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【10月6日 米国株式市場】
ダウ 30,273 ‐0.14%
S&P500 3,783 ‐0.20%
ナスダック 11,148 ‐0.25%
米主要株価指数は小幅に反落。
後半にかけて上昇しましたが、マイナス圏で終えました。
ラッセル2000も‐0.74%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.89%と下げました。
米10年債利回りは3.751%。+0.134と上昇。
VIX指数は28.55。‐0.52と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.56 +0.33%
NY原油 88.07 +1.79%
NY金 1,718 ‐0.18%
ドル円は144円台中盤。金は小幅に下げました。
原油は3週間ぶり高値を更新。OPECプラスが、11月から日量200万バレルの減産を実施する方針で合意したことに反応しました。
ビットコインは19,986ドル。‐1.76%と下げました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
エネルギー +2.05%
情報技術 +0.36%
ヘルスケア +0.33%
一般消費財 ‐0.54%
資本財 ‐0.58%
生活必需品 ‐0.60%
通信 ‐0.62%
金融 ‐0.86%
素材 ‐1.09%
不動産 ‐1.90%
公益 ‐2.24%
エネルギー、情報技術、ヘルスケアの3セクターが上昇。
特に原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが上昇しました。
不動産と公益がやや大きく下げました。
【スタイルボックス】
サイズ、スタイル別では、大型グロース株が上昇。
バリュー株や中小型株が下げました。
【個別株】
大手銀行が反落。アナリストが投資判断をそれぞれ「売り」と「中立」に引き下げ。目標株価も300→290。95→85と引き下げました。
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【経済指標】
〇米ADP民間雇用報告
結果20.8万人 予想20万人 前回18.5万人
ADPの民間雇用報告では、FRBの利上げや引き締めにもかかわらず、引き続き米労働市場が堅調であることが示されました。
明日10月7日に発表される雇用統計に投資家の注目が集まっています。
前月からわずかに低下したものの、堅調な水準を維持。
サブ指数をみると業況(生産)と新規受注はやや低下したものの底堅く推移。労働指数は50.2→53に上昇。
仕入れ価格の指数は71.5→68.7に低下。5カ月連続の低下で、2021年1月以来の低水準となりました。コスト圧力の緩和が続いていることを示唆する内容となりました。
【FRB関係者からはタカ派の発言が続く】
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、FRBのインフレとの戦いはまだ序盤である可能性が高いとし、「FRBは政策金利を年内に約4.5%まで引き上げる必要がある」
「経済活動が減速しインフレ率が低下し始めれば、2023年に利下げを開始する可能性があるとの憶測がすでにかなりあるが、そんなに早くないと言いたい」と述早期の利下げ観測に釘をさしました。
利上げペースにとってはコアインフレが重要でその低下が必要とのこと。
現時点で市場は適切に機能しており、FRBはインフレ抑制に向け「断固として利上げを継続する」という認識を示した(ブルームバーグ)。
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【まとめ】
今日の市場はリスク回避の雰囲気が復活し、戻り売り優勢で始まりました。
その後、正午頃から、大口のオプション取引とみられる動きや買い戻しが優勢となり後半にかけて上昇。一時プラス圏となる場面もありました。
2営業日続けて2.5%以上の大きな上昇をした後ですからこんなものでしょう。
米金融当局者はタカ派姿勢を維持しており、7月やここ数日見られたの楽観的なFRBの方向転換論は「希望的観測」にすぎないという指摘もでています。
さて、年末に向けて本格的に流れが変わるか、今週末の米雇用統計や来週の米消費者物価指数(CPI)、そして決算シーズンの結果待ちといった状況となっています。
その過程で株価や市場の雰囲気がコロコロ変わるかもしれませんが、市場に振り回されることなく、落ち着いて投資を続ける事が大切だと思います。
いろいろな投資戦略があると思いますが、長期的に分散されたPFで運用する場合、そのリスクやリターンの大部分を資産配分が決定します。
私は金融資産に関しては、ずっと株式100%で運用してきましたから、今後も市場の状況や見通しに関係なく、今月もいつもどおり株を買う予定です。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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