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【史上トップクラスのリスク】
皆さんもご存じの通り、
今年に入り、米国株式市場は不安定に上下を繰り返しています。
今年のS&P500のボラティリティーは、
年初から169営業日時点で23.7%。
これは、1928年以降、史上11番目に高い数値で、
これより高いのは、
1930年代(大恐慌~世界大戦)
2002年のITバブル。
2009年のリーマンショック。
2020年のコロナショックくらいとなっています。
Charlie Bilello@charliebilello
The only years with higher volatility in stocks at this point than 2022 (169 trading days):
-1930s (Great Depressio… https://t.co/ptwgYL7Y7r
幸いにも日本人の米国株投資家にとっては、
ドル円が味方していますが、
その為替も年初から大きく変動しており、
この歴史的に、不安定な相場の中、
例えば、規律を守り、積立を続けている投資家の方は
本当に素晴らしいと思います。
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【年初来プラスで終えることができるのか?】
さて、ドルベースでみると、
今年年初から169営業日終了時点で17.7%下落しているS&P500ですが、
ここから年初来でプラスとなるためには、
ここから3カ月と数週間で21%以上の上昇が必要となります。
過去の記録をみると、170営業日以降の上昇が不十分で
マイナスのまま終わるということもよくありました。
1928年以降の全ての4カ月間毎のリターンを見ると、
うち68%はS&P500が上昇。32%が下落しています。
若干プラスとなる確率が高いものの、
まあ次の4カ月間どちらがでるかはわかりませんし、
せいぜいコイントスよりはましな参考記録ともいえるでしょう。
でも、まあS&P500に長期投資をしていけば
マイナスとなる年もよくあるので(過去の参考記録では4年に1度くらい)、
そこまで年初来リターンに拘る必要もないでしょう。
S&P500がマイナスで終わることも、
不調なこともある意味で当たり前のことと言えます。
むしろ常に絶好調の方がおかしいとすら思います。
そんな感じで、過度に不安がったり、悲観的になりすぎず、
平常心で投資を続けていきましょう。
私は今年2022年がもう3カ月ちょっとで終わることの方が怖いです。
光陰矢の如しといいますが、1年たつのはやすぎん?(笑)
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
今年のS&P500は史上トップクラスのリスク。も、過度に心配する必要はないと思います。