【景気後退が不安な方へ】個人投資家が景気後退に向けてやるべきこととは?【初心者の方・S&P500投資家必見!】

投資まとめ

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【過去の景気後退と強気相場】

景気後退は特別な出来事ではありません。

一般的な投資家であれば、その生涯で何度も景気後退を経験します。

景気や市場にサイクルがあるのは当たり前のことです。

00
出典: 1980 年 1 月 1 日から 1987 年 12 月 31 日までは MSCI ワールド インデックス、その後は MSCI AC ワールド インデックス。

1980年以降、9度の景気後退がありましたが、

それ以上に長く、大きな強気相場が続いたため、

株式投資家は負ったリスクに対して十分なリターンを得ることができました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【安値売りの高値買い】

ただ、グラフを見て分かる通り、景気後退がいつ始まり、いつ終わるのか、

また、どのくらいのダメージを株式市場に与えるかはまちまちで、

それを事前に知るすべはありません。

もし、読者の皆様が、既に目標、期間、リスク許容度に適した、

バランスのとれたポートフォリオをすでに持っているのであれば、

景気後退に備えるための最善の行動は

「特別なことは何もしない」ことである可能性があります。

市場が下落している時に売り、

最良の日を逃すと長期的なリターンを大きく押し下げる事に繋がります。

例えば、2020年2月中旬から3月23日までの間にS&P500指数は33.9%下落しました。

その後、3営業日でS&P500は17%のプラスリターンを記録しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【まとめ】

もちろん、万能の解決策はありません。

ただ、バンガードの調査によれば、

長期的には、ポートフォリオの資産配分を変更するよりも、

貯蓄率や退職年齢を変更する(遅らせる)方が、

資産形成により大きな影響を与えることが分かっています

For investors who choose otherwise, Vanguard research indicates that steps such as changing your savings rate or retirement age will likely have more impact on the bottom line over the long run than making changes to a portfolio’s asset allocation.

Vanguard’s Life-Cycle Investing Model (VLCM): A general portfolio framework for goals-based investingより

もし、できるだけ合理的に、

資産形成の成功率を高めたいのであれば、

市場の先行きやタイミングを計ったり、PFを動かすコストをかけたり、

株式市場の動向に、頭を悩ませるよりも、

自分に合った概ね合理的な資産配分と、

良く分散された低コストのポートフォリオを維持しながら

収入を上げたり、支出をコントロールしつつ、

毎月の貯蓄額や拠出額を増やす努力をするのが最善だと思います。

むしろ、株価が下落している時ほど、そういう努力で増やした入金力は大きな武器とプロテクターとなり、資産形成加速させる機会となります。

過去記事に書きましたが景気後退に備えて、PFを10%程度動かしても、長期的にはそこまで大きなリターンの改善は望めません。

また、「市場を予測し、投資タイミングを計る」というプロでも成功させるのが難しい投資判断を、

急に私のような一般的な普通の個人投資家や初心者の方が、付け焼刃や小手先のテクニックだけで成功させようという方が無謀だと思います。

余程の運に恵まれた方かスキルのある方を除く、普通の方であれば、

当たり前に起こる景気後退に振り回されることなく、当たり前の投資と資産形成を続けることが大切だと思います。

いつもありがとうございます。

もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

ランキングサイトに参加しているので、

上の応援ボタン2つをクリック頂けると、

ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。

Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【景気後退が不安な方へ】個人投資家が景気後退に向けてやるべきこととは?【初心者の方・S&P500投資家必見!】

■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
     ■お名前.com
タイトルとURLをコピーしました