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【10月25日 米国株式市場】
ダウ 31,499 +1.34%
S&P500 3,797 +1.19%
ナスダック 10,952 +0.86%
米国株式市場は続伸。
発表させたPMIが軟調だったことを受け、FRBのタカ派姿勢が今後緩むことが意識されました。
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ラッセル2000は+0.35%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐1.11%と下げました。
米10年債利回りは4.245%。+0.033とやや上昇。
VIX指数は29.85。+0.16と小幅に上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.08 +0.98%
NY原油 84.81 ₋0.28%
NY金 1,648 ₋0.14%
ドル円は149円台前半。原油と金は下げました。
ビットコインは19,395ドル。‐0.90%とやや低下しました。
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【S&P500マップ】
テクノロジーやヘルスケア銘柄が堅調で、指数構成銘柄の約80%が値上がりしました。
一方、スターバックス‐5.4%やナイキ‐0.55%など、中国市場へのエクスポージャーが高い企業の株価は軟調な動きとなりました。
【セクター】
ヘルスケア +1.91%
生活必需品 +1.79%
情報技術 +1.38%
資本財 +1.35%
金融 +1.35%
通信 +0.90%
公益 +0.83%
一般消費財 +0.48%
エネルギー +0.47%
不動産 ‐0.08%
素材 ‐0.62%
不動産と素材を除く9セクターが上昇。
ヘルスケアや生活必需品が大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
小型グロース株を除く、全てのサイズとスタイルが上昇。
特に大型株やバリュー株が上昇しました。
【個別株】
〇テスラ ‐1.49%
上海工場での増産を受けて中国で自社製品を約5%値下げすると発表しました
〇シュルンベルジェ +3.45%
商いを伴って上昇。アナリストが目標株価を50ドルから60ドルに引き上げました。現在の株価は52.15ドル。
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米国の製造業・サービス業合わせた10月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は、前月から2.2ポイント低下して47.3となり、米企業活動は10月に4カ月連続で縮小していることが示唆されました。
同指数は50が拡大と縮小の節目。
製造業者とサービス業者の先行きに関する見方も悪化。インフレや需要低迷を巡る懸念が見通しへの重しとなりました。
【イエレン長官 金融市場を注視】
イエレン米財務長官は、NYの講演で、世界中で経済成長が減速しており、「世界には高インフレという深刻な逆風と試練がもたらされている」と発言。
「世界的な動向が市場のボラティリティー上昇につながっていることから、金融セクターを緊密に観察している」と述べました。
また、「これまでのところ、米金融システムは景気不安定の要因にはなっていない」と指摘。「台頭しつつあるリスクを注視し続けるが、米国のシステムはレジリエンス(回復力)を維持しており、不透明な局面でも引き続き十分に機能している」
【欧州株は上昇】
【中国の株急落】
〇アリババ ‐12.5%
〇テンセント ‐14.2%
〇バイドウ ₋12.6%
米国に上場している中国株は24日に急落。中国共産党大会で3期目が確定した習近平国家主席が、統制強化路線を継続して経済や民間企業の成長を抑制するとの懸念が強まっています。
中国株65銘柄で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数は一時、前週末比21%下げ、2012年12月以来の安値となり、時価総額およそ1300億ドル(約19兆3600億円)を消失しました。
JPモルガンは「中国株に追加投資する良い機会だ確信している」としています。
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【まとめ】
米国株式市場は続伸。
また、昨日は欧州や中国など米国以外の地域でもいろいろな動きがありました。
米国では、PMIが低調な内容となったことを受けて、株式市場では、米金融当局が利上げペースを減速させる可能性が意識されました。
また、今週はアルファベット、マイクロソフト、メタなど多くの企業が決算が控えており、投資家は結果に備えています。
ただ、高インフレ、FRBの引き締め、リセッション(景気後退)へのリスクは未だ健在で、そこに、中国の(元々有していた)不確実性が注目される形となりました。
【感想】
決算シーズンに加え、様々な要因で市場がどちらにでも大きく動く可能性がある、ボラティリティーの高い相場が続く可能性があります。
騒いでも1円にもなりませんから、長期投資家の方は、日々のニュースや株価に一喜一憂することなく、冷静に投資を続ける事が大切です。
ニュースや予想というのはだいたい事実よりも、より極端に発信されることが多いということも忘れないようにしましょう。
もしかすると、インデックス投資を続けていくことが不安な方もいるかもしれません。
しかし、ここを踏ん張れば、資産形成が加速するかもしれません。
ここ数カ月はしんどいかもしれないけど、1年後、3年後には「あの時やめなくてよかった!」となっているかもしれません。
続けていれば、辛い時期や忍耐が必要な時期もありますが、めっちゃ楽しい時期も来きます。
(それを何度か繰り返えしているうちに、もう投資に対する感情がなくなっていきます)
もし、辛い時期がきても、資産形成と自分自身の成長を長期的な視点で見つめ、やるべきことを継続することが大切だと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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