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【12月22日 米国株式市場】
ダウ 33,376 +1.60%
S&P500 3,878 +1.49%
ナスダック 10,709 +1.54%
米国株式市場は主要3指数が続伸。
ナイキやフェデックスの決算や消費者信頼感の改善が株価を支援しました。
ラッセル2000は+1.65％と小型株も上昇。
VXUS（全世界株式除く米）も+0.95％と上昇しました。
米10年債利回りは3.671％。‐0.013と小幅に低下。
VIX指数は20.07。‐1.41と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 132.34 +0.49%
NY原油 78.45 +2.91%
NY金 1,814 ‐0.08%
ドル円は前日の動きの反動もあってか132円台前半に戻しました。
原油は米原油在庫が予想以上に減少したことを受けて大きく上昇。
EIAの週間統計によると、米原油在庫は589万バレル減と予想の166万バレルを超えて減少しました。
ビットコインは16,788ドル。‐0.64％と下げました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
エネルギー +1.89％
資本財 +1.85％
金融 +1.70％
情報技術 +1.68％
一般消費財 +1.58％
公益 +1.36％
ヘルスケア +1.31％
通信 +1.17％
不動産 +0.91％
素材 +0.84％
生活必需品 +0.82％
全11セクターが上昇。
特にエネルギーや資本財、金融などが大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇しました。
【個別株】
〇ナイキ＜NKE＞ +12.19％
決算を発表。在庫増となりましたが、売上高や粗利益率は予想を上回りました。中国を除く全地域での売上見通しを上回った他、幹部が年末の業績は力強いと発言しました。
〇フェデックス＜FDX＞+3.45％
決算を発表。需要が低迷し、荷動きも減少しましたが、値上げとコスト削減で利益を補った。
〇カーニバル＜CCL＞+4.76％
決算を受け上昇。売上は予想を下回り、EBITDAは赤字となりましたが、ワインスタインCEOの「予約の勢いは12月に入っても続いている。来年に向けていい兆しだ」といったコメントに安心感が広がった模様。
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【12月の米消費者信頼感指数】
12月の米消費者信頼感指数は108.3。
市場予想の101.0を上回り、前月の101.4から上昇。4月以来の高水準となりました。
期待指数も82.4と前月の76.7から上昇。期待指数は80を下回ると景気後退リスクが高まっていると見られています。（改善したとはいえまだ80付近）
今後6カ月以内に、自動車など大きな買いものをすることへの関心は低下。
ただ、向こう1年間の期待インフレ率は6.7％と、前月の7.1％から低下し、2021年9月以来の低水準となりました。主にガソリン価格の低下を反映。
消費者信頼感の改善とインフレ期待の低下が、株式市場を支援しました。
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【まとめ】
5営業日続落の反動からか、2日続けて上昇した米国株式市場。
今日はナイキやフェデックスなどの決算が予想を上回ったことや今後について思っていたよりも良い見通しを示したこと。
12月の米消費者信頼感指数が思ったよりも良かったことなどが好感されました。
ドル円も4％以上動いた反動からか少し戻しました。
株価などが長期的に下落したり、大きく動くと、投資家もそれに引きずられて、必要以上に悲観的になったり、過度に楽観的になったりすることがありますが
大抵、世界は思っているよりは悪くなく、でも思っているより現実的でもあります。
短期投資をされる方であれ、長期投資をされる方であれ、どんな投資戦略を採用される方であっても、
直近の株価や市場の雰囲気に流されたり、感情を乱されたりすることなく、投資判断をすることが大切だと思います。
私は日々の値動きに一喜一憂することなく、市場や投資、お金と良い距離間で付き合いながら、これからも長い人生を楽しんでいきたいと思います。
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Source: S&P500ETF（VOO）に投資するりんりのブログ
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