【S&P500・Nasdaq・オルカンは8週連続の上昇!】市場は年末年始の上昇に期待か!S&P500投資家がすべきこととは?【ドル円は142円台】

投資まとめ

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【12月22日 米国株式市場】

ダウ    37,385 ‐0.05%
S&P500     4,754 +0.17%

ナスダック 14,992 +0.19%

ダウはナイキの11%の下落が重しとなり小幅にマイナス。

S&P500とNasdaqは小幅に上昇しました。

今日はPCEなどの経済指標を受けて、来年利下げが実施されるとの期待が高まりました。

週間ベースでは、S&P500、Nasdaq、MSCIワールド指数などは8週連続の上昇となりました。

ラッセル2000は+0.84%と小型株が上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.035%と小幅に上昇しました。

米10年債利回りは3.897%。+0.003と小幅に上昇。

VIX指数は13.03。‐4.54%と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  142.47 +0.26%
NY原油  73.54 ‐0.47%
NY金   2,053 +0.37%

ドル円は142円台中盤。

アンゴラが石油輸出国機構(OPEC)脱退後に増産に踏み切るとの懸念を受け原油は下落も、週間ベースでは+3%で終えました。

金は続伸し週間ベースでも上昇。

ビットコインは43,784ドル。‐0.21%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】
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一般消費財を除く10セクターが上昇。

Amazon、テスラなど影響力の大きい大型株が小幅に下げた他、ナイキの11%の下落が同セクターを押し下げました。

【スタイルボックス】

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大型グロース株が小幅に下落。

小型株が大きくしました。

【個別株】

○ナイキ ‐11.8%

決算を発表。1株利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回りました。売上高については中国が冴えなかった他、下期も軟化する予想とのこと。

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【経済指標】

○米個人消費支出(PCE)

PCE(前年比)2.6% (予想 2.8%・前回 3.0%)

PCEコア(前年比)3.2%(予想 3.3%・前回 3.5%)
個人所得(前月比)0.4%(予想 0.4%・前回 0.2%)
個人支出(前月比)0.2%(予想 0.3%・前回 0.2%)

11月の米個人消費支出(PCE)は予想、前月よりも鈍化。特にFRBが重要視する食品とエネルギーを除くコア価格指数が、前年同月比3.2%上昇に鈍化し、市場予想も下回りました。

金融市場では利下げへの確信を強めました。
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ミシガン大学消費者信頼感指数

12月ミシガン大学消費者信頼感指数 69.7(予想 69.4・前回 69.4)
・現在景況感 73.3(予想 74.6・前回 74.0)
・先行景況感 67.4(予想 67.5・前回 66.4)
・1年期待インフレ率 3.1%(予想 3.1%・前回 3.1%)
・5-10年期待インフレ率 2.9%(予想 2.8%・前回 2.8%)

米ミシガン大学が実施した12月の消費者調査(確定値)でも、1年先のインフレ期待は速報値と同じく2021年3月以来の低水準となりました。

【クリスマスラリーについて】

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年末年始に株式相場が上昇しやすい現象、いわゆる「サンタクロースラリー」の時期を迎え、市場では一段の株高に備えたポジショニングが一部に見られます。

1928年以降、米国株式相場は12月最後の5日間と新年最初の2日間という期間に平均1.7%上昇してきており、下落しても小幅になることが多いので、今年も期待が高まっているようです。

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【まとめ】

ここ数週間発表された経済指標によって、FRBは来年3月にも利下げに着手し、景気後退を引き起こすことなくインフレを抑制する経済のソフトランディングが実現できる可能性があるとの見方が強まっています。

一方、FRBメンバーや市場の一部からは、楽観的すぎるとの警告がしばしば聞かれます。今日はブラックロックのリック・リーダー氏はが債券市場は利下げに期待しすぎとの認識を示していました(ロイター

11月から8週連続の上昇となりましたが、まだ上昇するのか、一旦調整が入るのかはわかりません。

ただ、今年一年や10月からの反発がそうだったように、いつ市場が上昇に転じるか、そのタイミングは事前にはわからないし、その時に市場にいないと上昇を逃すことになってしまいます。

コストも差し引いた後のパフォーマンスで、市場を長期的にアウトパフォーマンスできるという確信がある「ずば抜けた方」以外は、

タイミングや株価を予想して市場から出入りを繰り返すよりは、自身の引き受けられるリスクを取りつつ市場に黙って居続けることを個人的にはお勧めします。

また、初心者の方は下手に動き回るより、そちらの方が結果的によいパフォーマンスになる可能性が高いと思われます。

リスクの取りすぎは禁物ですが、取らなすぎも禁物というか、また勿体ないことになります。

各々のできる範囲で、上手に、効率よくリスクをとりながら(コストや分散など)、長く投資を続けていきましょう。

なお、来週の月曜日(25日)はクリスマス休暇のため、米国株式市場はお休みとなります。

3連休となりますが、投資家の皆様もせっかくの週末をゆっくり楽しんでいきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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