【S&P500は反落】「企業の業績 VS インフレ&FRBの政策」ドル円は150円に接近!米10年債利回りは4.1%に上昇!【S&P500投資家はどうすれば?】

投資まとめ
■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
     ■お名前.com

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【10月20日 米国株式市場】

ダウ    30,423 ‐0.33%
S&P500     3,695 ‐0.67%
ナスダック 10,680 ‐0.85%

米国株式市場は反落。

FRBのタカ派的な姿勢への懸念や、10年債利回りが約14年ぶりの高水準となったことが、株式市場にとって重しとなりました。

ラッセル2000も‐1.72%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.43%と下げました。

米10年債利回りは4.138%。+0.140と大きく上昇。

VIX指数は30.76。+0.26と小幅に上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  149.88 +0.42%
NY原油  85.87 +3.68%
NY金   1,637 ‐0.70%

ドル円は150円に接近。

原油は反発。金は下落し3週間ぶりの安値となりました。

ビットコインは19,199ドル。‐0.68%と下げました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【S&P500マップ】
00

9月の米住宅着工件数が、予想147.5万件に対し結果143.9万戸。前月比‐8.1%と予想以上の減少となったことを受け、KBホーム₋4.5%、レナー-5.96%など住宅関連株が下落。

約20年ぶりの高水準にある住宅ローン金利が、需要を減退させ、住宅着工に影響を及ぼしていることを示唆する形となりました。

【セクター】

エネルギー +2.94%
通信    ‐0.13%
情報技術  ‐0.26%
生活必需品 ‐0.39%
資本財   ‐0.69%
素材    ‐1.13%
一般消費財 ‐1.18%
公益    ‐1.27%
ヘルスケア ‐1.38%
金融    ‐1.59%
不動産   ‐2.56%

原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが大きく上昇。

その他、10セクターが下げました。リートは年初来リターンでワースト2位に転落。

グロース系のセクターは小幅な下落にとどまりましたが、

それでも、年初来リターンではバリュー株に大きく離されています。

00
@LizAnnSonders

【スタイルボックス】

00

今日は中小型株が大きく下げました。

【個別株】

〇アボット・ラボラトリーズ(ABT) -6.54%

決算を受け下落。新型ウイルス検査関連の売上高が減少傾向にあるほか、粉ミルクのリコールで品不足が発生したことも影響しました。

〇IBM(IBM)‐0.54%(時間外で+3.5%)

決算を発表。EPSは1.81ドルと予想と一致。売上高は予想135.3億ドルに対し141.1億ドルと予想を上回りました。ガイダンスもやや上方修正。

ソフトウェア、メインフレームコンピュータ、ハイブリッドクラウドサービスに対する需要が堅調でした。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【ベージュブック】

FRBはベージュブックで、米経済活動はここ数週間、緩やかに拡大しているが、一部の地域では横ばい、または減少しているとの認識を示しました。

状況は産業や地区によって異なっているとし、需要の減退に対する懸念が強まる中、企業が示す先行きはより悲観的になっている。とも指摘しています(ロイター)。

【米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁】

〇労働需要は引き続き堅調
〇総合CPIがピークを付けた可能性はある
〇食品とエネルギーを除くコアインフレ圧力が依然ピークに達していない可能性がある。
 →安心材料は現時点で見られない。それについて非常に憂慮している
〇来年のある時点で利上げを停止することがあり得るかもしれない

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【まとめ】

S&P500は3日ぶりに下落。

これまで発表された米決算への市場の反応は良好なものの、

インフレとFRBのタカ派姿勢への警戒感から米国債利回りが上昇。

企業の業績とFRBの政策との間の綱引きが続いています。

今後発表されていく米企業の決算がどうなるのか。その後に控える中間選挙やFOMC、そして未だ解決されないインフレや景気後退、地政学的なリスクなどがどうなるのか。

特にアクティブ投資家の方にとっては難しくもあり、しかし、楽しくもあり、腕の見せ所でもある状況が続くことになるかと思います。

おそらくですが、数カ月から数年後には、今市場を悩ませているの問題も概ね解決しているでしょうし、そして、またその時々の問題や懸念を市場は抱えていると思います。

市場に、ニュースやリスクや懸念が何もない時の方が非常に稀で、市場は「常に」何かしらの問題を抱えながら、今日まで成長してきました。

私自身は、目先のことはわかりませんが、元々わからないと受け入れたうえで、自身の許容できるリスクの範囲内で、適切な資産配分で分散投資をしているわけですから、

特にこの状況に焦ったり、やきもきせず、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

いつもありがとうございます。

もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

ランキングサイトに参加しているので、

上の応援ボタン2つをクリック頂けると、

ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。

Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は反落】「企業の業績 VS インフレ&FRBの政策」ドル円は150円に接近!米10年債利回りは4.1%に上昇!【S&P500投資家はどうすれば?】

タイトルとURLをコピーしました