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【11月9日 米国株式市場】
ダウ 33,891 ‐0.65%
S&P500 4,347 ‐0.81%
ナスダック 13,521 ‐0.94%
米国株式市場は反落。
パウエル議長のタカ派の発言や米30年国債入札の低調な結果を受けて国債利回りが上昇。
株式市場の重しとなりました。
ラッセル2000は‐1.57%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.21%と下落しました。
米10年債利回りは4.635%。+0.127と上昇。
VIX指数は15.29。+0.84と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 151.37 +0.26%
NY原油 75.58 +0.33%
NY金 79.90 +0.45%
ドル円もパウエル議長の発言を受けて、先週の1年ぶりの安値となった151.74ドルに接近。日本の当局による介入への警戒感も高りました。
原油と金も小幅に上昇。
ビットコインは36,576ドル。+2.64%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
エヌビディアが小幅ながらも7日続伸しています。
【セクター】
原油価格の上昇を受けてエネルギーセクターのみが上昇。
ヘルスケアやテスラの下落の影響を受けて一般消費財が大きく下落しました。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが下落。
特に小型株が大きく下落しました。
【個別株】
○ディズニー +6.91%
決算を発表し、55億ドルを見込んでいたコスト削減が75億ドルを達成する見込みだとのコメントが好感。
○アファーム +14.25%
決算を受け大幅高。経常収益、総取扱高とも予想を上回りました。通期の総取扱高の見通しも上方修正。
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【パウエル議長の発言】
パウエル議長は、FRBがインフレとの戦いを終わらせるのに金利が十分高い水準に達しているとは確信していないと発言。もう一段の利上げの可能性を指摘。
財、サービス、労働力の供給改善に伴う物価上昇圧力の緩和が限界が近づいている可能性(=金融引き締めを使ったインフレ抑制の必要性)を指摘しました。
『発言要旨』
パウエル氏、米金融政策が十分制約的とは「確信もてず」:識者はこうみる
昨日までは10%台だった利上げ確率は23%に上昇。金利の予想曲線が右寄りにややシフトしました。
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【まとめ】
米国株式市場は小幅に反落。ここ1週間上昇を続けてきたこともあり、パウエル議長の発言や期待外れの入札が、一旦市場が上昇を止める口実となりました。
FOMCでパウエル議長が発言して以降、米国債利回りは低下していましたし、金融市場は利上げ停止をかなり折り込んでいましたから、「インフレとの戦いは終わっていない。過度に折り込んで油断するな。」というメッセージにも見えました。
さて、最近eMAXIS SlimS&P500が最高値まであと○%というツイートを見かけましたが、あまりアンカー効果に囚われないようにしましょう。
(まあ、ネタや楽しむ分にはいいと思いますが初心者の方は真に受けて振り回されないようにしましょう)
過去S&P500は最高値を何度も更新してきました。ただ、今後10年、20年と長期投資をする方にとって今最高値を更新するかどうかあまり関係がなく、所詮通過点にすぎません。
逆に何年も最高値を更新できない時期もありましたが、いずれにしても途中経過に一喜一憂しすぎないことが大切です。
例えば、マラソンで、開始1キロ、10キロの地点の順位があてにならないことは、皆さん承知の通りだと思います。最高値という途中経過や周りのペースに惑わされず、自分のペースで淡々と走り続けましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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