【S&P500は続落】2022年世界の株式市場は価値の1/5を喪失。今日はゼロコロナ政策緩和を受けて感染拡大が懸念される【テスラ8日ぶりに反発】

投資まとめ

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【12月29日 米国株式市場】

ダウ    32,875 ‐1.10%
S&P500     3,783 ‐1.20%
ナスダック 10,213 ‐1.35%

米国株式市場は続落。

S&P500は11月初旬以来の安値となりました。とはいえ、そんなもんです。

一部では、中国のゼロコロナ政策終了が、世界中での感染拡大につながり得るとの警戒が広がりました。

ラッセル2000は‐1.57%と小型株はより大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.19%と下落しました。

米10年債利回りは3.886%。+0.028と小幅に上昇。

VIX指数は22.14。+0.49と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  134.48 +0.75%
NY原油  78.65 ‐1.11%
NY金   1,803 ‐0.64%

ドル円は134円台中盤。日銀の金融政策決定会合における主な意見が公開されました。

https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/opinion_2022/opi221220.pdf

原油先物は続落。年末で流動性の低い中、先行き不透明な値動きが続いています。

ビットコインは16,497ドル。‐1.20%と下落しました。

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【S&P500マップ】
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引き続き、テクノロジー株が引き続き売られました。テスラは8営業日ぶりに反発。

銀行株は上昇しています。

【セクター】

金融    ‐0.42%
ヘルスケア ‐0.64%
一般消費財 ‐0.85%
公益    ‐0.97$
生活必需品 ‐1.26%
資本財   ‐1.31%
素材    ‐1.49%
通信    ‐1.51%
不動産   ‐1.60%
情報技術  ‐1.64%
エネルギー ‐2.22%

全11セクターが下落。

特にIT・ハイテク株や原油価格の下落を受けてエネルギー株が大きく下げました。

【スタイルボックス】
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全てのサイズとスタイルが下落。

大型グロースや中小型バリュー株が大きく下げました。

【個別株】

〇テスラ<TSLA> +3.31%

8営秒日ぶりに反発。7日続落で値ごろ感が出た模様ですが、上値が重い展開が続いています。

年内の納車のために生産量の多い2つのモデルを割引して提供しているとの報道もありました。

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【ゼロコロナ緩和後の感染拡大が懸念】

中国の「ゼロコロナ」政策緩和後、感染拡大を巡る懸念が世界で強まっています。

イタリア・ミラノの保健当局は、中国からの航空便2便の乗客のほぼ半数が新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにしました。

イタリア政府は中国から到着する航空便について、全乗客の検査を義務付けることを命じ、

米国でも複数の保健当局者が、1月5日から中国からの渡航者にコロナ検査陰性証明義務付けると明らかにしています(ブルームバーグ)。

株式市場への影響は不明で現状そこまで大きくないと思われますが、一つの不確実性となります。

【クリスマスラリー、サンタはいずこに】

12月は例年、株式市場にとって好調な月で、クリスマスから新年までの週に株価が上昇するといわれています。

しかし、今年サンタはやってこなかったようで、1950年以降で12月にS&P500が下落したのは18回となっており、今年はサンタが来ない19回目の冬となりそうです。

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【まとめ】

昨日は中国のゼロコロナ政策緩和を受けて、中国で活動する企業の株が上昇しましたが、今日は一転。

同じゼロコロナ政策緩和を受けて、感染拡大の懸念が広がりました。

米国株式市場では薄商いが続いており、昨日に引き続き出来高は30日平均を約20%下回りました。

年が明けて、市場参加者が戻り、本格的に市場が動き出せば、どのような雰囲気となり、どのような方向に動くかわかりませんから、ここ数日の動きを真に受けないようにしましょう。

米国の投資家は2023年に向け、中国の新型コロナウイルス感染拡大や地政学的緊張、まちまちの経済指標などを見極めようとしています。

ラッファー・テングラー・インベストメンツCEO兼最高投資責任者、ナンシー・テングラー氏は「利上げサイクルにおける現在地を踏まえれば、投資家の悲観はかなり行き過ぎだ」と指摘。

「今回の利上げペースは史上屈指の速さだったため、2023年中のどこかで景気は大幅に減速する、もしくはリセッションに陥ると想定される」

「深刻なリセッションは株式にとって弱材料になるが、米経済のレジリエンスやタイトな労働市場を踏まえ、当社では減速あるいは浅い一時的なリセッションを見込んでいる。実際にそうなれば、来年後半の株価上昇はあり得る」と割と現実的な予想を示しています。

さて、今年の世界の株式市場はドルベースで価値の約5分の1を失い(VTで年初来‐19%)、年ベースでは2008年の金融危機以来の最大の下落で終えそうです。
為替が味方してくれたので、日本人米国株投資家にとってはそこまで痛みはなかったかもしれません。

為替が敵に回れば絶好の買い時だったのですが、残念です(笑)。

来年はどんな年になるかわかりませんが、相場がいい時期に調子にのったり(そしてリスクを取りすぎたり変な商品に手を出したり)、相場が悪い時期に悲観的になり狼狽売りしたりせず、

来年も、常に平常心で、自分のコントロールできることに注力しながら、いつもどおり航路を守り投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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