米国株式市場は反発も、S&P500とNasdaqは3週連続の下落【バンクオブアメリカのレポート 米国外の株を推奨】

投資まとめ

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【12月 24日 米国株式市場】

ダウ    33,203 +0.53%
S&P500     3,844 +0.59%
ナスダック 10,497 +0.21%

米国株式市場は反発も、

週間ベースでは、S&P500とNasdaqは3週連続の下落となりました。

ラッセル2000も+0.39%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.23%と上昇しました。

米10年債利回りは3.751%。+0.08と小幅に上昇。

VIX指数は20.87。‐1.10と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  132.85 +0.39%
NY原油  79.30 +2.34%
NY金   1,798 +0.62%

ドル円は132円台後半。

原油はロシアが減産の可能性を示唆したことを受け大きく上昇。週間ベースでは10月以降最大の上昇となりました。

ビットコインは16,798ドル。‐0.10%とやや下げました。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

エネルギー +3.16%
通信    +1.08%
公益    +1.05%
不動産   +0.88%
素材    +0.71%
一般消費財 +0.71%
金融    +0.62%
資本財   +0.57%
生活必需品 +0.53%
情報技術  +0.12%
ヘルスケア +0.08%

全11セクターが上昇。

原油高を受けて特にエネルギーが大きく上昇しました。

マイクロソフト、エヌビディア、テスラなど影響力の大きい株の下げが各セクターの成績を押し下げました。

【スタイルボックス】

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小型グロース株を除く、全てのサイズとスタイルが上昇。。

中小型バリュー株やコアが特に上昇しました。

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【12月ミシガン大学消費者信頼感指数】

12月ミシガン大学消費者信頼感指数 

結果 59.7 予想 59.1 前回 59.1

現在の景況感 59.4 予想 60.3 前回 60.2
先行の景況感 59.9 予想 58.5 前回 58.4 

1年期待インフレ率   4.4% 予想 4.6% 前回 4.6%
5~10年期待インフレ率 2.9% 予想 3.0% 前回 3.0%

米ミシガン大学が発表した12月の1年先の期待インフレ率(確報値)は4.4%と速報値の4.6%から下方修正。2021年6月以来1年6カ月ぶりの低水準となりました。

【11月の米個人消費支出(PCE)価格指数】

米個人消費支出(PCE)

前年比 5.5% 予想 5.5% 前回 6.1%

前月比 0.1% 予想 0.2% 前回 0.9%

PCEコア(エネルギーと食品除く)
前年比 4.7% 予想 4.6% 前回 5.0%
前月比 0.2% 予想 0.2% 前回 0.3%

PCEはほぼ予想と一致。11月のCPIとともにインフレの鈍化を示唆する内容となりました。

ただ、FRBがインフレの抑制を確信するか。また、今後予想されている利上げを行うのを抑制するほどの数字かといわれるとそうでもありません。

【バンクオブアメリカのレポート】

バンクオブアメリカ・グローバルリサーチが発表したレポートによると、21日までの1週間の株式からの資金流出額が419億ドルと過去最大になとなりました。

タックスロスセリングなど税制面での理由が背景とのこと。

米バリュー株ファンドからは172億ドル、パッシブファンドから278億ドルが流出。ともに週間で過去最大を記録しました。

また、同レポートでは、

日銀は超低金利という歴史的なアプローチの中で、世界の金利の下限を設定してきたが、日銀のイールドカーブ・コントロールが23年に終了すると見込まれる中で、その下限が引き上げられると指摘。

その結果、クレジットよりもコモディティー、米国株よりも世界の他の地域の株、大型株よりも小型株を選好するほか、セクター別では、グロース株よりバリュー株、ハイテク株やプライベート・エクイティより鉱業株や銀行株を選好するとしています。

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【まとめ】

小幅に反発して終えた米国株式市場ですが、

週間ベースでは、ダウは+0.9%と上昇も、S&P500‐1.2%とNasdaq‐2.9%は、9月以来となる3週連続の下落となりました。

ただ、今日の取引の合算出来高は77.5億株。直近20営業日の平均は114.1億株と3連休を控える中で、薄商いとなりました。

引き続き、インフレ指標の結果と利上げ見通し、そして景気を企業の業績見極めようとする動きが続いています。

バンクオブアメリカのレポートは珍しく(笑)先日紹介したバンガードの2023のアウトルックと近い内容となっていましたね。(米国以外の市場、米小型株、バリュー株など)

かくいう、バンガードの方は、同社の世界金利責任者、ロジャー・ハラム氏が

「米金融当局と、日本銀行および欧州中央銀行(ECB)の間で政策が一段と収れんされていくだろう。それはある程度のドル安につながるはずだ」とコメントしていました。

今週は為替や株価に大きな動きがあった1週間でしたが、個人的にはまあ、投資に関しては特に騒ぐ必要のない1週間だったと思います。

今日は素敵なクリスマスイブ。株式市場や投資のことを考えるのももちろん良いのですが、人生で1度しかない2022年の今日という1日を大切に楽しんでいきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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