【S&P500は大幅高】Amazon決算〇好調な企業決算で株式市場は反発も、経済指標は悪い【S&P500投資家が絶対に忘れてはいけないこととは?】

投資まとめ

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【4月27日 米国株式市場】

ダウ    33,826 +1.57%
S&P500     4,135 +1.96%
ナスダック 12,142 +2.43%

米国株式市場は反発。

イマイチな経済指標も発表もありましたが、

企業の予想を上回る決算がいろいろな懸念を相殺しました。

ラッセル2000は+1.20%と上昇しました。

VXUS(全世界株式除く米)も+1.28%と上昇しました。

米10年債利回りは3.528%。+0.098と上昇。

VIX指数は17.03。‐1.81と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  133.96 +0.22% 
NY原油  74.82 +0.70%
NY金   1,988 +0.06%

ドル円は133円台後半。原油は反発。

ビットコインは29,720ドル。+4.66%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

通信    +5.54%
一般消費財 +2.77%
不動産   +2.43%
情報技術  +2.17%
資本財   +1.98%
金融    +1.60%
素材    +1.36%
公益    +1.20%
生活必需品 +1.04%
ヘルスケア +0.51%
エネルギー +0.44%

全11セクターが上昇。

メタやアルファベットに牽引された通信セクターが大きく上昇。

一般消費財、情報技術や不動産など昨年不調だったセクターが2%以上上昇しました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズとスタイルが上昇。

特に大型株や小型バリュー投資が大きく上昇しました。

【個別株】

〇インテル +2.79 時間外で5%以上上昇中。

決算を発表。売上高が予想を上回った他、第2Qの調整後売上高見通しを発表。115~125億ドルと市場予想を117.5億ドルと概ね予想を上回る水準だったことも好感されました。

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【Amazon決算速報】
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アマゾン・ドットコム<AMZN>は1Qの決算を発表。1Qの業績は増収増益となりました。
〇売上高 対前年同期9.4%増の1274億ドル。予想の1246億ドルを2.2%上回る。(ガイダンス 、1210億ドル~1260億ドルのレンジ上限を上回る。
〇純利益 前年同期の‐38.4億ドルから31.7億ドルに改善。予想22.5億ドルを41%上回る。
〇1株当り利益 0.31ドル。予想0.30ドルをやや上回る。前年同期の水準から0.69ドル増加。

〇第2Qの売上高は1270~1330億ドルになるとの見通しを発表。予想は1298.3億ドルとほぼ一致。

懸念としては、クラウドサービス部門のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の伸びが15.8%に減速。景気後退が懸念される中、企業の支出が減っていることが響きました。

株価は発表前に+4.6%、発表後時間外で一時9%上昇しましたが、今は値を戻しつつあります。

【経済指標】

〇アメリカ・実質GDP(速報値) 第1四半期

結果 1.1% 予想 2.0% 前回 2.6%

〇個人消費

結果 3.7% 予想 4.2% 前回 1.0%

第1Qの米実質GDP速報値は前期比年率1.1%増と、前期から減速。市場予想も下回りました。個人消費が3.7%増に加速した一方、設備投資は低調。在庫は縮小しました。

〇GDPデフレータ

結果 4.0% 予想 3.7% 前回 3.9%

〇PCEコアデフレータ

結果 4.9% 予想 4.6% 前回 4.4%

金融当局が注目する個人消費支出(PCE)価格指数は、総合が前期比年率4.2%上昇。食品とエネルギーを除くコアは4.9%上昇と市場予想を上回り、1年ぶりの高い伸びとなりました。

予想よりも強いインフレと経済の減速を示唆する内容となりました。

これを受けて、市場は5月は0.25%の利上げ予想は変わらないものの、6月以降あと一回0.25%の利上げを予想する割合がやや増えました。

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【労働市場】

米新規失業保険申請件数は前週比1.6万6件減の23万件。(予想24.8万)3週間ぶりに減少。

失業保険の継続受給者数(15日終了週)は3000人減の185万8000人とほぼ変わらず。

米労働市場は緩みつつあるも堅調な水準を維持しています。

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【まとめ】

S&P500は1月来の大幅高。Nasdaqは2.4%上昇しました。

経済指標では景気減速と予想以上のインフレ加速の両方が示唆されましたが、株式市場は個別企業の好決算の影響がそれを上回りました。

来週5月2日~3日はFOMCが予定されています。

現在の米国株式市場は①個別企業の決算の結果を消化しつつ、②全体としては再燃した米銀行のリスクと③景気後退の懸念、そして④FRBの将来の金利の軌道に注目が集まっています。

米銀行の問題に関しては、FRBはシリコンバレー銀行(SVB)の監督に関する見直しを日本時間29日午前0時に公表すると発表。

FDICも5月1日までに、SVBに対する監督の詳細と預金保険制度の概要を記した報告書を発表する予定しており、追加の情報が待たれています。

この結果次第では、荒れることも、落ち着くこともあるでしょうがどちらに転んでも慌てないようにしましょう。

来週からは決算シーズンも後半に入り、徐々にまたインフレやFRBの政策に注目が集まるかもしれません。

いずれにしても、あまりミスターマーケットや予想屋、インフルエンサーに振り回されないことが大切です。

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ウクライナ情勢、利上げ、銀行破綻、米国株はオワコン説など、過去1年あれだけいろいろな問題があったにもかかわらず、イーマクシスslimS&P500は+2.03%という成績を残しています。

(過去3年に期間を延ばすと80%以上上昇しています)

いろいろなメディアやプロ、アマ、インフルエンサーがあれだけ騒いたのは何だったのかというくらいごく普通の数字です。

いろいろな投資戦略がありますが、注目を集めたり、あなたの心を揺さぶることで、自身の利益を得ようとしている方、間接的にあなたのお金を奪おうとしている方の意見に振り回されることなく、投資を続ける事が大切です。

長期的にインデックス投資をしている方であれば、変に動き回ることで、自らの手でただ黙っていれば将来手にできたであろうリターンを押し下げないよう気をつけながら、規律ある投資を続ける事が大切です。

これからも当たり前の投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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