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【10月16日 米国株式市場】
ダウ 33,984 +0.93%
S&P500 4,373 +1.06%
米国株式市場は上昇。ダウは1月ぶりの大きな上昇。
好調な決算が株式市場を牽引しました。
ラッセル2000は+1.59%と小型株が大きく反発。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.75%と上昇しました。
米10年債利回りは4.71%。+0.081と上昇。
VIX指数は17.21。‐2.11と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.50
NY原油 87.05 ‐0.73%
NY金 1,919 ‐0.63%
ドル円は149円台中盤。原油と金は下落。
ビットコインは28,394ドル。+4.45%と上昇しました。
ビットコインは一時10%程上昇していましたが、ブラックロックがビットコインETFの申請はまだ証券取引委員会(SEC)で審査中だと発表したことを受け、上げ幅を縮小しました。
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【S&P500マップ】
全11セクターが上昇。特に一般消費財や通信が大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのカテゴリーが上昇。特にグロース株や小型株が大きく上昇しました。
【個別株】
チャールズシュワブ +4.7%
決算で利益が予想より落ち込まなかったことが好感されました。
ルルレモン・アスレティカ +10.31%
7日続伸。先週末S&P500の算出銘柄に採用されると発表されました。
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【中東情勢】
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が懸念される中、
バイデン米大統領がイスラエル訪問を検討しているほか、アラブ諸国を相次ぎ訪問していたブリンケン米国務長官は、イスラエルのネタニヤフ首相と会談するため再び同国に戻りました。
またロシアのプーチン大統領はパレスチナ自治政府のアッバス議長とエジプトのシシ大統領、イランのライシ大統領、シリアのアサド大統領、イスラエルとハマスの戦争について電話で協議。
停戦の必要性で意見が一致したと、ロシア政府が明らかにしました。
こうした動きを受けて、安全資産への逃避が後退。今日の株式市場はリスクオンとなりました。
【決算シーズンに懸念か?】
モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏はS&P500企業はここ数週間、業績見通しを上方修正する企業の比率が急減していると指摘。
シティグループの業績修正指数によると、決算シーズンを前に4週連続で下方修正が上方修正を上回ったとしています。
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【まとめ】
引き続き中東情勢が懸念されているものの、今日はハマスの戦闘が中東全般に飛び火しないよう抑制する取り組みが追い風となり、VIX指数は低下。安全資産への逃避が後退。
発表された決算も悪くなく、株式市場は反発して終えました。
高いインフレや金利の中、米企業の業績がどうなっているかに注目が集まっています。
中東、FRB、インフレ、企業業績、投資家心理など・・・
様々な要因が株価を動かしていますが、この中で日本の一個人投資家が自分自身の力でコントロールできることはほとんどありあません。
強いて言えば、メディアやSNSに煽られて動揺し、冷静ではない感情任せの投資判断をしないよう心掛けることくらいでしょう。
また、今最も市場と世界の注目を集めている、ハマスのイスラエル攻撃を3カ月前に予想できた人がどのくらいいるでしょう。私は予想できませんでした。
今年下半期最も重要なニュースの一つであるにもかかわらず、メディアも予想屋も私もそんなものです。
未来は予想できないとある程度割り切り、受け入れ、許容できるリスクをよく守り、感情に流されず、自身のコントロールできることに注力する。
こういう時だからこそ、こういった基本をしっかりと思い出し、継続していくことが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【米国株式市場は上昇】ハマスのイスラエル攻撃を3カ月前に予想できた人がどのくらいいるでしょう?【予想屋なんてそんなもの】