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【1月13日 米国株式市場】
ダウ 34,302 +0.33%
S&P500 3,999 +0.40%
ナスダック 11,079 +0.71%
S&P500は4日続伸。
ナスダック100指数は6営業日続伸となりました。
序盤は売り先行で始まりましたが、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことやインフレ期待が鈍化したことで、上昇に転じました。
ラッセル2000も+0.58%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.56%と上昇しました。
米10年債利回りは3.502%。+0.055と上昇しました。
VIX指数は18.35。‐0.48と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 127.88 ‐1.04%
NY原油 80.02 +2.08%
NY金 1,918 +1.23%
ドル円は127円台後半。ミシガン大消費者信頼感指数速報値の1年先の期待インフレ率が低下を受けて、ドル売りが加速しました。
原油は週間ベースでは10月来の大きな上昇となりました。
ビットコインは19,763ドル。+4.86%と大きく続伸しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
一般消費財 +0.97%
金融 +0.71%
素材 +0.67%
通信 +0.54%
ヘルスケア +0.47%
生活必需品 +0.46%
情報技術 +0.34%
エネルギー +0.14%
資本財 ‐0.12%
公益 ‐0.44%
不動産 ‐0.61%
全11セクター中8セクターが上昇。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが0~プラス。
特に中小型グロース株が上昇しました。
【個別株】
〇JPモルガン<JPM> +2.50%
〇バンカメ<BAC> +2.23%
〇シティグループ<C> +1.67%
〇ウェルズ・ファーゴ<WFC> +3.25%
米大手銀行が決算を発表。全体的には、金利の上昇で純受取利息が収益に貢献していますが、景気後退の懸念から貸倒引当金は予想以上に積み上げられていました。
ただ、事前に予想されていたことでもあり、序盤の売りが一巡すると買い戻されプラスで終えました。
〇デルタ航空<DAL>₋3.52%
決算を受け下落。第1QのEPSの見通しが予想を大きく下回ったことを嫌気
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結果 64.6 予想 60.7 12月 59.7
予想以上に上昇し、昨年4月以来で最高となりました。景況観も68.6と12月の59.4から上昇。
消費者の消費意欲が予想よりも低下していないことがわかりました。
〇1年期待インフレ率速報値 4.0% 予想4.3% 12月4.4%
〇5~10年期待インフレ率速報値 3.0% 予想2.9% 12月2.9%
これを受けてドル円、米国債利回り、米国株式市場などはそれぞれ反応を見せました。
また、5~10年先インフレ期待は予想に反しやや上昇しています。
【アトランタ連銀のボスティック総裁】
アトランタ連銀のボスティック総裁は前日発表された昨年12月のCPIを受けて、次回のFOMCではこれまでより小幅の利上げを支持する方向に傾いていると述べました。
【ゴールドマンサックスの見通し】
米ゴールドマン・サックス投資戦略グループは2023年の見通しに関するリポートで、23年に景気後退入りしても米株価がプラスになるとの見通しを示しました。
S&P500は2023年末に4200~4300と、22年末から12%上昇すると予想しています。
米経済が景気後退に陥る可能性は45~55%と予想しており、後退しても穏やかなものになるとしています。株価はいったん下落しても23年末までに回復する可能性がある。歴史的に見て株価は景気後退終了の3カ月前に底を打つ傾向がある。と説明。
日、英、欧州、新興国も2023年に上昇すると予想してます。
【株式、債券ファンドに資金流出】
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【まとめ】
米国株式市場は4日続伸。
S&P500は200日移動平均線を上回り、4000に接近して終了しました。
前日のCPIに続き、ミシガン大消費者信頼感指数の結果を受け、インフレの先行きに安心感が広がり、FRBの利上げペース縮小への期待が高まっています。
今日の米大手銀行の決算を皮切りに決算シーズンが本格化していきます。
ちなみに、16日はキング牧師生誕記念日の祝日で休場となります。
さて、昨年末にかけて、ついほんの2~3週間前までは、
S&P500やNasdaq、米国株式市場には(今)投資をするな。米国株式やS&P500、Nasdaqはオワコン。
現金化しろ、他の投資対象に投資しろ、というような内容の記事や動画が多く見られました。
しかし、蓋を開けてみると、株価は上昇し、市場の雰囲気も変わりつつあります。
個人的には、そういう記事や動画の作成者のアドバイスに従い、追加の手間やコストをかけてまで、現金化したり、乗り換える必要があったかは疑問に思います。
人間は近視眼的で、目先の株価や市場が良いと良い予想を信じ、直近の市場が悪いとより悲観的な意見を信じがちになります。
しかし、未来はどうなるかわかりませんから、特定の予想を100%信じるよりは、適切な資産配分と分散投資を維持しつつ、コストをできるだけ抑えて、自身の許容できる範囲内で市場に居続けることが大切だと思います。
長期投資家の方であれば、あまり目先の株価や市場の雰囲気に右往左往せず、長期的な視点を維持しつつ、基本に忠実にやるべきことをしっかりやり、避けた方が良いことは避けることが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は4日続伸し4000に接近】ゴールドマンサックス、S&P500は2023年末には4200~4300に!株式ファンドに資金流入【インフレ期待の低下を受けドル円は127円台に】