【S&P500は下落】地銀株が大きく売られる!求人件数の予想外の減少も景気後退の懸念を強める【米国株は買い時か?】

投資まとめ
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【5月2日 米国株式市場】

ダウ    33,684 ‐1.08%
S&P500     4,119 ‐1.16%
ナスダック 12,080 ‐1.08%

米国株式市場は下落。

前日は、ファースト・リパブリックが買収されたことで米地銀問題への安堵が広がりましたが、今日は一転。地銀株が売られました。

予想外の求人件数減少なども景気後退の懸念や先行きの不透明感を後押し、株式市場全体が売られ、安全資産への逃避の動きが加速しました。

ラッセル2000は‐2.10%と小型株は大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.05%と大きく下げました。

米10年債利回りは3.430%、₋0.144と低下。

VIX指数は17.69。+1.61と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  136.54 ‐0.68%
NY原油  71.53 ‐5.46%
NY金   2,015 +1.64%

求人件数の発表後、ドル円は136円台中盤に。金は1%上昇し、1ヶ月ぶりの大幅高となりました。

原油は薄商いの中、米国や中国のさえない経済指標が嫌気され、4か月ぶりの大幅安となりました。

ビットコインは28,687ドル。+2.18%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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米中堅銀行ファースト・リパブリック銀行の破綻を受け、地銀株が下落。

パックウェスト・バンコープは27.8%、ウェスタン・アライアンス・バンコープは15.4%下落しました。

【セクター】

一般消費財 +0.16%
生活必需品 ‐0.32%
ヘルスケア ‐0.49%
情報技術  ‐0.93%
素材    ‐0.95%
資本財   ‐1.05%
公益    ‐1.22%
不動産   ‐1.74%
通信    ‐1.78%
金融    ‐2.30%
エネルギー ‐4.28%

一般消費財を除く10セクター下落。

特にエネルギーは原油価格の下落を受けて4%以上下落しました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズとスタイルが下落。

バリュー株や中。小型株が特に下落しました。

【個別株】

〇ファイザー<PFE> ‐0.38%

決算を発表。売上高と利益が予想を上回りました。新型コロナウイルス関連製品の旺盛な需要が支援。ガイダンスは据え置き。

〇ウーバー<UBER> +11.55%

予想を上回る決算を発表。インフレで物価が上昇している中、消費者がテイクアウトに多くの支出を続けていることがわかりました。

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【3月米国 JOLT労働調査[求人件数]】

959.0万件(予想 973.6万件・前回 993.1万件)

3月の求人件数は959万人と予想の973万人を大幅に下回りました。レイオフ数は建設業や宿泊関連、外食産業、ヘルスケアを中心に増加。

市場では、金曜日の雇用統計を前に警戒感が広がりました。

労働需要が緩やかに鈍化していることを示唆してるものの、労働市場は未だ底堅い水準にあります。このまま労働市場が緩めば、雇用市場のバランスが良くなり、賃金の上昇圧力を抑制すると思われます。

ただ、回答率は昨年末までに約31%に低下し、3年前のおよそ半分となっていることから、この統計の信頼性を疑問視するエコノミストもいます。

【FOMCを控えて】

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2~3日に開催される、FOMCの結果が待たれる中、地銀の破綻や、求人件数の発表を受けて、前日まで20%ほどあった6月の0.25%利上げの確率の予想が1.5%まで低下。5月の0.25%の利上げの後の利上げ停止を市場は強く織り込みました。

【オーストラリア銀行利上げ】

オーストラリアの中央銀行は金利を0.25ポイント引き上げました。また、インフレを完全にコントロールするためには「さらなる引き締め」が必要かもしれないと述べ、市場を驚かせました。

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【まとめ】

米国株式市場は下落。

①銀行を巡る懸念。②ジョイトス(求人件数)が今日の主なニュースとなりました。

前日は、JPモルガンがファースト・リパブリック銀行を買収し、米銀行を巡る混乱が落ち着くとの期待が高まっていましたが、そう簡単には行きませんでした。

米国銀行破綻4件のうち3件は3月以降に発生したもので、投資家は次は何が倒れるかと探っています。

またFOMCが開催される中、求人数が過去2年間で最も少なかったという発表が市場を圧迫。労働市場の落ち込みは景気後退を招く可能性が高いとされています。

加えて、債務上限をめぐる最近の政治的な争いが、不安を増幅させています。

イエレン財務長官は月曜日遅く、分裂した議会がさらなる借り入れを認めない限り、米国政府は早ければ6月1日にも債務不履行に陥る可能性があると発言。

金融システムの多くは、米国債が最も安全な投資先であるという前提のもとに構築されているため、デフォルトは悲惨なことになりかねません。

ただ、ウォール街の大半は、代替案があまりに悲惨であるため、これまで何度もそうしてきたように、議会が期限前に合意に至ると考えてられています。

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そんな中、引き続き決算シーズンが消化されています。

個別銘柄単位で見れば今日のウーバのように良い決算を残した企業がしっかりと上昇している点は、まだ安心できる材料の一つでしょう(本当に市場がヤバい時はよい決算を出した企業も悪い決算の企業も関係なく全部下がる)

今週はアップルやIT企業銘柄の決算に注目が集まっています。

さて、そんな米国株式市場ですが、割安か?買い時か?と言われるとそうは思いません。

2021年のハイグロやレバナスが絶頂を極めてた頃のような割高感もなく、あの頃よりはマシですが、公正価格付近(だけど為替で微妙)というのが私見です。

もちろん、そういったことで投資タイミングを計ることはありませんが、もっと株価と為替が有利になれば、私も今よりは気持ちよく変えると思うのですが、この程度の下落では何も感じません(笑)。

まあ、市場は自分の思い通りコントロールすることはできないので、いつもどおり、人生を楽しみながら、自身のできることに勤め、楽しく気長に投資を続けていきたいと思います。

今日は今から家族で、盛岡に遊びに行きたいと思います。

ブログは予約投稿でもう一記事アップする予定です。

ツイッターで飯テ〇素敵な思い出写真をアップしようかなと思ってますのでお楽しみに。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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