【Nasdaq‐2%】グロース株は今後どうなる?ポイントの整理と20日の市場のまとめ【レバナス】

投資まとめ

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【7月20日 米国株式市場】

ダウ    35,225 +0.47%
S&P500     4,534 ‐0.68%
ナスダック 14,063 ‐2.05%  

ダウは9連騰。S&P500とNasdaqは下落して終えました。

失業保険統計を受けて米国債利回りが上昇したことや

決算を受けたテスラとネットフリックスの下げが重しとなりました。

ラッセル2000は‐0.89%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.57%と下げました。

米10年債利回りは3.858%。+0.120と上昇。

VIX指数は13.99。+0.23と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  140.09 +0.30%
NY原油  75.63 +0.37%
NY金   1,970 ‐0.38%

ドル円は140円台に。

原油は小幅に上昇。金は続落。

ビットコインは29,708ドル。‐0.77%と下げました。

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【S&P500マップ】
スクリーンショット 2023-07-21 054416

【セクター】

公益    +1.85%
ヘルスケア +1.65%
エネルギー +1.29%
生活必需品 +0.79%
金融    +0.69%
資本財   +0.40%
素材    +0.24%
不動産   ‐0.40%
情報技術  ‐2.04%
通信    ‐2.49%
一般消費財 ‐3.40%

全11セクター中7セクターが上昇

情報技術、通信、一般消費財などグロース系のセクターが下げました。

【スタイルボックス】

スクリーンショット 2023-07-21 054819

大型バリュー株が上昇する一方で、グロース系のが下落しました。

【個別株】

ジョンソン・エンド・ジョンソン +6.07%

ジョンソン&ジョンソンが決算を受けて上昇。1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、ガイダンスでも通期の1株利益の見通しを上方修正しました。

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【新規失業保険申請件数】
結果:22.8万件 予想:24.2万件 前回:23.7万件
新規失業保険申請件数は予想を下回り労働市場が堅調であることを示唆しました。

これを受けて、米国債利回りが上昇。グロース株が下落しました。

インフレを抑制するためには、逼迫した労働市場が多少緩む必要があるため、堅調な労働市場の指標は景気後退にはプラスとなる一方で、利上げに対しても圧力となります。

【住宅ローン金利は下落】

米国の長期住宅ローン平均金利は今週、過去4週間で最低の水準まで低下。高止まりする価格に苦しむ住宅購入者にとって追い風となりました。

【バーナンキ氏の見解】

バーナンキ元米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で広く予想されている利上げが現在の引き締めサイクルで最後になる可能性はあると述べた。(ブルームバーグ

現FRB当局者の見通しではあと2回、市場の見通しではあと1~2回で意見が分かれていますが、いずれにしても、ここ1年以上続いてきたインフレや金利との戦いにゴールが見えてきました。

とはいえ、ターミナルレート(利上げの最終地点)とそれがどのくらい維持され、利下げに転じるかは、今後数か月の経済指標しだいでしょうから、気長に付き合っていくことが大切です。

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【まとめ】

①インフレが抑制され金利や債券利回りが低下すること②AIの期待③前年の下落によりバリュエーションが改善されていたことなどから、年初から40%以上上昇したNasdaqとグロース株ですが、

今日は一転下落に転じました。株価が上昇したことから③の魅力は消えたとして、

今後は①と②そして、企業の業績が注目されることになります。

①に関しては経済指標を見ながら今後も様子見が続いていますが、過去10年のような0金利、低インフレとまでは行かないまでも、インフレと金利が落ち着けば今よりはよい環境になるとは思います。

②に関しては、AIは人々の生活を変えるかもしれませんが、イノベーションと投資家の利益は別物で、ブームの渦中に買った投資家に利益をもたらす時もあればそうとは限らない時もあるので注意しましょう。

そして、注目されているのが企業業績です。

昨日までに決算発表したS&P500企業のうち、77%が予想を上回る最終利益を報告しており、今のところ順調な決算シーズンが続いています。

しかし、今日のネットフリックスやテスラがそうであるように、影響力の大きい、成長企業が高い期待に応えられなくなった場合には株価が下落する可能性があります。

来週以降に予定されているアップルやマイクロソフトなどの決算、そして25日のFOMCとイベントが続きますが、一喜一憂せず、市場に振り回されることなく、投資を続けていきましょう。

長期投資家の方であれば、目先の株価に踊らされて、長期的な視点を失わないことが大切です。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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