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【4月18日 米国株式市場】
ダウ 33,976 ‐0.03%
S&P500 4,154 +0.09%
ナスダック 12,153 ‐0.04%
S&P500は小幅に上昇。
米国株式市場は、FRB関係者の発言と企業決算を消化。
決算を発表したジョンソンエンドジョンソンやゴールドマンサックスは下落しました。
ラッセル2000は‐0.40%と小型株は下落。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.32%と上昇しました。
米10年債利回りは3.578%。‐0.013と低下。
VIX指数は16.83。‐0.12と低下しました。
VIX指数は2022年1月以来の低水準となり、17を下回った状態が続いています。
【為替・コモディティー】
ドル円 134.07 ‐0.29%
NY原油 80.85 +0.02%
NY金 2,004 +0.52%
ドル円は134円付近。
原油はほぼ横ばい。金は上昇しました。
ビットコインは30,355ドル。+3.07%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
資本財 +0.47%
エネルギー +0.44%
情報技術 +0.41%
素材 +0.40%
生活必需品 +0.33%
金融 +0.31%
一般消費財 +0.12%
不動産 ‐0.14%
公益 ‐0.52%
ヘルスヘア ‐0.66%
通信 ‐0.66%
全11セクター中7セクターが上昇。
Google、メタなど影響の大きい銘柄の下落に引きずられ今日も通信が下落しました。
【スタイルボックス】
サイズスタイル別では小型のバリューとグロース株が下落。
全体として小幅な値動きになりました。
【個別株】
〇ゴールドマンサックス ‐1.70%
決算を発表。債券のトレーニング部門の不振や消費者部門の債券売却損などを受け19%減益となりました。EPSは9.87ドルと予想8.10ドルを上回りました。
声明で地銀破綻の混乱について、堅調であり米大手金融機関の耐性を示したと述べ、影響の小ささを示唆しました。
〇バンクオブアメリカ +0.63%
決算を発表。金利上昇により純金利収入が増加したほか、債券トレーディングも好調。EPSは0.94ドルと予想0.82ドルを上回り、全体的に良い内容の決算でした。
〇ジョンソンエンドジョンソン ‐2.81%
決算を発表。EPSは予想2.50ドルに対して2.68ドル。通期の調整後EPSの見通しも10.45~10.65ドルから10.60~10.70ドルに引き上げました。
新型コロナウイルスワクチンの売上高は7.47億ドルで、5000万ドルとの予想を大きく上回りました。
ただ、ワクチンの今後の見通しは不透明としたほか、今回の決算で業績を押し上げたコンシューマーヘルス部門も今後分割されること。
市場が注視してきた肺がん治療薬の研究の最新情報を明らかにできなかった点もネガティブな点として捉えられているようだ。
〇ネットフリックス
引け後に決算を発表。EPS、売上高は予想の範囲内でしたが、有料会員数の伸びが予想を大きく下回りました。各地域で伸びが鈍化。ガイダンスも予想を下回る見通しとなりました。
有料会員数 +175万 予想 +241万
ガイダンス 1株利益2.84ドル(予想3.08ドル)売上高 82.4億ドル(予想84.7億ドル)
株価は時間外で下落後横ばいに。
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【FRB関係者の発言】
米アトランタ連銀のボスティック総裁は、政策金利をもう1回引き上げて5%超とし、高過ぎるインフレを抑えるためその水準でしばらく据え置くことを支持すると語りました。(ブルームバーグ)
一方、セントルイス連銀のブラード総裁はロイター通信とのインタビューで、最近のデータでインフレがなお根強く続いていることが示されたとし、利上げを継続する必要があると指摘。FF金利を5.5-5.75%に引き上げることを支持しました。(ブルームバーグ)
【決算シーズンを受けて】
ウィルミントン・トラストのトニー・ロス最高投資責任者は「決算シーズンはまだ始まったばかりで、状況について多くを把握するのは非常に困難だ」と指摘しました。
本当にその通りだと思います。
地銀は向こう数日から数週間に決算を発表する予定で、それにより「経営状況を一段と明確に理解することができるだろう」と述べました。
ディーロジックのデータによると、第1・四半期の世界のM&Aは過去10年超で最低の水準に縮小。ゴールドマンの投資銀行の手数料収入も26%減の15.8億ドルとなっています。
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【まとめ】
全体的に小幅な動きとなった米国株式市場。
各企業の決算やFRB関係者の発言を消化しつつ、今後のFRBの政策や企業の決算について様子見が続いています。
今週後半には、AT&T、テスラ、P&Gなど、S&P500企業数十社の決算発表が報告が予定されています。
また、SVBの破綻を受けて、キーコープやザイオンス・バンコープなどの小規模な地方銀行の決算にも注目が集まっています。
仮に銀行業界が苦境に陥っており、今後融資が厳しくなるようなことがあれば、景気後退の可能性が高まります。
個別株投資家にとっては腕の見せ所でもあり、面白くもある季節ですが、寝不足や結果が気になりすぎて日常生活に支障をきたさないように注意しましょう。
S&P500のようなインデックスに長期投資をしている投資家の方であれば、年4回もやってくるイベントにイチイチ一喜一憂してても始まりません。
今の決算シーズンの結果が30年後の長期投資の成果に与える影響はごくわずかでしょう。
一括投資で投資を始めたにせよ、ドルコスト平均法で始めたにせよ、長期投資を途中で投げ出してしまうのは勿体ありません。
知っている企業の株が下がったり、ニュースで騒がれたりすると気になるかもしれませんが、「長期、分散、低コスト」の基本と、規律を守り投資を続けていきましょう。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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