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【12月19日 米国株式市場】
ダウ 37,557 +0.68%
S&P500 4,768 +0.59%
ナスダック 15,003 +0.66%
米主要株価指数は上昇。ダウは連日の最高値更新。S&P500も終値での最高値更新まであと1%以内まで迫りました。
今日もFRB関係者から利下げに対する市場の期待を抑える発言がありましたが上昇基調は維持されました。
小型株も大きく上昇。ラッセル2000は12月に入り11%以上上昇しています。
ラッセル2000は+1.94%と大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.90%と上昇しました。
米10年債利回りは3.916%。‐0.04と小幅に低下。
VIX指数は12.53。‐0.24%と小幅に低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 143.87 +0.79%
NY原油 73.58 +1.53%
NY金 2,040 +0.65%
ドル円は143円台後半。日銀決定会合後、円は下落基調となりました。
原油は続伸。金も上昇しました。
ビットコインは42,349ドル。‐0.70%と下落しました。
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【S&P500マップ】
全11セクターが上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが上昇。昨日と反対でバリュー株や小型株が大きく上昇しました。
【個別株】
○ファーム<AFRM> +15.47%
ウォルマートとの提携拡大を材料に大きく上昇しました。
○ファイザー<PFE> +4.07%
アナリストが90日間の上昇カタリスト・ウォッチを開始したと発表した。同社が先週発表した2024年のガイダンス下方修正は非常に保守的で、投資家の信頼回復のために設計されたようだと指摘。
また、ドイツのバイオ医薬品のキュアバックがファイザーが特許権を侵害したとして訴訟を起こしていたが、ドイツの特許裁判所が訴えを退けたことも好感。
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【FRB関係者】
アトランタ連銀のボスティック総裁は、2024年の利下げは2回にとどまるとの見通しを示しました(ブルームバーグ)来年5回の利下げを見込む金融市場よりも厳しい見通となりました、市場の楽観的な姿勢にはほとんど影響を与えませんでした。
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレに関して最近の進展が続けば、米金融当局が利下げに踏み切ることを示唆。一方で、目標の2%に物価上昇率が戻りつつあるとの確信をなお求めているとも述べました。(ブルームバーグ)。
【投資家はリスクオン】
バンク・オブ・アメリカの調査によると、米利下げ期待が株高を後押しし、投資家は2022年初め以降で最も楽観的な見方をしているっことがわかりました。
BofAの調査で差し引き91%の参加者が、米当局による利上げは終わったとの見方を示し、金利が債券利回りと共に低下するとの期待は今世紀で最高水準。
債券とテクノロジー株は利下げによる最大の勝ち組とみられているようです(ブルームバーグ)。
【米住宅市場】
11月の米住宅着工件数は予想を上回り大幅に増加。中古物件の限定的な供給が、建設業者に引き続き恩恵を及ぼしています。
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【まとめ】
12月のFOMC以降、利下げへの期待が相場を押し上げています。ダウとNasdaqは最高値を更新。S&P500もあと1%以内の所に迫りました。
S&P500が終値で最高値更新すれば、22年10月を底とした強気相場となったこととなります。
22日発表の個人消費支出(PCE)統計を除けば、大きなイベントもなくクリスマス休暇明けまでは落ち着いて展開になると予想されています。
ダウの最高値更新回数をみると、今年は5回最高値を更新しました。
もし、途中の下落時などに投資をやめていればこの恩恵を受けることができなかった可能性があります。
またもう一点注目してほしいのは、ダウやS&P500は何年も最高値を更新できない我慢の時期が過去何度もあったという点です。
今年のS&P500はドルベースで+20~30%のところで終えそうですが、過去S&P500の年間リターンをみると、0%以下、マイナスになった年も28.7%もありました。
3年に1度は悪い年があっても、何年かマイナスが続いてもそれは騒ぐことではなく普通のことなわけです。
新NISAが話題となっていますが、我慢の時期に当たる可能性やマイナスの時期を経験する可能性をよく考え、具体的にイメージし、リスク許容度や資産配分をよく考えて、投資をすることが大切だと思います。
新NISAだからといってこの辺の基本は変わりません。米国株式市場は日本人が新NISAを始めたことなど関係なく、上がりもすれば下がりもします。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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