【S&P500は避けろ!】S&P500やビック7の割高感や今後10年のリターンの低下が叫ばれる中、投資家はどうすれば?

投資まとめ

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S&P500は、特にビック7(マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット、テスラ、エヌビディア、メタ)大型グロース株のバリュエーションが割高だと最近話題になっています。

シラーPERと10年後のリターンの関係に代表されるように、S&P500の投資家開始時のバリュエーションは10年後のリターンに影響を及ぼすと指摘されています。

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ジャック・ボーグル氏の書いた「インデックス投資は勝者のゲーム」にも、PERの変化の影響(投機的なリターン)については指摘があり、

ボーグル氏やバンガードも米国株式の今後10年間のリターンの低下を予想しています。

ただ、以前から(なんなら2016年頃から)SP500だのGAFAMだの、Nasdaqだのバリュエーションが高いことは指摘されてきました。

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あれからまだ10年は立っていませんが、

もし、この指摘や予想に素直に従って、私が2016年頃にS&P500ETF(VOO)の投資をやめていたら、私の資産は今ほど増えていなかったでしょう。

私が米国株に投資をした8年の間、だいたい株式は割高でしたが、今振り返ればだいたい割安でした。

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「S&P500は避け、中小型株や大型割安株、日本株などに分散投資を=フィデリティ投信が2024年を展望

という記事が話題になっています。

私は元々バリュー投資が好きな個別株投資家だったため、バリュエーションが低い方が好きなので、この記事の主張はまあわかります。

私もアクティブにいくなら、米国なら米大型株バリュー株、米国以外の地域、債券、実物不動産などにウェイトを置いて投資をすると思います(2024年というよりは長期で)。日本株に関しては為替有利が弱まる可能性があるので強くはいけないかもです。

ただ、それでも、S&P500を避けたり、全降りしたりする必要はなかなかないと思います。

上記の記事では、S&P500を分散投資の対象としてふさわしくないとしていますが、

分散投資だからこそ、また予想が外れる可能性があるからこそ、

逆に、S&P500企業にも資産を適切に配分することが大切だと思います。

もちろん、オルカンやVTI、先進国株式ファンドを通じて保有しているのであればOKです。

それぞれの目的やリスク許容度に応じてもらえればいいと思います。

愚直に教科書通りのS&P500への長期投資を決めたのであれば、このくらいの記事やバリュエーションでいちいち揺るがないことが大切です。

S&P500は時期によっては10年以上、日本株や欧州、新興国、債券などにアンダーパフォーマンスした歴史があります。

S&P500に集中投資をするのであれば、当然そういう歴史は知っていると思いますし、そのリスクを背負う覚悟はあると思いますから、周りがとやかくいう必要はありません。

リーマンショックからの低バリュエーション&低インフレ、0金利に支えられた10年は終わり、

コロナ緩和の高バリュエーション、高インフレ、高金利の、低リターンの時代がくる可能性があります。

低リターンの時代に備えて、私たちはどうすればいいのかは過去記事に何度か詳しく書きましたが、

改めて一言で言うと自身のコントロールできることに注力する。収入をあげる努力をする。結局これが一番だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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