S&P500のリターンを毎年7%と考えていると危ないですよ②

投資まとめ

過去200年のS&P500のリターン

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https://advisor.visualcapitalist.com/historical-stock-market-returns/

シーゲル教授らの研究によると、

過去米国株式市場は、年率平均約6.7%で成長してきました。

(ドルベース、配当含・インフレ調整後)

しかし、1年毎のリターンで見た場合、

S&P500は年7%リターンやその±2%の範囲に収まった事は少なく、

毎年、プラスにもマイナスにも大きく上下をしながら、ここまで成長してきたことがわかります。

+20%の時もあれば、-10%の年もあり、

「平均すると」約7%になるということです。

画像が見にくい方はクリックして頂けると拡大できます。

この図などがイメージしやすいかもしれません。
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複利計算機や、毎年7%上昇していくチャートを見て、

S&P500や米国株式インデックスファンドが毎年7%ずつ増えていく仮定の元で、

自身の人生プランや資産計画を建てたりしていると

いざ、2~3年下落が続いた時に大きく予定が狂う可能性があります。

メンタル的にもよりきついかもしれません。

【余談】

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棒線の青の部分はその年のS&P500の最もリターンの高かった1カ月を除いた場合のリターンです。

決して単純に1/12というわけではなく、

年によってはその年のS&P500の半分以上を1カ月の上昇で稼ぎ出していることがわかります。

そろそろ危ないなという周りの意見や自分の勝手な思い込みで、

市場から降りてしまうと、大きくリターンを逃してしまう事にもなります。

毎年平均7%は、長期的にずっと市場に居続けた場合のリターンだという事を忘れてはいけません。

まとめ

結婚、引っ越し、入学、受験、旅行、退職、入院、資産を増やしたい時期

そういう自分の人生のイベントや計画、自分の都合に、

米国株式市場や株価が都合よく合わせてくれるとも限りません。

現実の市場は複利計算機の数字のように、

毎年階段をのぼるように7%ずつ増えていくとは限りません。

リスクや振れ幅がある事を忘れずに、

S&P500を妄信したり、過信したりせず、

自分の人生に責任をもてるような、現実に即した計画を建てることが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
S&P500のリターンを毎年7%と考えていると危ないですよ②

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