【S&P500・Nasdaqは上昇】今週はCPI・PPI、FOMCとイベントが続く。投資家はどうすれば良いか?【S&P500は最高値まで4%に迫る】

投資まとめ

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【12月11日 米国株式市場】

ダウ    36,404 +0.43%
S&P500     4,622 +0.39%
ナスダック 14,432 +0.20%

米国株式市場は小幅に上昇。

今週は消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、13日のFOMCの結果発表とイベントが多く、市場参加者もその結果と反応を見極めるため、慎重な動きが続いています。

ラッセル2000は+0.15%と小型株も小幅に上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.20%と小幅に上昇しました。

米10年債利回りは4.256%。+0.011と小幅に上昇。

VIX指数は12.63。+2.27%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  146.19 +0.87%
NY原油  71.42 +0.27%
NY金   1,980 ‐1.15%

日本銀行は、賃金と物価の好循環の実現に向けた十分な確証が得られていないため、マイナス金利やイールドカーブコントロールの撤廃などを今月急ぐ必要はほとんどないとの認識を示しました。

原油は反発。金は続伸しました。

ビットコインは41,046ドル。‐6.27%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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全体的に上昇するなか、割高感が指摘されるビック7がやや売られました。

【セクター】
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10セクターが上昇する中、メタやアルファベット、AT&Tなどの下落を受けて、通信セクターが大きく下げました。

【スタイルボックス】
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全てのカテゴリーが上昇。特に大型株が上昇しました。

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【インフレの行方】

NY連銀の調査結果によると、米消費者の短期的なインフレ期待は11月に低下し、2021年4月と同水準になった(ブルームバーグ

1年先インフレ期待の中央値は3.4%と10月の3.6%から低下。低下は2カ月連続。3年ごと5年後のインフレ期待は3%、2.7%と前月から変わらず。ガソリンの予想価格の低下や、家賃と大学教育費の予想価格が2021年1月以来の低水準となったことなどが要因。

【FOMCに向けて】
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FRBは12,13日のFOMCで、3会合連続で政策金利を据え置くと予想されています。

投資家の注目は「いつ利下げに踏み切るか」となっており、声明、パウエル議長の発言、今回のFOMCで発表される来年の金利見通しなどが注目されています。。

CMEのFedWatchによると3月利下げの確率は約46%、5月利下げの確率は75%近く織り込まれています。

この観測を裏付けるような当局者発言があるか、逆に「利下げはまだ先」と、投資家の期待を裏切る発表があり、過去何度かあったように、先走っていた市場に一旦調整が入って仕切り直しとなるか、投資家もトレーダーも注目しています。

今日発表予定の11月の消費者物価指数(CPI)は前月比横ばいの予想。前年比では3.1%上昇と、伸び鈍化が見込まれています。

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【まとめ】

先月はFRBが予想より早く利下げを開始するとの見方が米国株の急騰を促し、S&P500は9%近く上昇しました。

過去9回の金利サイクルを見ると、金融政策が据え置かれている期間は株価が上昇する傾向があると言われており、FRBが利上げを一時停止してから利下げを開始するまでの期間にS&P500は平均5.1%上昇しています。

ウォール街ではオッペンハイマーのジョン・ストルツファス氏のようにS&P500が来年末に5200になると予想する声もある一方で、S&P500の割高感を指摘する声や、インフレが鈍化しなかったり、FRBが予想以上にハト派でなかった場合にはボラティリティーが高まると懸念する声もあります。

いろいろな予想が入り混じる中、S&P500は史上最高値更新まであと4%に迫っています。

【投資初心者の方へ】

さて、そんな中S&P500やオルカンに長期投資をする投資家はどう対応すればよいでしょう?

答えは「いつも通りの投資を続けること」「航路を維持すること」です。

自身の目標、リスク許容度、投資期間などに合う資産配分で長期的に運用されている方であれば、特に何もする必要はありません。

もちろん、短期トレーダーなどは別ですが、金利や景気、株価の上下に関係なく長期投資を行うという戦略の方が何をどうする必要があるのでしょう。

今週の経済指標やFOMCの結果次第では株価が大きく上下する可能性がありますが、所詮は長い投資人生の一通過点にすぎません。一喜一憂せず、いつもどおり投資を続けていきましょう。

長期投資家の方がある時にはトレーダーに、あるいは、短期トレーダーの方がある時にはなぜか長期投資家になったりする時があります。が、個人的には市場や株価、周りに流されてコロコロと自分のスタイルや戦略を変えるのは少し危ういうえに、コストが勿体なくも感じます。

FOMCや経済指標の発表がどうであれ、右往左往せず、各々の投資戦略においてやるべきことを続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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