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デビッド・エリアスの著書「ダウ40000」から一部引用したいと思います。
ある個人が、ダウ平均が投資の「最適のタイミング」を指し示す瞬間を待ち続けたらどうなるか。
例として、私の友人の一人ジョーの話を紹介しよう。
ジョーが株式投資を始める適切なタイミングを知りたがって、
私に電話をくれるようになったのは1982年。
（当時ダウ平均は1000ドル強でした。）
それから何年もの間、彼は株価が下がって申し分のない買い時が訪れるのを待ち続けた。
今、彼は62歳で、財産は銀行口座に眠ったままだ。
彼は90年代の強気相場を丸ごとのがし、何千回もあった投資チャンスをすべて見送ってしまった。
今でもジョーは、完璧なタイミングなど決してありえないことを悟っていない。
市場が暴落から立ち直った時には、大抵は最高値を更新している。
現在のダウは約23000ドルだ。
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もしジョーが相談を持ち掛けた1982年にダウに投資を始めていれば、
36年間で資産は23倍になっていました。
もし、配当再投資などを行っていれば、複利の力で更に資産を増やすことができたでしょう。
（この間、ブラックマンデーやリーマンショック、ドットコムバブルがあったにもかかわらずです）
本当に豊かになるチャンスを、
ジョーは（興味があり相談までしていたのに）みすみす逃してしまいました。
非常に勿体ない事例ですね。
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投資をしようとするとき、あれこれ迷ってしまう気持ちはわかります。
投資に不安になる気持ちも、元本割れが嫌な気持ちも当然わかります。
でも投資を始めることで、チャンスは生まれます。
タレブの言うところの「正のブラックスワン」が起きて予想外のボーナスを得られるかもしれません。（少なくとも宝くじよりは可能性は高いです。）
またそんな運はなくても、配当金と、長期的な経済成長は緩やかに、多少変動はあるもののあなたの資産を増やしてくれる可能性があります。
投資は無理にする必要はありませんが、
相場がどうあれ、投資に興味を持った方なら、まずは始めてみるのが良いと思います。
タイミングやチャンスを待っていたら、一生チャンスを逃し続けることにつながるかもしれません。
私自身はS&P500ETF（VOO）に投資をしています。
年末年始の休みを利用して、将来や資産運用を考えてみてはいかがでしょうか？
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Source: S&P500ETF（VOO）に投資するりんりのブログ
【2018年の今日の記事】投資を始める「最適のタイミング」を待ち続けたら。デビッド・エリアスの書籍
