【S&P500は横ばい】テスラ決算後に下落!景気後退入り後に株式市場の下落は回避不可?「底」はどこに【インデックス投資家はどうすれば?】

投資まとめ
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【4月19日 米国株式市場】

ダウ    33,897 ₋0.23% 
S&P500     4,154 ₋0.01%
ナスダック 12,157 +0.03%

米株価主要3指数はまちまち。

S&P500とNasdaqはほぼ横ばい。全体としては小幅な値動きとなりました。

ラッセル2000は+0.22%と小型株は上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.60%と下落しました。

米10年債利回りは3.591%。+0.019と上昇。

VIX指数は16.46。‐0.37と低下しました。

VIX指数は2021年11月以来の低水準となりました。

【為替・コモディティー】

ドル円  134.67 +0.43%
NY原油  78.96 ‐2.35%
NY金   1,995 ₋0.60%

ドル円は134円台中盤。原油と金は下げました。

ビットコインは29,046ドル。‐4.39%と大きく下落しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

公益    +0.78%
不動産   +0.54%
ヘルスヘア +0.29%
金融    +0.26%
一般消費財 +0.02%
生活必需品 ‐0.05%
資本財   ‐0.07%
情報技術  ‐0.13%
エネルギー ‐0.23%
素材    ‐0.32%
通信    ‐0.72%

全11セクター中5セクターが上昇しました。

昨日下げたヘルスヘアは反発しています。

【スタイルボックス】

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大型バリュー株が下落。

小型株が上昇しましたが、引き続き小幅な値動きとなりました。

【個別株】

テスラ 時間外で‐3.72%

決算を発表。調整後EPSは85セントと、市場予想の86セントを下回りました。

純利益は25億ドル。前年同期の33億ドルから24%の減益と予想をわずかに下回りました。

売上高は233億ドルと24%増でしたが、値下げの影響で利益が伸びませんでした。

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景気が下降する中での需要喚起や競合からの競争をかわすためとされる値下げですが、

テスラの1~3月期の生産台数は納入台数を約1.8万台上回り、4月も値下げを続けています。

最も人気の高いSUVの「モデルY」では30%近い値下げ。「モデルY」は最低価格で4万6990ドルと、1月半ばから29%値下げ。

このような値下げが、価格競争などの影響で、テスラがさらなる値下げをしなければ成長を維持できないのではないかという懸念を投資家に与えました。

イーロンマスク氏は、このようなことを十分考慮にいれて値下げをしている節があり、「主導的地位を守るため値下げを続けている」とし、営業利益率の低下は管理可能なペースとの認識を示しています。

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【ベージュブック】

FRBはSVB破綻後初となるベージュブックを公開。「全体的な経済活動はここ数週間にほとんど変わらなかった」として経済活動が足踏み状態であるとの認識を示しました。

また、雇用とインフレは減速し、与信が減ったとも指摘。「不確実性の高まりと流動性を巡る懸念を背景に、銀行が融資基準を厳格化したと指摘する地区連銀が数行あった」と記述されました(ロイター

地区連銀総裁が言うようにリセッションを回避できるのか。FRBスタッフが予想するようにリセッションに陥るのか。株式市場では注目が集まっています。

【景気後退は起こるのか】

ここ最近上昇してきた株式市場とは対照的に、リセッション確率を示すニューヨーク連銀のモデルは景気後退確率60%に向かって上昇しています。

JPモルガン・チェースのストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏

「緩やかなリセッションであっても、安値を再び模索することが正当化されるだろう」とし、

「米国株式市場が15%下落することを意味する」と指摘しています。

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【まとめ】

個別企業のの決算を消化しつつも、全体としては小幅な動きとなった米国株式市場。

企業決算に加えて、インフレや経済指標、5月2日からのFOMCの結果などを控え、様子見が続いています。

さて、SVB破綻の破綻以降再び景気後退の懸念が強くなってきた米国株式市場ですが、

1929年以降、過去約100年の間に、景気後退が起きた後、株式市場が新たな底値を付けるのを回避したという例は一度もありませんでした(未来はどうなるかわかりません)。

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株価が底打ちするのは、早くて1ヶ月以内、長くて34ケ月後、リセッションが始まってから平均で9カ月後であることが、ブルームバーグのデータでは示されています。

平均9カ月と言っても、実際株価の底は、数週間から1年以上後までと幅広く、その時によってまちまちで、タイミングを計るのは非常に難しいといってよいでしょう。

世界恐慌やリーマンショックの時のように2番底、3番底とフェイントをいれつつどんどんと下げていく相場もあれば、コロナショックの時のように急反発し上昇を続ける場合もあります。

まずは、もし景気後退入りして、株価が大きく下落しても、動じずに投資を続けられる範囲で投資をすることが大切です。

そして、そもそも景気後退入りするか、またそれに対して株価が大きく下落するかはわかりません。たいして下落せず、その後また上昇をする可能性もあります。(ですので追加をかけてまで全降りする戦略もあまり合理的ではできません)

多くのプロでも失敗しているように、税金などのコスト正当化しつつ、市場から出るタイミングと戻ってくるタイミングの2度を当てるのは、普通のスキルと運の個人投資家には非常に困難です。

ただ黙って市場に居続けた場合に得られたリターンを、自らの手で押し下げないように気をつけながら、いつも通りの投資を続けていくことが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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