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【1月6日 米国株式市場】
ダウ 37,466 +0.07%
S&P500 4,697 +0.18%
ナスダック 14,524 +0.09%
米国株式市場は経済指標に反応し、荒い値動きとなるも小幅に上昇して終えました。
取引開始前の12月の雇用統計が、米労働市場の強さを示したことで、FRBの早期利下げ期待が後退。
短期金融市場では3月の利下げ確率の見通しが半々まで低下。ドル円は一時146円に接近。株式市場は上昇。債券利回りも上昇。
その後、ISM非製造業景気指数が予想を下回ったことで動きが反転する流れとなりました。
ラッセル2000は‐0.34%と小型株は下落。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.07と小幅に上昇して終えました。
米10年債利回りは4.042%。+0.051
VIX指数は13.38。‐5.31%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.69 +0.05%
NY原油 73.90 +2.37%
NY金 2,043 ‐0.01%
ドル円は一時146円台に接近する場面もありましたが、最終的には144円台中盤。
原油は中東情勢の緊迫などから反発し、週間ベースでプラス。
金は小幅に上昇して終えました。
ビットコインは43,909ドル。‐0.74%と下落しました。
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【S&P500マップ】
ヘルスケア、不動産、生活必需品を除く9セクターが上昇。
特に金融セクターが大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
バリュー株が上昇。中小型グロース株が小幅に下げました。
【個別株】
○くら寿司USA +17.67%
新店舗の出店が来店客数を押し上げ、2024年通期の見通しを上方修正。株価は急上昇しました。
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12月の雇用統計は予想を上回る強い内容となりました。
これを受けて、利下げ観測は後退。ソフトランディングへの期待が高まりました。
結果 50.6 予想 52.5・前回 52.7
その後、 ISM非製造業景況指数は拡大・縮小の節目となる50を上回ったものの、予想より悪いものとなり、米経済の2/3を占める非製造業部門も、製造業同様に鈍化していることが示唆されました。
これを受けて、序盤の流れが反転。
金融市場は3月の利下げ確率を65%程度と織り込む形で終えました。
【要人発言】
雇用統計の後、バーキン総裁やイエレン財務長官から発言がありました。
リッチモンド連銀のバーキン総裁は、労働市場は弱まっているのではなく、正常化しているのであって、安定した軟化パターンを見せていると指摘。
インフレが目標に低下する説得力のある道筋をたどっているとの確信と自信が高まるにつれ、金利を通常の水準に戻すことに概念的に異論はない」と記者団に発言。
イエレン米財務長官は、米経済は現在、ソフトランディングに向けて進んでいるとし、消費者の景気見通しを押し上げるには低インフレと賃金上昇が持続的に続く必要があるとの考えを示した。
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【まとめ】
S&P500は週間ベース1.5%下落しました、先週まで9週連続で上昇していましたがここで一服となりました。
為替や株価、債券利回りなど、雇用統計後大きく動き荒い展開となりましたがも、最終的には小幅な動きで終えました。
今日がそうだというわけではありませんが、株式市場は数週間から数か月後には忘れ去られてしまうような出来事や直近のニュースに過度に反応してしまうことが多々あります。
また、直近の下落や上昇、ニュースをメディアや予想屋は過度に騒ぎ立てることも多々あります。
最近も昨年10月の株価が下落中にはブラックマンデー再来と騒ぎ立てる報道がありましたが、そこから株式市場は9週連続で上昇したり、1ドル400円になるという予想屋が強気になれば為替が落ち着いてきたりいろいろありました。
こういうメディア、予想屋、インフルエンサーの目先ことでコロコロ変わるかつ当たるか外れるかもわからない予想を聞いて、仮初の安心感を得たり、聞きかじった知識で知ったかぶりをしたり、動き回って投資コストを増やしたりするのをみていると、人生を無駄にしているとか、愚かとか、哀れとか、滑稽だとまでは思いませんが、ダンスを始めたばかりの小学生のお遊戯みたいでおかわいいこと」と思います。
その渦中にいたり、自身の許容できるリスクを超えて投資をしていると視野が狭くなってしまうことがありますが、適切なリスク許容度を守り、視野を広く持ち、長期的な視点を維持しながら資産形成を続けていきましょう。
いつもありがとうございます。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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