割高感)が指摘され始めた後も3~5年くらい上昇が続きました。その初期(1995~1997年頃)に買った人は2002年の暴落後最安値よりも安く買えていたという事実もあります。
結局のところ、今後どうなるかわからないので、市場が上がっても下がってもいいように、自身の許容できる範囲内で適切な資産配分を維持しつつ、長く投資を続けていくことが大切だと思います。
あまり当たるも八卦当たらぬも八卦の報道や予測に振り回されないことが大切です。
ただ、せっかくなので余裕のある方は、そういう報道を真に受けるのではなく、逆に歴史を学ぶいいきっかけにしてもらえるといいのかなと思います。
いつもありがとうございます。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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