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【おもしろいツイートを見かけました】
私は全世界株式に投資をしている方が一番愚かな行為をしているとは思いません。
投資においてもっと愚かな行為をいくつか直ぐ思いつくので、その説には反対です。
また、個々の株式のリスクを分散効果によって抑えるという意味では、リスク分散はできていると思います。理論上も過去の実績もかなりいい線いってます。
少なくともまったくできてないというわけではないでしょう。
上2行にはあまり賛成できませんが、
某東北出身のお笑いコンビのように「ちょっと意味がわからない」と投げ出さずに、
意味を理解しようとよく考えると、
おそらく「株式」という資産クラスへの投資だけでは、リスク分散が不十分だという主張のように思います。
わかります(某CMの鈴木亮平風)。でもあのCMの鈴木亮平氏はわかってないし論点ずらしてるよね
私も金融資産は株式100%ですが、不動産や人的資本などでバランスをとっていますし、普通の方であれば、現金などの無リスク資産とリスク資産のバランスなどを考えることが重要だと思います。
せっかくこのような興味深いツイートを見たことですから、
全世界株式の下落について少し紹介したいと思います。
【VTのドローダウン】
VT(全世界株式ETF)の設定来のドローダウン(ドルベース・配当込み)
2009年以降の約11年間の間に、
VTは10%以上の下落が9回、20%以上の下落も2度あり、
2012年前後などは下落してから最高値を更新するまで、1年以上も要したことがわかります。
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【疑似オルカンのドローダウン】
VTだと遡れる期間が短いので、
米国株市場55%、米国株を除く全世界株式市場45%で、
疑似的に、全世界株式を再現し、同じようにドローダウンを調べました。
(60:40でもあまり変わりません(笑))
1986年以降のドローダウンはこんな感じです。
数字はドルベースのものとなります。
為替に関しては直近のように有利に働くこともありますが、リーマンショック時のように不利に働いてより問題を深刻にする可能性もあります。
リスクを考えるのであれば、より悲観的な可能性(為替が不利に働いたケース)を考えた方が良いと個人的には思います。
₋20%の下落どころか、‐40%やー50%を超える下落もありました。
また、元本を数年に渡って回復できない時もありました。
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【ポイント】
もし、この時期と、
自身が何らかの理由(学費・結婚・事故・病気など)で、
お金が必要になる時期とが重なってしまった場合、
全世界株式インデックスに対して、
〇自身のリスク許容度を超えて投資している投資家の方、
などは、いざという時にお金が足りなくなったり、
株式を安値売りせざる得ない状況に追い込まれるなど、
苦しい状況に追い込まれる可能性があります。
(余談)近所の猫が喧嘩してました。勝つ猫はどっちかな?
全世界株式に低コストで分散できる、オルカンやVTなどの商品はとても良い商品だと思いますし、
株式も良い投資対象だと思いますが、
あくまでもリスク資産であること。
自分の思い通りに動くものでもないということ。
あらゆる未来の状況に対応できるほど万能ではないことをよく理解し、
メリットとデメリット、長所と弱点をよく理解したうえで投資をすることが大切だと思います。
とても考えさせられる有益なツイートありがとうございました。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【実はオルカン野郎が一番愚かな行為をしている説があるよね?について【eMAXIS Slim全世界株式・VT】