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【1月23日 米国株式市場】
ダウ 38,001 +0.36%
S&P500 4,850 +0.22%
S&P500は前営業日に続き、終値で最高値を更新。
割高感や利下げ期待が後退する中、景気の強さや企業利益の見通し、AIへの期待などが株価を支えています。
ラッセル2000は+2.01%と小型株も大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.05%と小幅に下げました。
米10年債利回りは4.107%。‐0.039と小幅に低下。
VIX指数は13.19。‐0.83%と下落しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 148.08 ‐0.04%
NY原油 75.01 +2.18%
NY金 2,020 ‐0.45%
ドル円は148円台前半。原油が反発。金は下げました。
ビットコインは39,875ドル。‐4.04%と下落。12月4日来の7週ぶりの安値となりました。
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【S&P500マップ】
資本財や金融などが大きく上昇。公益や生活必需品、一般消費財などが下げました。
【スタイルボックス】
今日は全てのカテゴリーが上昇しましたが、特に小型株が上昇しました。
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【S&P500は更に高値を目指すのか?】
ウォール街では、S&P500企業の予想ベースの株価収益率(PER)は20倍まで回復しているが、コロナショック後の上昇相場時の23.4倍からはまだ若干下回って推移しており過熱感はない。堅調な米経済指標か堅調や今週発表のGDPに関するポジティブな期待もサポートしているとの指摘も出ています。
オプション市場では、S&P500が一段高になると見込んだ取引が増えています。市場データ提供会社スポットガンマのデータによると、「コールの壁」は4800から5000に切り上がっており、さらなる値上がりの期待が高まっています。
一方で悲観的な予想も多く聞こえます。上昇を先導しているマグニフィセント7と呼ばれる巨大IT・ハイテク企業は、テクニカル的に買われ過ぎの状況にあるとの指摘もよく耳にします。
【利下げ期待は後退】
最近の堅調な米経済指標や一連のFRB当局者の発言を受け、金融市場は利下げ観測を後退させています(いつものパターンですね)。
CMEフェドウオッチによると、金融市場が織り込む、3月に利下げを実施する確率は先々週の約80%から約41%まで低下。利下げ開始が5月になる可能性が大きいという見方が強まっています。
市場VSFRBはまたFRBの勝利のようですが、市場の過度な期待が維持されたり、インフレが残る中無理に利下げをするよりは、全然良いと思います。
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【まとめ】
利下げ観測が後退する中でも、S&P500は最高値を更新。強い展開が続いています。
割高感や高い期待を正当化できるかどうか、引き続き企業の決算内容に注目が集まっています。
今週はネットフリックス、テスラ、インテル、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどが決算を発表する予定です。
現在、市場には楽観的な予想と悲観的な予想があります。
そしてその中間に現在の株価があるわけですが、結果的にはその予想のどちらかが間違えていることになるでしょう。そして、また来年、再来年とそういう状況が続きます。
そして各々の予想に合わせて売買を繰り返し、PFを動かすとコストがかかります。
ずっと市場予想を当て続けられるといいのですが、大抵の投資家は長期的にそのコストを正当化し、市場をアウトパフォーマンスできるほどの運、または能力を持ち合わせていません。
いろいろな投資戦略がありますし、どうするかは各自の自由です。
ただ、投資に時間や手間をかけられない方、市場を出し抜く能力がない方、合理的に投資をしたいと思われる方などは、コストを抑えつつ平均を持ち続け、長期的には80~90点を狙うような、基本に忠実なインデックス投資をお勧めします。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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