先週はFOMC議事録要旨辺りから怪しくなり、ドル高、そして金利高が進み（FEDの金融引き締めが継続するリスクを織り込んだ可能性）、金曜日はその動きが明確になり、株式市場も更に急落した日となっておわりました。
OPEXでもあったので、今後の米国株市場が不安視される動きだったとも判断できます。
そんな中で今週の展望です。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ！
では米国株投資家もみあげの「【米国株】短期トレンドとジャクソンホール！（週間展望）」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はお分かりのようにグロース系が急落しています。特に水曜日と木曜日のグロース売りはきつかったと思います。ショートボリュームが乏しくなった銘柄から狙い撃ちされてダンプされてるように見えましたね。
ダウは医療やディフェンシブ的なセクターの買い支えがあったので下落は限定的となっています。
ただ金曜日の下落の仕方が非常に気になるパターンだったので、今までマーケットを支えてきたナスダックのテック自社株買いなどがまだマーケットを下支えできるかどうかを試していく週にもなりそうです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況（8月19日まで）
8月19日までヒートマップ
エネルギーと生活必需品セクター以外はすべてのセクターが下落しています。ただヘルスケアだけは金曜日の急落でもある程度底堅かったです。
エネルギーはOXYの上昇に引っ張られたようなイメージもあります。また生活必需品はWMT決算の影響が大きく、とりあえず決算を無難にこなしてこの分野に資金が逃げたのも影響が大きそうです。
テックはそんなに大きく下落してないですが、自社株買いとショートカバーがあってこの下落だと、もしショートボリュームがない状況だとどのようになるのかが不安な状況には見えてきますね。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後 ZM,DLO
火曜日 オープン前 M,XPEV,JD,DKS
クローズ後 JWN
水曜日オープン前
クローズ後 NVDA,CRM,SNOW
木曜日オープン前 PTON,DLTR
クローズ後 AFRM,DELL
金曜日オープン前
経済指標
入札）
8月23日火曜２年債入札NY時間13時 シカゴ12時 日本2時
8月24日水曜5年債入札NY時間13時 シカゴ12時 日本2時
8月25日木曜7年債入札NY時間13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標）
8月23日火曜 ドイツPMI→イギリスPMI→米国PMI
米国PMI NY9時45分 シカゴ8時45分 日本22時45分
8月24日水曜 MBA住宅ローン30年金利 NY7時 シカゴ6時 日本20時
EIA原油在庫 NY10時半 シカゴ9時半 日本23時半
8月25日木曜 GDP NY8時半 シカゴ7時半 日本21時半
8月26日金曜 PCE NY8時半 シカゴ7時半 日本21時半
ミシガン大学消費者信頼感指数確報値 NY10時 シカゴ9時 日本23時
その他）
8月24日 TSLAの株式分割によって時間外に3分の1に
8月26日金曜 ジャクソンホールパウエル議長声明
NY10時 シカゴ9時 日本23時
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】短期トレンドとジャクソンホール！（週間展望）」をまとめていきますね！＊投資判断はあくまで自己責任で
まずは今まで米国株相場を支えてきたショートボリュームが枯渇してるというニュースがあります。金利やドルが不穏な動きをしてる中で、その状況でも下支えがあるかを確認したいです。
そしてPMIやPCEでインフレの方向性、原油がまた上昇しそうな動きもチェック。そして最後にジャクソンホールのパウエル発言でFEDの金融政策の確認。
こうなってくるとおそらく短期的なトレンドが決まる可能性がありそうです。
先週のコメントです。備忘録
住宅と小売り指数にがぜん注目が集まると思います。更に決算も連動しています。よって今週はそのポイントが最も大切になると考えられます。また小型株の一部はショートボリュームがまだ多い銘柄も多く、物色買いも続きそう。
但しショートボリュームがすでにない銘柄は、上昇力には限定になる可能性があるので十分注意したいですね。今週も慎重に投資を継続していきましょう！
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
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Source: ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる！-
【米国株】短期トレンドとジャクソンホール！（週間展望）
