【S&P500・Nasdaq 急伸】FRBメンバーからはタカ派の発言が相次ぐ。【米国株や債券の25%下落も?】

投資まとめ

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【8月25日 米国株式市場】

ダウ    33,291 +0.98%   
S&P500   4,199 +1.41%    
ナスダック 12,639 +1.67% 

米国株式市場は急伸。

エヌビディア、Google、Amazonなど、大型ハイテク株を中心に買いが入り、

Nasdaqなど各指数を押し上げました。

ラッセル2000は+1.52%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は+1.32%と上昇しました。

中国が1兆元規模の景気刺激策を打ち出したことも市場をサポートしました。

米10年債利回りは3.031%。‐0.075と低下。

米10年債利回りの低下がグロース株を下支えしました。

VIX指数は21.78。‐1.04と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  136.50 -0.44%
NY原油   93.02 -1.97%
NY金   1,755 +0.41%

ドル円は136円台中盤。

原油は3日ぶりに下落しました。

ビットコインは21,613ドル。+1.15%と上昇しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【S&P500マップ】
00

【セクター】

素材    +2.26%
通信    +2.06%
情報技術  +1.68%
不動産   +1.56%
資本財   +1.52%
金融    +1.52%
一般消費財 +1.29%
ヘルスケア +1.10%
エネルギー +0.76%
公益    +0.59%
生活必需品 +0.46%

全11セクターが上昇。

特に通信、情報技術などのグロース系のセクターや素材セクターが上昇しました。

【スタイルボックス】
00

全てのサイズ・スタイルが上昇。

特に大型グロース株が上昇しました。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【FRB関連】

セントルイス連銀のブラード総裁は、迅速に利上げを推し進め、「年末まにFF金利の誘導目標レンジを3.75~4%に引き上げるべき」だとCNBCとのインタビューで発言。

タカ派の姿勢を示しましたブルームバーグ

米アトランタ地区連銀のラファエル・ボスティック総裁は、FRBは年内は政策金利をさらに引き上げる余地があると指摘。

「来月のFOMCでの0.5%と0.75%の利上げどちらにすべきかは判断しかねている。現時点で決めるとしたらコインを投げることになる」としつつも、経済指標が堅調なら75bp利上げもあるとのこと。

【株や債券は25%下落も?】

レイダリオ率いるブリッジウォーター・アソシエーツのグレッグ・ジェンセンCIOは、「資産市場の価値は全体として20-25%下落するだろう」と指摘。

「市場は比較的安定した経済でのインフレ低下を織り込んでおり、金利上昇や米金融当局による量的引き締めの影響は織り込まれていない」

「金融経済と実体経済の間には大幅な乖離がある」「キャッシュフローと資産価格の正常な関係よりも、価格はまだ25ー30%高い」とし、「資産価格は下落する必要がある」と指摘

「量的引き締めと利上げはインフレと経済成長の両方を押し下げるが、残念ながら、インフレはしぶとく、結果的に長期債を中心にあらゆる金利が上昇する」と予想しています。ブルームバーグ

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

【まとめと感想】

S&P500は4199.12と日中の高値付近で終了したものの、

昨日に引き続き、出来高は少なく、

米国株式市場は、ジャクソンホールでのパウエル議長の講演を控え、様子見が続いているといった状況です。

ブランク・シャイン・ウェルス・マネジメントのロバート・シャインCIOは「

パウエル氏の発言では市場を動かす大きなサプライズは何もないと確信している」「米金融当局の決定はデータ次第だということをパウエル氏は引き続き強調すると見込んでいる」と指摘。

明日の個人消費支出(PCE)価格指数の数字など、今後発表される経済指標をFRBがどう判断するかに注目が集まっています。

さて、先ほど、資産価格の25%下落を予想したブリッジウォーターのジェンセン氏ですが、

投資家に「この状況を完全に回避することはできないだろう」とし、

「ロングオンリー投資家は、リスクの低減と世界的・環境的な分散するとよい」とアドバイスをしています。

彼の予想が当たるかどうか、もしくはFRBが今後どう動くのかはわかりません。

ただ、彼の言うことには一理あり、特にこのように不確実性が高く先行きの不透明な市場環境下では、

①自身のリスクの取れる範囲内で投資をすることが大切
だと思いますし、②適切に分散投資をすることが重要だと思います。

将来のリターンを投資家自身がコントロールすることはできませんが、どのくらいのリスクを取るかは投資家自身の手でコントロールすることができます。

また、分散効果によって、リスクをある程度は抑えることも可能です。

先行きがわからない今だからこそ、リスクコントロールの他にも、コストを抑える、拠出額をあげる。といった投資家自身にコントロールできることをまずはしっかりと確実に行いつつ、投資を続けていくことが大切だと思います。

いつもありがとうございます。

もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

ランキングサイトに参加しているので、

上の応援ボタン2つをクリック頂けると、

ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。

【お得なキャンペーン情報】


口座開設&入金完了で1500円分のビットコインが貰える

コインチェック

Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500・Nasdaq 急伸】FRBメンバーからはタカ派の発言が相次ぐ。【米国株や債券の25%下落も?】

タイトルとURLをコピーしました