人生の全てが株式投資できまるというわけではないし、幸せの全てが株式市場の出来で決まるわけではない【Nasdaqも応援します】

投資まとめ

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【俺たちの戦いはこれからだ】

以下は、1970年以降のS&P500のリセッション時の株価のドローダウンを示したチャートです。

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@WinfieldSmart

2022年年初来から約22%程下落しているS&P500指数ですが、

過去のリセッションを振り返ってみるとより深く、長く下落したことも何度かあります。

すぐ回復するケースもあり、一概には言えませんが、

もしかしたら、今後より深く、長い戦いが続くかもしれません。


【投資を続けましょう】

株価が上昇している時に投資を続けるのは比較的簡単です。

しかし、長期投資や積立投資家にとって、最も重要なことの一つは、

市場の下落時や混乱時、あるいは我慢や忍耐が必要な時期にどう行動するかです。

困難な時こそ、冷静さと規律を保ち、概ね合理的だと思われる行動をとり続けましょう。

感情に飲まれ、まやかしの甘言や目先の安心感を求め、

自らの手で長期的なリターンを損なう行動をとっていないか

過去の投資家の多くが失敗してきたとされる方法を自らがとっていないか。

よく確認することが大切だと思います。

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【過去700年の金利】

歴史上、金利が変化するのは当たり前のことです。

そこまで動じることもありません。

【グロース株や小型株は逆風に】

過去10年、低インフレ、低金利環境の恩恵を受けて、

成長してきたグロース株や小型株は逆風にさらされています。

バリューエーションの高かった株は修正を余儀なくされています。

ただ、これらの企業が全てダメになったかと言えばそうではなく、

今まで、追い風の中走ってタイムを出してきたランナーが、今度は向かい風の中タイムを伸ばしていかなければならなくなった。

元々期待が高すぎた。そんなイメージで私は捉えています。

確かに今までよりもより努力が必要になるでしょうが、本当に良い選手であれば、向かい風の中でもしっかりとタイムを残し成長していけると思います。

ただ、私はそういう企業と、数年後タイムが伸びなくなる企業の見分けがつかないため、インデックスファンドを用いて丸抱えしていきたいと思います。

【Nasdaq投資家の方も諦めるにはまだ早い】

また、グロース企業やNasdaq投資家の方を少し応援するとすると、

個人的には、FRBが言うように、あるいは予想しているように、ターミナルレート(最終利上げ地点)を維持した後、インフレが落ち着いたり、

労働市場や景気が冷え込んでいれば、多少金利を下げることが予想されてます。

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Board of Governors of the Federal Reserve System

その際、基本というか教科書的にはグロース株は上昇すると思います。

それが、いつになるか。どのくらいか上がるかはわかりませんが、

個人的にはNasdaqやグロース株をバカにしたり、変にポートフォリオから外すことなくしっかりと保有していきたいと思います。

ただ、経済指標は過去を表し、株式市場は未来を織り込むため、反転のタイミングを計るのは難しいと思います。

私はどちらかといえば、バリュー投資家でバリュー株が好きですが、S&P500「除くグロース株」とか「除くハイテク株」というものしっくりこないので(笑)

いつもどおり全体を市場を丸抱えしてきたいと思います。

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【まとめ】

まあ、いろいろ書きましたが、

まだまだ株価が下がったり、最高値をなかなか更新できない時期が続く可能性もありますが、言うほど、市場は最悪でもありません。

利上げも景気後退もある程度予想できていることでしたので、ブラックスワンともまた違います。

現在、多くの不確実性やリスクを有する株式市場ですが、そういうリスクを引き受けるからこそ、

あるいはリスクプレミアムがあるからこそ、株式投資家は、現金や債券より高いリターンを期待することが許されているのだと私は思います。

一時期は、株式投資家が「下落しても株価は回復する。下落時に株を買えば上がる」というナラティブを信じることで、株式のリスクプレミアムは消滅(縮小)しているという指摘もありましたが、

また、最近の悲観的な空気感や反応を見ていると、株式のリスクプレミアムはまだまだ死んでいないんだなあと一定の安心感を抱いています。

いろいろと徒然書いていたら、長くなってきたので、最後に、

あなたの人生の全てが株式投資と言うわけではないし、(そういう方は非常に稀)

あなたの幸せや人生の全てを株式市場の出来が決めるわけでもありません。

所詮、株式投資。所詮、お金で解決する事。

そう重くとらえすぎず、また、お金や投資に人生を支配されることなく、

気楽に投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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