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【1月11日 米国株式市場】
ダウ 37,695 +0.45%
S&P500 4,783 +0.57%
ナスダック 14,969 +0.75%
米国株式市場は上昇。大型ハイテク株が各指数を牽引。
ドル円は145円台後半、米国債は下落し、利回りが上昇。
今夜の米消費者物価指数(CPI)に注目が集まっています。
ラッセル2000は+0.11%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.44%と上昇しました。
米10年債利回りは4.032%。+0.015と上昇。
VIX指数は12.69。‐0.55%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.76 +0.89%
NY原油 71.27 ‐1.34%
NY金 2,021 ‐0.38%
円は下落。名目賃金の伸びの大幅鈍化を受けて、日銀の緩和政策の終了の観測が後退しました。
原油は米在庫の大幅増加を受けて下落。EIA発表の週間統計では原油在庫が134万バレル増と昨年12月中旬以来の大幅な伸びとなりました。
ビットコインは45,473ドル。‐1.40%
米証券取引委員会(SEC)は暗号資産(仮想通貨)ビットコインの現物投資型の上場投資信託(ETF)申請を初めて承認しました(ブルームバーグ)合計11のファンドに11日からの取引開始を認めたとのこと。
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【S&P500マップ】
【セクター】
昨日に引き続き、グロース系のセクターが市場を牽引。エネルギーや素材は下落しました。
【スタイルボックス】
大中型バリュー株が下落。大型グロース株が大きく上昇しました。
【個別株】
メタは21年9月来の株価まで回復。みずほが目標株価を400ドルから470ドルに引き上げました。
上場来高値を更新。23年第4・四半期売上高が前年同期比でほぼ横ばいとなり、会社予想と市場予想のどちらも上回りました。
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【ニュース】
NY連銀のウィリアムズ総裁は、インフレ圧力が弱まる中、利下げは理にかなっているとしつつも、利下げ開始時期については答えられないと発言。「我々は明らかに正しい方向に進んでいる」と述べる一方で「物価安定の目標達成にはまだ程遠い」としました。
格付け会社フィッチのエコノミストが、米経済について力強さの兆しが出ているため年内の景気後退はもはや予測していないとの見解を示しました(ロイター)。
ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートは、経済見通しの改善と年内の利下げ期待を理由に、S&P500の2024年末の目標レンジ予想を従来の4600ー4800から4800ー5000に引き上げました。FRBは24年半ばまでに控えめな金利緩和を開始し、年内に3回の利下げを行い、FF金利の誘導目標レンジは4.50-4.75%になると見込んでいます(ロイター)。
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【まとめ】
前日に続き大型ハイテクがけん引し、各指数が上昇して終えた米国株式市場。
投資家は、FRBの利下げ時期を探ろうと、今夜発表される12月米消費者物価指数(CPI)待ちの姿勢を取っています。FRBが重要視する食品とエネルギーを除くコアCPIは前年比3.8%上昇に鈍化すると予想されています。
更に今週は12日のPPI、12日からの決算シーズン開始、米国債入札などイベントが続きます。
株式市場の方向性や雰囲気が良くも悪くも変わる可能性があるので注意しましょう。
メタやエヌビディアなど、22年に大きく下落した大型ハイテク株はだいぶ戻してきましたね。保有を続けた方や下落時に買った方はその忍耐や勇気が報われたかと思います。おめでとうございます。
さて、イベントの多い週となりますが、オルカンやS&P500などのインデックスファンドに長期的に投資をしている方であれば、目先の株価やニュース、経済指標に振り回されて右往左往するのは禁物です。
近視眼的にならず、長期的な視点と資産配分を維持しながら、金利や景気が変化することは当たり前と受け入れ、今日もいつもどおり日常を楽しんでいきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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