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【10月17日 米国株式市場】
ダウ 33,997 +0.04%
S&P500 4,373 ‐0.01%
米主要株価指数はまちまち。
ダウは小幅に上昇、S&P500はほぼ横ばい。ナスダックは小幅に下げました。
9月の米小売売上高が予想を上回ったことで米国債利回りが上昇し株式市場を圧迫。
また、米政府が人工知能用半導体の中国への輸出停止を計画していると発表したことを受け、
エヌビディアをはじめ半導体銘柄が下落しました。
ラッセル2000は+1.09%と小型株が上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.07%と小幅に下げました。
米10年債利回りは4.847%。+0.137と上昇。
VIX指数は17.88。+0.67と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.80
NY原油 87.71 +1.21%
NY金 1,922 +0.16%
ドル円は149円台後半。原油と金は上昇しました。
ビットコインは28,515。‐0.02%と小幅に低下しました。
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【S&P500マップ】
半導体銘柄の下落を受けて、情報技術セクターがやや大きく下げました。
【スタイルボックス】
小型株が上昇。エヌビディアなどの下落を受けて、大型グロース株がマイナスとなりました。
【個別株】
〇エヌビディア ‐4.68%
バイデン政権は、米半導体大手エヌビディアなどが設計したより高度な人工知能(AI)用半導体の中国への輸出停止を計画していると発表。
中国政府が軍事強化のために米国の最先端技術を入手するのを阻止することを目的とした措置の一環とのこと。中国側は反発。
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【経済指標】
自動車購入やレストラン・バーでの消費が増えたことが押し上げ要因となりました。
堅調な労働市場が個人消費をけん引しており、9月には3306万人の雇用が創出されました。
堅調な経済指標を受け、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーの各エコノミストは第3四半期のGDP予想を上方修正。
米金融・債券市場では、米債利回りが上昇しました。2年債と5年債の利回りは16年ぶりの高水準に達しました。
良い経済指標を受けて、市場では景気後退の観測が後退する一方で、FRBが高金利を長期的に維持するとの見方を強めました。
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【まとめ】
9月の小売売上高が堅調だったことで、米国債利回りが上昇。株式市場を圧迫しました。
良い経済指標は、景気後退の懸念を後退させる一方で、FRBの高い金利を長く維持する政策を正当化する材料となります。
半導体に関するニュースは米国の対中戦略を考えれば妥当かなと個人的には思います。
個別銘柄に関しては決算発表が続いており、市場はそれを消化しています。
今週はテスラやネットフリックスなどの決算が予定されています。
ハマスのイスラエル攻撃による混乱も懸念されている中、
本当に市場がおかしい時(バブルや混乱期)は、悪い決算の企業も良い決算の企業も、一緒くたに上がったり、下がったりするものですが、
今回もそのような現象は見られず、順調な決算シーズンが続いていると個人的には思います。
昨年の10月18日の株価が上がったか下がったかを覚えている方はどのくらいいるでしょう。
1日単位で見れば市場は日々上下を繰り返していくものですが、その程度のものなので、
長期投資家の方であれば、長期的視点を維持し投資を続けていくことが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【エヌビディア‐4.6%】中国への半導体の輸出禁止か?。堅調な経済指標がFRBのタカ派政策を正当化?米国債利回りを引き上げる【9月の小売売上高】