【S&P500とNasdaqは下落】GAFAMやグロース株が下落もその他セクターが下支え。米国の消費は堅調。住宅価格は落ち着きを見せ始める【原油や中国株は上昇】

投資まとめ

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【11月30日 米国株式市場】

ダウ    33,852 +0.01%
S&P500     3,957 ‐0.16%
ナスダック 10,983 ‐0.59%

米国株式市場はやや下げて終えました。

テクノロジー株、小売業、通信業などの下げが、市場全体の重荷となりました。

ラッセル2000は+0.31%と中小型株は小幅に反発。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.79%と上昇しました。

米10年債利回りは3.752%。+0.05と上昇。

VIX指数は21.83。‐0.38と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  138.69 ‐0.18%
NY原油  78.87 +2.11%
NY金   1,748 +0.46%

ドル円は138円台中盤。原油価格が大きく上昇。これを受けてエネルギー関連株が上昇しました。

ビットコインは16,474ドル。+1.65%と上昇しました。

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【S&P500マップ】
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アップルは続落。GAFAMやテクロノジー株、小売株などが下落しました。

【セクター】

不動産   +1.71%
エネルギー +1.28%
金融    +0.67%
資本財   +0.62%
素材    +0.29%
ヘルスケア ‐0.23%
通信    ‐0.32%
生活必需品 ‐0.37%
一般消費財 ‐0.44%
公益    ‐0.73%
情報技術  ‐0.97%

GAFAMなどビックテックが下げる中、エネルギー、金融、不動産、資本財など5セクターが上昇。

それらセクターが下支えし、S&P500全体では0.16%の下落にとどまっています。

【スタイルボックス】

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サイズとスタイル別にみると大型グロース株が大きく下落。

中小型グロース株も小幅に下落。

それをバリューとコアで下支えする展明となりました。

【個別株】

〇アポロ・エンドー(APEN)+70.83%

ボストン・サイエンティフィックと1株10度ルで買収合意。

〇UPS(UPS)+2.39%

アナリストが投資判断を「買い」に、目標株価も従来の197ドルから220ドル引き上げました。

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【中国】

香港ハンセン株価指数は5.24%上昇。

前日は中国政府のゼロコロナ政策に対する抗議活動が北京や上海などの大都市にも拡大し、中国経済への警戒感が高まっていましたが、警察は厳重な警戒態勢を敷いたことで一旦鎮静化。

また、中国当局が高齢者へのワクチン接種が拡大していることを明らかにしたほか、行動制限を緩めるとの期待を高めました。

現在、中国の「ゼロ・コロナ」政策が、中国経済を圧迫し、世界のサプライチェーンを脅かしています。これを受け、世界的なインフレと景気後退の可能性に関する懸念が高まっています。

【コンファレンスボード消費者信頼感指数】

結果 100.2 予想 100.1 前回 102.5

11月の消費者信頼感は10月からわずかに低下しましたが、依然として比較的堅調な状態にあります。

米国の個人消費は、雇用と並んで堅調に比較的推移している指標の一つです。


【住宅価格の伸びは鈍化】

米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが29日に発表した9月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数で、一戸建て住宅価格が全国的に前月比で下落したことが分かりました。

全国の住宅価格指数は前月比0.8%低下。前年比も前回から低下。

同指数は7月に2018年以降初めて低下しており、FRBの政策と金利の上昇を受け米住宅価格は落ち着きを見せ始めていることが示唆されました。

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【まとめ】

昨日に引き続き、中国の動きがやや意識された一日となりました。

ただ、やはり、ウォール街の最大の関心事は、過去数十年で最も高いインフレとFRBの闘いの行方です。

現状、米市場では、パウエル議長の講演と金曜日の米雇用統計の結果を見極めたいという雰囲気が出ています。

パウエル議長は2日、ブルッキングス研究所で米経済と労働市場の見通しについて講演する予定です。また金曜日の雇用統計始め、労働市場や消費に関する経済指標の発表が続きます。

投資家はFRBが利上げを緩和することを望んでおり、インフレ、個人消費、雇用市場に関する最新のデータを注意深く見守っています。

FRBは12月13~14日のFOMCで0.50%の利上げを行うと予想されています。一方、0.75%ポイントの利上げ確率は過去数週間で上昇し現時点では37%となっています。

現在市場ではFF金利が6月に5.01%でピークを迎えた後、2023年12月までに4.64%に低下すると見込まれています。

FRB関係者らが物価の持続的な下落が確認されるまでは利上げを続けることを強調していることから、一部のストラテジスト等は、今後数週間でこれまでの上昇分が消える可能性があるとの警告を出ています。

が、リセッションは警戒されるものの、マイルドなものに留まるとの期待から、株高はもうしばらく続くという真逆の意見もあり、プロの投資家等も意見が割れていることが伺えます。

さて、プロの投資家でも意見が割れる市場でS&P500投資家はどうすればよいのでしょう?

いろいろな戦略があると思いますが、

私はわからないからこそ、全降りや特定のシナリオに全賭けをしたりせず、どっちに転んでもいいように、自身の許容できるリスクの範囲内で適切に資産配分をし、それを維持することが大切だと思います。

アメリカの金利が下がったとか上がったとか、為替が上がったとか下がったとかは長期的にS&P500に投資を続けていく上では些細なノイズ。

目先のことに一喜一憂することなくいつも通り投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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