【S&P500は上昇】マイクロソフトやアルファベットが牽引。雇用統計や決算シーズン前にインデックス投資家はどうすべきか?【労働市場に緩みも?】

投資まとめ

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【 4月6日 米国株式市場】

ダウ    33,485 +0.01%
S&P500     4,105 +0.36%
ナスダック 12,087 +0.76%

米国株は小幅に反発。

マイクロソフトやアルファベットなど影響力の大きい株の上昇が、各指数を牽引しました。

ラッセル2000は+0.13%と小幅に上昇

VXUS(全世界株式除く米)も+0.34%と小幅に上昇しました。

米10年債利回りは3.303%。+0.016と小幅に上昇。

VIX指数は18.40。‐0.68と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  131.74 +0.33%
NY原油     80.70 +0.10%
NY金   2,009 ₋0.57%

ドル円は131円台後半。金は下げました。

原油は週間ベースで3週連続の上昇となりました。

ビットコインは28,024ドル。‐0.53%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

通信    +1.71%
公益    +0.73%
情報技術  +0.68%
不動産   +0.68%
金融    +0.31%
ヘルスヘア +0.22%
生活必需品 +0.08%
一般消費財 +0.05%    
資本財   ‐0.03%
素材    ‐0.21%
エネルギー ‐1.47%

全11セクター中8セクターが上昇。

マイクロソフトやアルファベット、メタなど、

影響力の大きい株の上昇が通信や情報技術セクターを押し上げました。

【スタイルボックス】

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サイズスタイル別にみると小型バリューとコアを除くカテゴリーが小幅に上昇。

全体として小幅な動きとなりました。

【個別株】

〇コストコ<COST> ‐2.24%

3月の米既存店売上高を公表。0.9%の増収に留まり2カ月連続で伸びは鈍化。パンデミック渦中の2020年4月以来の低い伸びとなり続落。決算シーズン前に嫌なニュースとなりました。

〇フェデックス<FDX>+0.94%

分離していた事業会社の配達網の統合や増配を発表したフェデックスが続伸。今日はアナリストが目標株価や投資判断を「買い」に引き上げました。

〇アルファベット +3.78%

ウォールストリート・ジャーナルはグーグルが検索エンジンに人工知能機能を追加する計画と報道。株価は上昇しました。

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【新規失業保険申請件数】

1日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は22.8万件。予想20万件。

前週から1.8万件減少となりましたが、今回は政府が新たな季節変動調整係数を使用するモデルを更新したため、過去のデータが改定されており、前週分が4.8万件も上方修正されています。

そのため今回の申請件数の減少は、労働市場の状況を正確に示していない可能性があります。

市場予想20万人を超える22.8万だったという点から、労働市場は堅調ながらも、市場が思っているよりも緩みつつあるようです。

これを受けて、米雇用統計の発表を前に米国債の利回り低下基調が一服しました。

【MMFが人気に】    

米国では、預金流出が続いています。インベストメント・カンパニー・インスティチュートによると、5日までの4週間に約3500億ドル(約46兆円)がMMFに流入。

総資産額は約5兆2500億ドルに膨らみ、既に新型コロナ禍のピークを上回っています。

金利に敏感なMMFでは4%を超える金利のものもあり、0.5%に満たない銀行預金との差は歴然で、今後もしばらくは安全性が高いMMFを中心に資金逃避は続くとみられています

【ブナード総裁の発言】

米セントルイス連銀のブラード総裁は「金融環境の悪化に対し当局が取った措置は奏功している、高インフレと闘うための利上げは続けていくべきだ」との認識を示しました。

銀行不安の問題は、米経済をリセッションに追い込むほどの規模ではないと述べています。(ブルームバーグ

【30年ぶりの弱さ】

国際通貨基金(IMF)は向こう5年間の世界経済成長見通しは約30年ぶりの弱さだと警告。

ゲオルギエワ専務理事によれば、IMFは金利の上昇の影響を受けて今後5年間の経済成長率を約3%と予想してるとのこと。

中期成長予想としては1990年以来の低さで、過去20年間の5年平均実績である3.8%を下回ります。

予想を外すことで有名なIMFの予想がどうなるか。5年後が楽しみです。

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【まとめ】

明日7日はグッドフライデーの祝日で、米株式市場のほか、欧州などの金融市場は休場。欧州市場の一部はイースターで週明け10日も休場となります。

市場は今晩の雇用統計、そして来週から本格化する決算シーズンに注目しています。

週を跨ぎますが、雇用統計の結果次第では連休明け市場が大きく動くかもしれません。まずはそれに動揺しないように注意しましょう。

そして、市場が雇用統計で一旦どちらかの方向に傾いたとしても、その後の決算シーズンの次第では、また逆方向に市場が動く可能性もあります。雇用統計の結果とその後の株価の動きを受けて一喜一憂しないことが大切です。

市場の雰囲気はコロコロする可能性があります。

ゴールドマン・サックスのストラテジストらはコロナ過以来の悪い決算シーズンになると予想しています。

同社のストラテジストによれば、S&P500種株価指数構成企業のEPSは第1四半期に前年同期比7%減少すると見通しで、これは2020年7~9月来の大幅減少となります。

予め低めの予想が織り込まれていれば、逆にそれを上回りやすくなり、株価が上昇する機会ですが、それを更に下回ってくると、益々リセッションが意識される形となります。

ちなみに、投資家は「利益率見通し」「人工知能(AI)への言及」「現金使用減少の証拠」「中国経済再開による好影響の兆候」の4つに注目しているとゴールドマンは指摘しています。

【私の方針】

雇用統計、そして決算シーズンと続きますが、私はパッシブ運用のごく普通のインデックス投資家なのでいつもどおり資産配分を維持しながら投資を続けていきたいと思います。

日ごろ、投資に回せるお金ができ次第、随時株を買い進めているわけですが、どうせなら入金があるタイミングで市場が荒れて株価が下がって欲しいと思う今日この頃です。

が、それは私自身にコントロールできることではないので、今月も自身にコントロールできること、入金力を高める努力を継続していきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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