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【7月5日 米国株式市場】
ダウ 34,288 ‐0.38%
S&P500 4,446 ‐0.20%
ナスダック 13,791 ‐0.18%
米国株式市場は下落。6月のFOMCの議事要旨が公開。
ほぼ全ての参加者が、追加利上げが必要か見極めるため、金利据え置きで合意したこと。
大半の参加者がいずれは追加利上げが必要になると予想していたことがわかりました。
これを受けて米国債利回りが上昇。
7月のFOMCで利上げを織り込む確率は88%にまで上昇し、利下げ観測は後退しました。
ラッセル2000は‐1.26%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.96%と下げました。
米10年債利回りは3.934%。+0.076と上昇。
VIX指数は14.18。+0.48と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.69 +0.17%
NY原油 71.83 +2.92%
NY金 1,914 ‐0.36%
ドル円は144円台後半。原油は2.9%と大きく上昇しました。
ビットコインは30,492ドル。‐0.91%と下落。
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【S&P500マップ】
【セクター】
通信 +1.20%
公益 +1.10%
不動産 +0.47%
一般消費財 +0.08%
ヘルスケア ‐0.05%
生活必需品 ‐0.09%
金融 ‐0.33%
エネルギー ‐0.54%
情報技術 ‐0.56%
資本財 ‐0.60%
素材 ‐2.47%
全11セクター中4セクターが上昇。
通信や公益が上昇。素材は大きく下げました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特に小型株が大きく下げました。
【個別株】
中国政府による半導体素材の輸出規制を受け、半導体株が下落。フィラデルフィア半導体株指数は‐2.2%となりした。
ツイッターに対抗する対話アプリ「Threads(スレッズ)」の公開を控え株価が上昇しました。
〇UPS ‐2.1%
労使交渉が行き詰まり、労働者30万人余りがストライキに近づいていることが嫌気。
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【5月の米製造業新規受注】
米商務省が発表した5月の製造業新規受注は前月比+0.3%。 伸び率は前月から横ばいで、市場予想の+0.8%を下回りました。
【FRB関係者の発言】
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は5日、FRBが6月のFOMCで金利を据え置いたことは理にかなっているとしながらも、年内の追加利上げの可能性を示唆しました。
【イギリス】
JPモルガン・チェースは英経済について、インフレを鎮圧するためにイングランド銀行が7%まで政策金利を引き上げざるを得なくなり、「ハードランディング」が誘発されるリスクがあると指摘。
景気後退のリスクが高まる中、インフレを抑制下に戻すには主要政策金利が現行の5%から2ポイント上昇しなくてはならないことが、複数の指標で示唆されていると分析しています。
欧州の景気後退は、先進国株や全世界株などで直接投資をしている投資家はもちろん、S&P500企業の利益にも影響を与えます。
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【まとめ】
今日の米国株式市場は下落。
FOMCの議事要旨を消化しつつ、今後の金利見通しに若干の調整が入りました。
昨年から言っている通り、インフレとFRBの政策、米国経済や企業利益との戦いが、終わりを迎えるまでには、まだあと数カ月程度かかります。
魔法のように明日消えるものでもありません。
1年以上、同じようなテーマで(勝手に利下げを期待したり、それが外れて下げてみたり)右往左往している株式市場ですが、私たちまで右往左往する必要はありません。
日々のニュースや株価の上下、株式市場の雰囲気に惑わされることなく、自身の目標やリスク許容度に合う合理的な資産配分や投資計画を維持しつつ、気長に投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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