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【9月7日 米国株式市場】
ダウ 34,500 +0.17%
S&P500 4,451 ‐0.32%
ナスダック 13,748 ‐0.89%
7日の米国主要株価指数はまちまちダウは上昇。S&P500とナスダックは下落して終えました。
中国で政府職員に対するiPhone使用禁止が拡大されたとの報道を受け、引き続きアップルが下落。今日は半導体関連株にも売りが拡大しました。
ラッセル2000は‐0.99%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.56%と下げました。
米10年債利回りは4.264%。‐0.026と低下。
VIX指数は14.40。‐0.35%と下落しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 147.23 ‐0.28%
NY原油 86.77 ‐0.88%
NY金 1,919 +0.14%
ドルは147円台と、今年高値水準に近づきました。
9日続伸していてた原油は反落。金は3日続落しました。
ビットコインは26,198ドル。+1.75%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
公益 +1.27%
不動産 +0.70%
一般消費財 +0.50%
ヘルスケア +0.47%
生活必需品 +0.34%
通信 +0.11%
金融 ‐0.20%
エネルギー ‐0.21%
資本財 ‐0.32%
素材 ‐0.44%
情報技術 ‐1.57%
公益やヘルスケアなどディフェンシブ銘柄が上昇する中、
情報技術セクターが大きく下落し、S&P500やナスダックを押し下げました。
【スタイルボックス】
大型コアのみが上昇。その他のカテゴリーは下落。
特に小型株は大きく下落しました。
【個別株】
今日は、アップルのサプライヤーや中国へのエクスポージャーが大きい企業の株価も下落。他のハイテク株も売られました。
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【新規失業保険申請件数】
前週(改定値)22.9万件から1.3万件減少。予想23.4万件も下回りました。
労働市場が堅調なことを示唆されました。堅調な労働市場は景気後退の懸念を後退させる一方で、インフレ懸念やFRBが高い水準の金利を維持することを正当化します。
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【まとめ】
S&P500とNasdaqが下落。アップルの下落を中心に影響力の大きい情報技術セクターの下落が各指数を押し下げました。
金融市場では、新規失業保険申請件数が強い結果になったのを受けて、米金融当局が政策金利を高い水準で維持するとの見方が強まりました。
短期金融市場では引き続き9月FOMCは90%以上の確率で据え置きを見込んでいるものの、11月FOMCでの追加利上げの期待は48.3%と上昇。金利の予想曲線がやや右寄りにシフトしました。
FRBに金利を下げてもらいたい金融市場では、よい経済指標が悪材料となり、悪い経済指標がよい材料となる状態が続いています。
ただ、高いインフレ(とそれを抑えるための高い水準の金利)をズルズル続ける方が長期的には経済に悪いので、FRBには金融市場のことは気にせず、今まで通り、データに基づきしっかりと判断して、一旦しっかりとインフレを押さえつけてほしいと個人的には思っています。
過去のデータを振り返ってみると、金利が上昇しているからといって株価が下落するとは限らないし、金利が下がっているから株価があがるわけでもないということがわかります。
初心者の方は利下げが全てを解決すると思いこまないことが大切です。
そして、過去100年間金利やインフレ率は変化を続けてきました。これらが上下するのは当たり前のこととも言えます。
そんな中でも株式市場は今日まで投資家に多くの利益を提供してきました。
もし、今後嵐が来たとしても、その中でもそれを忘れずに、投資を続けることが大切だと私は思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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