大都市への人口集中により、人材・知識・経済活動などの一大拠点ができ、
そこから人々は、様々な利益を得られると言われています。
そこで今回は、
世界の都市の現状を把握し、今後について考えてみましょう。
【世界の都市】
2016年の国連の調査によると、
人口100万人を超える都市は512都市あり、
人口500万人を超える都市は45都市
人口1000万人を超えるメガシティは31都市となっています。
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【世界中にメガシティが誕生する時代】
1900年、世界の都市人口は2%にすぎず、
世界で人口が多い10大都市のうち9都市が米国とヨーロッパにありました。
1950年でもメガシティはNYと東京だけで、
1975年メキシコシティが三番目として加わりました。
その後、都市化は急速に進み、
2018年にはメガシティは33都市にまで増え、世界中に大都市が出現するようになりました。
【2018年時点のメガシティの分布】
アジア 20
中南米 6
アフリカ 3(カイロ・ラゴス・キンシャサ)
ヨーロッパ 2(モスクワ・パリ)
北米 2
国連は9年後の2030年までにメガシティが43都市になると予想しています。
新たに加わるのは、
アジアから6都市(インドのアーメダバード、ハイデラバード含む)
アフリカから2都市(タンザニアのダルエスサラームとアンゴラのルアンダ)
などが1000万都市に加わるとされています。
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【ポイント】
東京も含め、完璧な都市などなく、
世界のどの都市もそれぞれ多かれ少なかれ問題を抱えています。
また都市人口にどこまでをカウントするかなどで議論はあります。
ただ、世界の人々の98%が農村に暮らしていた時代よりは、
人々の生活の質が改善されたり、技術やイノベーションが加速したりするものと思われます。
少なくとも、人類や企業にとって多くの可能性と成長の機会と、解決しなければいけない問題があることは間違いありません。
投資家目線で言えば、
人口の増加や経済成長と株式のリターンには相関はほとんどありません。
ですが、この世界中で誕生する大都市と可能性に、
どうエクスポージャーをとるのか、
本当に米国企業だけでよいのかを考えてみるのもおもしろいかもしれません。
個人的には米国株式やS&P500のみに集中投資をしている投資家こそ、
「本当に米国株式だけでいいのか」
と世界や世界の株式市場の動向を注意深く見守ることが大切だと思います。
未来はどうなるかわかりませんから。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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