【S&P500は最高値に0.5%まで接近!】クリスマスラリーとその裏のリスクに注意!【9週連続の上昇はあるのか?】

投資まとめ
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【12月26日 米国株式市場】

ダウ    37,545 +0.43%
S&P500     4,774 +0.42%
ナスダック 15,074 +0.54%

米国株式市場は薄商いの中、主要3指数が上昇して終了。

S&P500は2022年1月来の日中高値を付け、

終値での過去最高値4796.56まであと0.5%以内に迫りました。

主要3指数は月間、四半期、年間ベースの全てプラスとなる見通しです。

ラッセル2000は+1.24%と小型株は大きく上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.49%と上昇しました。

米10年債利回りは3.899%。‐0.009と低下。

VIX指数は12.99。‐0.31%と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  142.40 +0.13%
NY原油  75.23 +2.27%
NY金   2,067 +0.71%

原油は反発し3週ぶりの高値に。金も3営業日続伸となりました。

ビットコインは42,269ドル。‐3.03%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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金利動向に敏感な大型株や半導体株が上昇のを主導。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は過去最高水準となりました。

【セクター】
スクリーンショット 2023-12-27 063822

全11セクターが上昇。原油高を受けてエネルギーセクターが大きく上昇しました。

【スタイルボックス】

スクリーンショット 2023-12-27 063853

全てのカテゴリーが上昇。特に中、小型株が上昇しました。

【個別株】

○インテル +5.21%

イスラエル側とキルヤット・ガトのウエハー製造事業の拡大を支援するインセンティブ・パッケージで合意に達したと発表がありました。

○レイズバイオ +100.85%

米ブリストル・マイヤーズスクイブは、放射性医薬品を開発するレイズバイオを約41億ドルで買収することで合意しました。

○海運株

イエメンの武装組織フーシ派による紅海での船舶への攻撃が相次ぎ、海運株の上昇が続いていましたが、デンマークのコンテナ海運大手APモラー・マースクは24日、フーシ派による攻撃から船舶を守る新たな多国籍部隊の発足を受け、紅海を航行する船舶の運航再開に向けた準備を進めていると発表。

これによって海運株の買いが一服。ジム・インテグレイティッド・シッピング・サービシズ<ZIM>は‐11.49%と大幅反落しました。

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【クリスマスラリー】

クリスマスラリー、サンタクロースラリーと呼ばれる年末年始の株価の上昇に期待が集まっています。

S&P500は1969年以降、12月最後の5日間と1月最初の2日間で平均1.3%上昇しているというアノマリーがあります。

税金絡みで株を売った後、新年に備えて買い直す動きや、休暇シーズン特有の期待感まで、その原因は諸説ありますが、今年はインフレ率の低下や利下げ、ソフトランディングの期待なども合わさり、特に期待が高まっています。

ただ、年末は例年通り薄商いが続くとみられるため、予想外のニュースや大口取引に相場が敏感に反応しやすくなるため注意も必要です。

アノマリーに期待しすぎたり、楽観的になりすぎないよう注意しましょう。

【10月の住宅価格指数は9カ月連続で上昇】

米国 住宅価格指数(前月比)0.3%(予想 0.5%・前回 0.6%)

米国 S&P/ケース・シラー[総合20](前月比)0.64%(予想 0.60%・前回 0.67%)
米国 S&P/ケース・シラー[総合20](前年比)4.87%(予想 4.99%・前回 3.92%)

米国の住宅価格は9カ月連続で上昇し、過去最高を更新しました。

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【まとめ】

先週までの8週連続の上昇を受けて、12月S&P500は4%上昇し、年初来では24%の上昇を記録しています。

インフレや利上げに加え、地銀や中国の問題、地政学的なリスクなどいろいろなことが懸念され、何度か下落をする場面もありましたが、終わってみればよい1年となりました。

ただ、S&P500の下落を為替がフォローした昨年と反対に、S&P500の上昇を為替が相殺している状況となっているため、日本人視点ではそこまでの旨味を感じられていないかもしれません。

ただ、偶然にも結果的に為替がボラティリティーを抑制してくれたことは、投資を始めたばかりの方の心臓、精神面には良かったのかなと思います(昨年‐20%、今年+24%でスタートを切るよりは継続しやすかったのかなと(笑))

さて、今後ですが、Eトレードによれば、S&P500は週間ベースで8週続伸したことが1957年以降17回ありましたが、このうち9週目も上昇したのが9回。10週連騰となったのはわずか3回だったとのこと。

サンプル数が少ないので何とも言えませんが、来年年が明けて市場参加者が戻ってくれば調整が入ってもおかしくないとも思います。

金融市場の5回の利下げ織り込みが市場の先走りなのか、今の市場の割高感が正当化されるほど、FRBと米企業、米国経済は上手くやってくれるのか。

私にはわかりませんが、わからないからこそ、リスクがあるからこそ、リスクを引き受けることによるプレミアムが期待できるわけです。

自身の取れる範囲で上手に効率よくリスクを取ることが大切。ということで、私は来年も特に何もせず、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は最高値に0.5%まで接近!】クリスマスラリーとその裏のリスクに注意!【9週連続の上昇はあるのか?】

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