【Google-7%!】FRB関係者からタカ派の発言相次ぐ。S&P500投資家はどうすれば?【NYタイムズ+11%】

投資まとめ
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【2月8日 米国株式市場】

ダウ    33,949 ₋0.61%  
S&P500     4,117 ₋1.11%
ナスダック 11,910 ₋1.68% 

米国株式市場は反落。

ハイテク株を中心に下げましたが、

特にアルファベット(Google)の下落がS&P500とNasdaqを押し下げました。

複数のFRB関係者のタカ派の発言も伝わり株式市場では警戒感も広がりました。

ラッセル2000は‐1.52%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も0.45%と小幅に下げました。

米10年債利回りは3.619%。‐0.055と小幅に低下。

VIX指数は19.63。+0.97と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  131.41 +0.27% 
NY原油  78.40 +1.63%
NY金   1,878 +0.34%

ドル円は131円台中盤。原油は昨日に続き続伸。

ビットコインは22,937ドル。‐1.33%と下げました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

不動産   ‐0.29%
ヘルスケア ‐0.31%
金融    ‐0.56%
資本財   ‐0.59%
素材    ‐0.81%
生活必需品 ‐0.83%
エネルギー ‐0.85%
一般消費財 ‐0.90%
情報技術  ‐1.25%
公益    ‐1.71%
通信    ‐4.13%

全11セクターが下落。

グロース系のセクターや公益が大きく下落。

特にGoogleやメタの下落を受けて通信が大きく下げました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズとスタイルが下落。

特に小型のコアとバリュー株が大きく下げました。

【個別株】

〇ウーバー・テクノロジーズ(UBER)+5.53%

決算を受け上昇。過去最高の四半期となりました。高インフレでも消費者の注文や配車サービスに影響が出ていないことが示されました。

〇NYタイムズ(NYT)+11.69%

決算を受け上昇。広告収入の伸びは減速したものの、デジタル購読やバンドルサービスが大きく伸び予想を上回りました。

〇CVSヘルス<CVS>+3.44%

オークストリート・ヘルスを買収することで合意したと正式発表がありました。

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【アルファベット<GOOG>‐7.68%下落】

アルファベットは一時8%以上下落し、時価総額1000億ドル以上を消失しました。

グーグルの人工知能(AI)を使った自動応答ソフト(チャットボット)「バード(Bard)」が、不正確な回答を生成したことなどに投資家が反応しました。

グーグルは、オープンAIのチャットGPTに対抗して、新たなチャットボット「Bard」を試験者に公開。

不正確な情報を形成し、ロイターが誤りを指摘(ロイター

また、マイクロソフトがチャットGPTを搭載したBing検索ホームページを立ち上げたことも、グーグルと「Bard」にとっては逆風となる可能性が高く、検索シェアを巡り懸念が発生。

アナリスト等も、マイクロソフトが支援するチャットボット「チャットGPT」に対抗する計画が、詳細に欠けると指摘。
 
今日の「Bard」の公開はそれらの懸念を補えなかったのかもしれません。

【FRB関係者の発言】

〇ウィリアムズ総裁

ウィリアムズNY連銀総裁は「インフレを巡る不確実性はまだ大きい。状況が変化すれば、0.25%ポイントのペースを上回る利上げをする可能性がある」

「インフレ目標達成するためには、労働市場が冷え込む必要がある。2%のインフレ目標への持続的な復帰は賃金の伸び鈍化なしには不可能であろう。当面は米国市場全体にとって逆風が続くと見ている」

FRBのウォラー理事は、米国のインフレは今年も低下が見込まれるものの、インフレ目標2%の達成に向けたFRBの戦いは長期化し、引き締め的な金融政策が予想より長期にわたり維持される可能性があるとの見解を示しました。

雇用統計については、米経済がよく持ちこたえていることが示されたと同時に、「堅調な所得で個人消費が後押しされ、向こう数カ月はインフレの上昇圧力が維持される。賃金の伸びは鈍化しているものの十分ではない」と述べています。

〇カシュカリ総裁

ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、米国のインフレ率が目標の2%に向けて急速に低下することについて、金融市場はFRBよりも確信を持っていると指摘。

「金融市場が正しいことを望む」としながらも、「FRBの任務はインフレを確実に低下させることだ。そのために金利が5%を超え、長期間にわたり高水準にとどめる必要があると多くのFRB当局者は考えている」と述べました。

賃金上昇率2%も高すぎると指摘しています。

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【まとめ】

Googleに関しては、個人的には、最近のAI関連銘柄の株価の急上昇と同様、やや過剰反応にも思えますが、専門家ではないため発言を控えます。

先日のパウエル議長の発言を受けて上昇していた米国株式市場でしたが、

今日は、複数のFRB関係者から、1月の強い米雇用統計を受けタカ派の発言が続き、楽観論によりつつあった市場にやや警戒感が戻りました。

年初来で見ると、1月ちょっとの間にS&P500は7.3%、ナスダックは13.8%上昇しているため、多少の売りや調整があっても驚くことではありません。

引き続き、インフレとFRBの政策、そして経済や景気、企業利益との綱引きが続きます。

結果が明確にわかるまでには(株式市場は結果がわかる前に動くものですが)それでもまだ数カ月以上かかると思われます。

長期投資家の方であれば、目先の株価の動きやFRB関係者の発言に一喜一憂せず、長期的な視点を維持しながら気長に構えることが大切です。

今夜の米国株式市場が上がるか下がるかと悩む前に、今この時からいくらでも、自分の手で描くことのできる今日一日を楽しく、懸命かつ賢明に生きることが大切だと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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