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【算数の基本】
算数の基本です。
掛け算は順番を入れ替えても結果はかわりません。
例)2×3×4=24 4×2×3=24
【長期投資をする際、一括投資の直後に暴落がきたら】
では、一括投資後に暴落がきた場合と、
資産形成の途中で暴落が来た場合を考えてみましょう。
上は各年のリターン、下は100万円を一括投資した場合の資産の推移。
①100万円を投資した直後に40%の暴落をくらった場合。
リターン ‐40%→+10%→+30%→+10%→-10%→+20%
100万円 60万→66万→85.8万→94.38万→84.9万→101.9万
②資産形成の途中や後期で40%の暴落をくらった場合。
リターン +10%→+10%→+20%→+30%→‐40%→‐10%
100万円 110万→121万→145.2万→188.8万→113.3万→101.9万
このように長期投資において、最初に一括投資をした場合、
直後に大暴落がきても、途中で大暴落がきても、最後に大暴落がきても結果はかわりません。
そして、長期投資をしていれば、時間が長くなればなるほど、暴落に出会う確率もあがっていきます。
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【一括投資と分割投資の特徴】
もちろん、個別企業のように倒産などとなれば話はまた変わってきますし、
積立投資となると話は変わってきますが
(積立投資は資産形成初期の暴落に強く、積立投資においてより重要である後期の暴落に弱い)→https://etfsp500.com/archives/31777532.html)
一括投資であればいつ暴落をくらっても長期的なダメージは変わりません。
幅広く市場全体に投資ができるようなインデックスファンドへの投資を考える場合、
「一括投資した直後に暴落がきたらどうする?」とか
「一括か、積立か」いう問いに対して、
このような視点を失念している方がたまに見受けられるので、今回は記事にしてみました。
【暴落待ちは難しい】
2019年にコロナショックを予想できた人はほぼいませんでしたし、渦中の2~3月でも2番底がある、ラマダンがあるといった意見が飛び交い、底を逃してしまった人はたくさんいます。
でも、実際に未来がわからない状況下では、その人たちの指摘通りになる「可能性」もあったので、結局結果論とも言えます。
また、暴落待ちをするうえで上昇相場を逃してしまう可能性があります。し、下落幅が足りず、だったら数年前に一括投資した方がよかったとなるケースも多々あります。
私は2015年にVOOに一括投資をしましたが、コロナショックの底でも、その時の買値程は下がりませんでした。
結局未来はどうなるかわかりませんが、
また、リスクに関しては投資タイミングではなく、無リスク資産との配分など「資産配分」で調整する方が良いと思うため、
もちろん、一括投資が完ぺきというわけではありませんが、
積立投資や毎日分散にも弱点があります。
そして一括投資の方が暴落に弱いかと言うとそうでもありません。
個人的には一括投資を好みますが積立でも全然悪くないと思います。
要は理屈や理論、それぞれの特徴を正しく理解したうえで自分に合う方を選択して頂ければと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
一括投資直後に暴落がきたらどうするのか?長期インデックス投資であればあまり関係ない。