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【10月4日 米国株式市場】
ダウ 33,129 +0.39%
S&P500 4,263 +0.81%
ナスダック 13,236 +1.35%
米国株式市場は上昇。
9月の米民間部門雇用者数の伸びが予想を下回ったことを受け、利上げ観測が後退。
債券利回りも低下し、グロース株の追い風となりました。
ラッセル2000は+0.11%と小幅に上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.03%と小幅に低下しました。
米10年債利回りは4.733%。‐0.069と低下。
VIX指数は18.58。‐1.20と大きく低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.06 ‐0.04%
NY原油 84.44 ‐5.37%
NY金 1,821 ‐0.10%
ドル円は149円台前半。原油は1年ぶりの大きな下落となりました。金も8日続落となりました。
ビットコインは27,691ドル。+0.96%と小幅に上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
一般消費財、通信、情報技術などグロース株のセクターが大きく上昇。
原油価格の下落を受けて、エネルギーセクターが大きく下落しました。
【スタイルボックス】
エネルギーセクターの影響を受けて、大型バリュー株のみが小幅にマイナス。
その他のカテゴリーは上昇。特に大型グロース株が上昇しました。
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【ADP 9月の全米雇用報告】
民間部門雇用者数は8.9万増で、予想15.3万人を大きく下回り、2021年1月以来約2年半ぶりの小幅な伸びとなりました。大企業での雇用削減が響きました。
大規模企業の雇用は8.3万減少。一方、小規模企業は9.5万人、中規模企業は7.2万人それぞれ増加。
雇用の鈍化と賃金の伸びの鈍化が示唆され、労働市場の緩みとインフレの緩和、そして高い水準の金利を長く維持するというFRBの姿勢が和らぐことが期待される内容となりました。
ただし、本番は6日の雇用統計です。
【ISM非製造業景況指数】
【ビル・グロース氏の見解】
著名投資家ビル・グロース氏は、株式は「明らかに過大評価」されており、現在のバリュエーションを正当化するには債券利回りが「著しく」低下する必要があるだろうと語った。
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【まとめ】
ADP統計を受けて、利上げ観測が後退。
債券利回りが低下し、株式市場は上昇して終えました。
市場ではより重要視される6日の雇用統計に注目が集まっています。
ADP統計は、雇用統計とそこまで相関が高くなく、雇用統計を正確に予測できる材料とは必ずしも言い切れないのですが、
インフレ抑制のための重要なキーとなる労働市場のゆるみが示唆されたことは市場を一安心させたようです。
S&P500は200日移動平均線付近まで下落していましたが、今日は反発。
一昔前はこの程度の下落で、ギャーとか、『下落した後で』S&P500やNasdaqを利確するとか、投資をやめる。一旦市場から出る。といった意見も多くSNS上で見られましたが、
最近では、S&P500やオルカンなどのインデックスに長期投資をしている方で、そういう方はめったに見なくなりました。
そもそも最初はS&P500に投資をしている人すらあまりいなかったのですが(笑)
投資の知識が広がり、皆さんがリスク許容度の範囲内で、しっかりと投資を続けていることを、素直にすごいな。と感じている今日この頃です。
新NISAや低コスト投信など、2015年、私がS&P500に投資を始めた時には考えられない環境が今目の前にあります。
この恵まれた環境を活かし、今後も一喜一憂せず、長く、投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は反発!】ADP雇用統計を受けて債券利回りが低下⇒グロース株が上昇!ただし油断は禁物。本番は6日の雇用統計