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【12月8日 米国株式市場】
ダウ 36,247 +0.36%
S&P500 4,604 +0.41%
ナスダック 14,403 +0.45%
米国株式市場は上昇。S&P500は週間ベースで6週連続のプラスとなりました。
雇用統計などの指標を受けて、景気後退を回避できるとの観測から続伸。
一方、債券市場では来年の利下げ観測が後退し利回りが急伸しました。
ラッセル2000は+0.67%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.018%と小幅に下げました。
米10年債利回りは4.231%。+0.102と上昇しました。
VIX指数は12.35。‐5.44%と低下。コロンショック前の水準に戻りました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.95 +0.58%
NY原油 71.33 +2.87%
NY金 2,002 ‐1.26%
米雇用統計とミシガン大学消費者調査を受けてドル円は145円付近に。
原油は反発も、週間ベースでは7週連続安となりました。
ビットコインは44,373ドル。+2.52%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
原油の反発を受けて、エネルギーが大きく上昇。7セクターが上昇、通信や一般消費財など4セクターが下げました。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが上昇。特にグロース株が上昇しました。
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【雇用統計】
○ 平均時給(前月比)0.4% 予想0.3% 前回0.2%
11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比19.9万人増と、市場予想18.5万人を上回りました。
一方、失業率は3.7%に低下。労働市場の底堅さが示されました。
平均時給は前月比0.4%増。10月は0.2%増。週平均労働時間は34.4時間と34.3時間から拡大。週間総労働時間は0.3%増加し前月の0.2%減から反転。
雇用統計を受け、利上げ停止との見方は変化ありませんでしたが、来年3月の早期利下げ観測は後退。利下げの予想曲線は右側にシフトしました。
12月のミシガン大学消費者調査(速報値)では消費者マインド指数が大きく改善し、市場予想を上回りました。1年先のインフレ期待も大幅に低下。消費の底堅さが示されました。
【S&P500、24年末に5100へ】
力強い収益の伸びと物色対象の広がりにより、来年も堅調な上昇を遂げるとの見方を示しました。ただ、S&P500の更なる上昇には23年のグロース株主導を超える物色の広がりが必要だともしています。
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【まとめ】
S&P500とナスダックは2022年春以来の高値となりました。
週間ではS&P500は0.2%上昇、ナスダックは0.7%上昇。S&P500は6週連続の上昇となりました。
雇用統計やミシガン大学消費者景況感指数などで、労働市場や米国の消費の強さが示唆され、景気後退の懸念が後退する一方で、早期利下げへの期待も後退しました。
10月各社が「ブラックマンデーの再来」という記事を載せた後、S&P500は6週連続上昇しました。ブルームバーグもWSJも日経新聞も、各投資メディアも相変わらずです(笑)。
もし、これを真に受けて株を全売りしていれば、11月からの10%近い上昇を逃していたことでしょう。もちろん予想は当たりもするし外れもします(だからより性質が悪いのですが(笑))。
ただ、それらに従い動きまわることで余計なコストや手間や時間がかかり、投資リターンを押し下げたり、人生を無駄に消耗してしまうこと繋がったりもします。
ミスターマーケットやメディアに振り回されることなく、楽しみながら投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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