【S&P500は3週連続上昇】今週の米国株式市場の振り返りと、投資家にとって大切なこと!【初心者の方必見】

投資まとめ

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【7月28日 米国株式市場】

ダウ    35,459 +0.50%
S&P500     4,582 +0.99%
ナスダック 14,316 +1.90%  

米国株式市場は上昇。メタとテスラは4%以上上昇。

その他大型グロース株を中心に上昇しました。

S&P500は週間ベースで+1.01%と3週連続の上昇。

週間でナスダックは+2.02%、ダウは+0.66%と上昇しました。

ラッセル2000は+1.36と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.23%と上昇しました。

米10年債利回りは3.957%。‐0.055と低下。

VIX指数は13.33。‐1.08と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  141.15 +1.23%
NY原油  80.67 +0.72%
NY金   1,958 +0.67%

ドル円は141円台前半。

昨日は日銀のYCC修正報道を受けに一時138円台を付けましたが、その後、141円台まで売り戻され報道前の水準に戻しました。

原油と金も小幅に上昇。

ビットコインは29,350ドル。+0.48%と上昇。

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【S&P500マップ】
スクリーンショット 2023-07-29 063026

【セクター】

通信    +2.30%
一般消費財 +1.85%
情報技術  +1.48%
生活必需品 +0.99%
素材    +0.69%
資本財   +0.62%
ヘルスケア +0.29%
金融    +0.14%
エネルギー +0.09%
不動産   ‐0.24%
公益    ‐0.26%

公益と不動産を除く9セクターが上昇。

通信、一般消費財、情報技術といったグロース系のセクターや決算の良かったP&Gに牽引されて生活必需品が上昇しました。

【スタイルボックス】
スクリーンショット 2023-07-29 063104

全てのカテゴリーが上昇。

特にグロース株や小型株が大きく反発しました。

【個別株】

〇パランティア +10.28%

アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ。目標株価を25ドルとしました。AI市場に影響力を及ばずことが期待されています。

〇P&G 2.83%

決算を発表。売上高やEPSが予想を上回り、株価は上昇しました。他の企業と同様、中国の需要低迷が足を引っ張ったものの、複数回にわたる値上げが業績を押し上げました。
〇エクソンモービル ‐1.20%

決算を発表。純利益が前年同期比で56%減。EPSなども予想を下回りました。

ただ、これはシェブロンなど他の石油企業も同様で、エネルギー価格の急落と燃料販売マージンの低下が響きました。

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【PCEデフレータ】
PCE
(前月比) 結果 0.2% 予想 0.3% 前回 0.1%
(前年比) 結果 3.0% 予想 3.0% 前回 3.8%
コア
(前月比)結果 0.2% 予想 0.1% 前回 0.3%
(前年比)結果 4.1% 予想 4.2% 前回 4.6%

6月のPCEは概ね予想通りでした。前年比でみると前回から大きく低下しており、他の経済指標同様に、インフレ鈍化を示唆する内容となりました。

最近のインフレ指標を受けて、金融市場では9月の0.25%の利上げ確率を20.0%、今の水準に据え置く確率を80%と織り込んでいます。

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また、7月のミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は2021年以来の高水準となり消費の底堅さも示唆。

景気後退への懸念ある中、底堅い米国経済や労働市場を受けて、ソフトランディングが可能なのではとの声も多く聞かれるようになりました。

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【まとめ】

28日の米株式相場は反発。

前日の日本銀行によるイールドカーブコントロール運用柔軟化の動きによる影響はあまり見られず。

今日も発表された一連の米経済指標や決算を消化していきました。

①インフレ率の低下②景気の底堅さ。を示す経済指標と③企業決算が全体的に市場予想を上回っていることがここ3週間の上昇を支えてきました。

今後は残りの企業の決算を消化したのち、ウォール街は夏休みに入ります。

そして、2度の経済指標の発表などを経て9月のFOMCとなります。

例年(特別な事件が起こらなければ)出来高の少ない季節となります。

いろいろ動いても結局夏休み明けに取引量が増えるとかき消される的なことが起こったりもします。

さて、今週もFOMCや決算、日銀、「断言します」君の戯言イベントがありましたが、終わってみればS&P500は+1.01%とごく普通の一週間となりました。

イベント前にはいろいろ騒がれましたが、終わってみればこんなものですし、1年後、というか数か月後には誰も今週の市場のことなど覚えていないでしょう。

人生は米国株式市場だけではありません。

株式投資をおもしろいと感じ、趣味や生きがいにしている人は全然それでいいと思いますが、

そうではなく、ただ単純に株式投資を資産形成の手段として捉えている方であれば、市場の雑音や記憶にすら残らないようなことに時間や心血を注ぐよりは、

自身にコントロールできることに注力することがより効率的に資産を形成できると私は思います。

限りある時間や体力、脳のリソースを何に投入するか、投じるか、その最適な資産配分を考えることが投資家として重要だと思います。

そして、なにより、人生を楽しむことを忘れないでください。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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