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【AERAに登場してます】
AERA2023年12月4日号、およびAERA.dotにインタビュー記事が掲載されました。
一部の銀行や対面証券の窓口に出向くと、あなたの本来の目的「以外」の「おすすめ」をされることがある。銀行員サイドと顧客サイドの両方に取材した。
鉄則は「よくわからないモノは買わない」ことだ。
AERA 2023年12月4日号より。
新NISAや2000万問題などで、最近投資に興味を持った方々や初心者の方が、銀行や対面証券の窓口で必要のない商品や投資家側に不利な商品を押し付けられないようにどうすればよいか。
売り手側と買い手側の視点からそれぞれ書かれています。
【前半部分がおもしろい】
個人的には前半の現役銀行員、加藤隆二さん(仮名)の部分がとてもおもしろく感じました。
裏話は公開できませんが、これでもかなりマイルドになっているようです。
【後半部分に私登場】
新NISAありがちセールストーク「うまい断り方8選」余計な投信・外貨・保険を避けよ
記事はこちら⇒『https://dot.asahi.com/articles/-/207820?page=1』
いや、世の中にはおもしろい本があるもので(この他にもこの手の本は数冊出ています)、
ああいえば○○ゆうではありませんが、なかなか完全に否定できない言い回しもあり
一部正論とか、個人としてはNOといいたいが絶対にダメとまでは言い切れない微妙なものがあったり、(例 リスクとリターン相関を計算して、資産配分を調整することは絶対に悪いとは言えない)
自分なら理屈や理由を説明してしっかりと断れるが、
初心者にそれができるのか?銀行や証券会社の看板や、知識、営業マンのスキルに負してしまうのではないか?
それを防ぐために限られた文字数でどうすればいいのか?
取材してくれた中島さんに協力してもらいながら、
未熟ながら、初心者の方、これから投資を始める方を想定して精一杯まとめました。
中島さん本当にありがとうございました。
手ごわい営業マンになってもらいました(笑)
【夜しかゆっくり眠れなくなった】
ちなみに私は負けず嫌いなので、あの時うまくまとめれなかった答えを、次回は何とか上手くノータイムで反論してやろうと考えており、最近は夜しかゆっくり眠れない日々を送っています。
カットしてもらった部分の例
例)想定 新NISAでオルカン一本で投資をしようと決めて窓口に行った初心者。
「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も国内外の株式と債券に25%づつ投資をしています。オルカンだけではなく、バランスファンドや債券ファンドを持つのはいかがですか?」
私はうまく答えをまとめるのに窮してしまいましたが、今ならこう答えるでしょう。
りんり「バランスファンドやそういう資産配分が必ずしも悪いとは言えないが、個人投資家が必ずしも年金機構や機関投資家のマネをする必要はない。GPIFは『最小のリスクで賃金上昇率+1.7%』を目標に運用されているがそれが自身の目標やリスク許容度に当てはまるかを考えた方がいい。また実際今は1/4づつのPFだが、GPIFのポートフォリオは市況に合わせて変化しており、初心者や投資にあまり時間を割きたくない人にそれができるかは疑問が残る。また、非課税枠に期待リターンの低い資産クラスを入れるのはもったいなくも思う。新NISAはオルカンで埋める。リスクは現金との比率でバランスをとる。それの方がシンプルで楽だと思う。仮に債券を加えたいというのであれば、今までの基本通り「よくわからないので、まず勉強して考えます」。で一旦断るといいでしょう。」
はい、長すぎて入りませんね(笑)
これでも言いたいことを結構削ったのですが、オタク並みの早口で言っても2分はかかります(笑)
これを初心者が嚙まずに言うのは、次郎やスタバに初めて入るとき以上の難しさがあるでしょう。
うまく表現できない、まだまだ私が未熟者ということです。
初心者の方に、こういったことをもっとわかりやすくうまく伝えれるように、これからも私は頑張っていきたいと思います。
【余談】
ちなみに初心者インフルエンサーの中にはGPIFが1/4ずつのPFだからそれを真似すればよいとお勧めされている方もいるのですが、(悪くはないものの)理由が???となるものもあり、
なぜGPIFが1/4なのか。今後GPIFがPFの見直しをして1/4ずつじゃなくなった場合はどうすればいいか(1/4バランスファンドを買ってしまっていた場合など)など、
どうせ勧めるのなら、ちゃんと理解をしたうえで、発信して終わりではなく、その後のことまで責任をもって発信してほしいと、そういう記事を見るたびに思う今日この頃です。
今回の企画は私自身も勉強になり、とてもおもしろかったです。
良い経験をさせていただきありがとうございました。
本当にありがとうございました。
AREAというおしゃれな雑誌を手にする投資ライト層に、投資情報、初心者が引っかかりやすい罠などを発信できる貴重な機会を頂けたこと本当にうれしく思います。
いつもありがとうございます。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
AERAにインタビュー記事が掲載されました。よろしくお願いします。