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【9月1日 米国株式市場】
ダウ 31,656 +0.46%
S&P500 3,966 +0.30%
ナスダック 11,785 -0.26%
ダウとS&P500は5営業日ぶりの反発。
ドル・円は1998年以来となる1ドル=140円台に上昇しました。
ラッセル2000は‐1.15%と小型株は下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.10%と下落しました。
米10年債利回りは3.259%+0.127と上昇。
VIX指数は25.56。‐0.31と小幅に下げました。
【為替・コモディティー】
ドル円 140.20 +0.89%
NY原油 86.37 -3.55%
NY金 1,694 -1.10%
ドル・円は1998年以来、24年ぶりに140円台に。
原油は中国のロックダウンによる需要減が懸念され、3.5%下落しました。
原油は約3カ月で20%余り下落し、ロシアがウクライナ侵攻をした2月下旬以降の上昇分を失う形となりました。
ビットコインは20,125ドル。+0.38%と上昇しました。
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【S&P500マップ】
【セクター】
ヘルスケア +1.65%
公益 +1.42%
通信 +1.05%
一般消費財 +0.87%
生活必需品 +0.71%
金融 +0.36%
不動産 +0.35%
資本財 +0.14%
情報技術 ‐0.48%
素材 ‐1.38%
エネルギー ‐2.30%
全11セクター中8セクターが上昇。
原油価格の下落を受けエネルギーセクターが大きく下落。
ヘルスケアや公益が上昇。素材、情報技術が下げました。
【スタイルボックス】
サイズ・スタイル別でみると
大型バリュー株が上昇。グロース株や小型株は下げました。
【個別株】
〇エヌビディア(NVDA)‐7.67%
次世代GPU「H100」の中国での販売に米政府の承認が必要との通知を受け取ったことを明らかになりました。ADMも同様の通知を受け取ったとのこと。半導体関連株の重しとなりました。
〇オクタ(OKTA)‐33.70%
決算発表後に下落。悪くはなかったものの、複数のアナリストが投資判断を引き下げる等していました。
〇C3 ai8(AI)-19.33%
決算発表後に大幅安。通期売上見通しを大幅に下方修正しました。
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【ISM製造業指数】
結果 52.8 予想 52.0 前月 52.8
ISM製造業指数は市場の低下予想に反して前月から横ばいとなりました。
7月は60.0だった仕入れ価格指数も52.5となり、2020年6月以来の低水準物。価上昇圧力の緩和を示唆する内容となりました。
ISM指数の発表後、債券市場では売りが加速。2年債利回りは3.5%を突破し、2007年以来の高水準となりました。
【新規失業保険申請件数】
結果 23.2万件 予想 24.8万件 前回 23.7万件
新規失業保険申請は3週連続で減少し、2カ月ぶりの低水準となりました。
景気後退が懸念される中、労働市場は堅調で、健全な労働需要があることが示唆されました。
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【まとめと感想】
S&P500指数は5営業日ぶりに小幅に反発。
半導体株の下落などからNasdaqは下げ、ドル円は140円台となりました。
ただ、明日の雇用統計や9月のFOMCの結果次第ではまた株価などが大きく動く可能性がありますから、あまり一喜一憂したり、安心しないことが大切です。
今日の「ISM製造業指数」や「新規失業保険申請件数」を始め、今週発表された米国の一連の経済指標は、米国経済が未だ堅調であることを示唆しています。
これがFRBの積極的な利上げや引き締め政策の根拠となり得ることから、市場では良い経済指標への警戒が強まっています。
スワップ市場では、9月のFOMCで0.75ポイントの利上げが72%の確率で織り込まれています。
さて、9月は歴史的に株式市場にとって悪い月と言われています。
第2次世界大戦以降、S&P500指数は、9月に平均で0.56%下落。56%の確率でマイナスとなっています。(個人的にはこういうアノマリーは特に気にませんが話の種として(笑))
私はアノマリーや今夜の雇用統計、今後発表される経済指標や9月のFOMCの結果に関わらず、いつもどおりVOO等に投資を続けていきたいと思います。
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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
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