【Nasdaq 急落】半導体・グロース株売られる。米経済や労働市場は未だ堅調→FRBのタカ派を支援【S&P500投資家はどうすれば?】

投資まとめ

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【12月23日 米国株式市場】

ダウ    33,027 ‐1.05%
S&P500     3,822 ‐1.45%
ナスダック 10,476 ‐2.18%

米国主要株価指数は反落。

良い米国経済の指標の発表を受けて、

FRBの利上げが予想よりも長期化するのではとの懸念が広がりました。

ラッセル2000も‐1.29%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.77%と下げました。

米10年債利回りは3.68%とほぼ横ばい。

VIX指数は21.97。+1.90と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  132.36 ‐0.08%
NY原油   78.23 ‐0.08%
NY金    1,792 ‐1.28%

ドル円と原油はほぼ横ばい。金は下げて終えました。

ビットコインは16,797ドル。‐0.04%とほぼ横ばいでした。

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【S&P500マップ】
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全体的に売られましたが、特に金利動向に敏感なグロース株が下げました。

IT/ハイテク株や半導体が売られ、特にフィラデルフィア半導体指数は‐4.2%と市場を大きくアンダーパフォームしました。

【セクター】

〇ヘルスケア ‐0.16%
〇生活必需品 ‐0.29%
〇不動産   ‐0.40%
〇公益    ‐0.63%
〇素材    ‐0.94%
〇金融    ₋0.98%
〇通信    ‐1.15%   
〇資本財   ‐1.25%
〇エネルギー ‐2.31%
〇情報技術  ‐2.54%
〇一般消費財 ‐2.59%

全11セクターが下落。

ディフェンシブセクターは小幅な下落にとどまったものの、

エネルギー、情報技術、一般消費財などが大きく下げました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが下落。

特に、グロース株や小型株が大きく下げました。

【個別株】

〇マイクロン<MU> ‐3.44%

半導体大手マイクロンが厳しい決算を発表。他の半導体株にも売りが広がりました。

〇デルタ航空<DAL> ₋2.23%
〇アメリカン航空<AAL> ‐3.61%

航空株が下落。米国では寒波で気温の急低下や強風、大雪が予想される中、航空便の欠航が相次いでいる。

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【米新規失業保険申請件数】

〇米新規失業保険申請件数(12/17までの週)
結果  21.6万件 予想 22.2万件 前回 21.4万件

〇米失業保険継続受給者数(12/10までの週)
結果 167.2万人 予想167.8万人 前回167.8万人

米労働市場は緩みつつあるも予想よりも悪化せず未だ堅調であることを示唆する内容となりました。

申請件数は増減を繰り返しているものの、エコノミストが警戒水準としている27万件を超えることなく推移しており、

ハイテクや住宅など金利に敏感な業種では、レイオフが相次いでいますが、全体の申請件数にはまだ大きな影響は出ていません。

【米GDPも堅調】

〇3Q米国 GDP(前期比年率)

結果3.2% 予想2.9% 前回2.9%

〇3Q米国 個人消費(前期比)

結果2.3% 予想1.7% 前回1.7%
2022年第3・四半期の米GDPの確報値は年率換算で前期比3.2%増と、改定値の2.9%増から上方修正されました。

景気後退懸念が高まり、住宅市場が低迷する一方、個人消費や企業の設備投資は堅調に推移しています。

第4・四半期の米GDP成長率は2.7%の伸びになると予想されています。

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【まとめ】

米国株式市場は下落。全体的に下げましたが、特に、GAAMTなどの影響力の大きいビックテックの下げが株価指数を押し下げました。

取引開始前に発表の米GDP確報値が上方修正されたことや、米新規失業保険申請件数が予想を下回り、
堅調な経済や労働市場がFRBのタカ派姿勢を支援するのではとの懸念が広がりました。

現時点では堅調な米経済や労働市場ですが、今までの急速な利上げの効果が効いてくるまでに時間差があるため、今後の労働市場や経済、消費がどうなるか注目が集まっています。

コンファレンス・ボード(CB)が発表した11月の景気先行指数は前月比1.0%低下。予想は0.4%の低下でした。低下は9カ月連続。

「来年から穏やかな景気後退が始まる」との見方を支援する内容となりました。

景気後退が来るかどうか、どのくらいの長さと深さになるかはわかりませんが、

もし景気後退が来たとしても、これまでの7年間同様、日々の小さな努力で高めた入金力を活かしつつ、いつもどおりインデックスファンドをしっかりと買い進め、10年後、20年後の未来に備えていきたいと思います。

投資や資産形成をせっかく始めたわけですから、

過去の自分がせっかくこれまで繋いでくれたバトンを、

長期投資をしていれば何度も出くわすのがむしろ普通である「景気後退ごとき」で落とすことなく、

未来の自分につないでいくことが大切だと思います。

未来の自分、まずは明日の自分に誇れるように、今日一日を頑張っていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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