【S&P500は5週ぶりにマイナス】米国債利回りの上昇を受け、IT/グロース株が売られる。【薄いの中、米株投資家が気を付けるべきポイントとは?】

投資まとめ

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【8月19日 米国株式市場】

ダウ    33,706 -0.86%
S&P500     4,228 -1.29%
ナスダック 12,705 -2.01%

米主張3指数は下落。

米国債利回りの上昇を受け、IT・ハイテク株を中心に下落しました。

ラッセル2000は‐2.17%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐1.34%と下げました。

米10年債利回りは2.972%。+0.092と上昇。

VIX指数は20.60。+1.04と上昇しました。

VIX指数は久々に20を超えました。2兆ドル相当のオプションが期日を迎えたことも、ボラティリティーが高まる要因となりました。

米国債利回りのは、ドイツの生産者物価指数(PPI)の伸びが過去最大となり、ドイツ連邦債利回りが急上昇したことに追随しました。 

【為替・コモディティー】

ドル円  136.79 +0.68% 
NY原油  90.77  +0.3%
NY金   1,748  -0.4%

ドル円は136円台後半。一時137円台をつけました。

原油先物相場は小幅に3日続伸も週間ベースでは反落。

金は5日続落し、5週ぶりにマイナスとなりました。

ビットコインは21,230ドル。‐8.45%と大きく下落しました。

ミーム株や他の仮想通貨にも売りが強まり、このところの上昇の一部を吐き出しました。

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【S&P500マップ】
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幅広い銘柄が下落。米国債利回りの上昇を受け、アマゾン、アップル、マイクロソフトなどのグロース株が売られ、S&P500とナスダックを押し下げました。

【セクター】

ヘルスケア +0.27%
エネルギー +0.02%
公益    ‐0.05%
生活必需品 ‐0.35%
不動産   ‐0.97%
資本財   ‐1.27%
素材    ‐1.80%
情報技術  ‐1.83%
通信    ‐1.83%
金融    ‐2.02% 
一般消費財 ‐2.10%

11セクター中9セクターがマイナス。

ヘルスケアは上昇。グロース株や銀行株が売られました。

【スタイルボックス】

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全てのサイズとスタイルが下落。

特にグロース株や小型株が大きく下げました。

【個別株】

〇オキシデンタル(OXY)+9.72%

バフェット率いるバークシャーが、オキシデンタル・ペトロリアムの普通株式の持ち株比率を最大50%まで引き上げることを、米連邦エネルギー規制委員会(FERC)が、条件つきで承認したことが明らかになりました。

〇ベッド・バス(BBBY)-40.54%

現実に、コーエン氏率いるRCベンチャーズが持ち株を全て売却したことが伝わり、今日も大きく下げました。

〇フットロッカー(FL)+20.04%

ディロン氏を次期CEOに指名。株価が上昇しました。

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【ジャクソンホールと9月のFOMC】

昨日の朝のブログでも伝えた通り、来週のジャクソンホール会合を控え、FBR関係者から高インフレ抑制に向けて政策を進めることが改めて表明されました。

今日もリッチモンド地区連銀のバーキン総裁が、9月のFOMCでどの程度利上げするか決定するまで、まだ多くの時間が残されていると発言。

米金融当局者が利上げへの積極姿勢を相次いで示したことから、投資家は慎重姿勢に転じ、空売りの動きも再燃しました。

短期金融市場が織り込み、9月のFOMCの利上げ確率は昨日の0.5%と0.75%、60:40から、50:50に変化しました。プロ中のプロ、金利の専門家達の意見も割れています。

ジャクソンホールでの発言や今後の経済指標の発表で、市場参加者の意見は、またいつもどおり良くも悪くも変わると思いますので、現時点であまり先行きを決めつけすぎないことが大切です。

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【まとめと感想】

S&P500は6月来の大幅安となり、週間ベースでは5週ぶりにマイナスとなりました。

6月以降のリバウンド相場の調整という意見もあります。

とはいえ、ほんの数パーセント下げただけですし、特にここに動じることはありません。

偶然ですが、為替が味方して円ベースでみるとよりマイルドな値動きとなっていますしね。

また、昨日に引き続き、米取引所の合算出来高少なく、今日は100.1億株で今年最小水準となりました。

夏が終わり、多くの市場参加者が戻ってくれば、また市場の雰囲気は大きく変わる可能性があります。油断しないことが大切です。

一方で、米国株式市場への資金流入は続いています。17日までの1週間に米国株には92億ドルの資金が流入し、2週連続の流入超となっています。

今日は、世界的な金利上昇と債券利回りの上昇。米中銀当局者の発言などが、薄商い下での株売りの要因となりました。

短期的にみると、来週のジャクソンホール、そして9月のFOMCまで、市場ではFRBの政策や今後の景気に関する様々なヒントに反応にて上下する展開が続くと思われます。

次に配られるカードが何なのかはFRBメンバーでもわからず、配られたカードを見てから戦略を決めたいというのが、今のFRBの基本姿勢となっていますが、

私達投資家も次にめくられるカードが何であれ、それに動揺することなく、自身のリスク許容度と採用する投資戦略の中で、淡々とやるべき投資を続けることが大切だと思います。

淡い期待や希望的観測、夢物語ではなく、現実を見据えつつ、これからも投資を続けていきましょう。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500は5週ぶりにマイナス】米国債利回りの上昇を受け、IT/グロース株が売られる。【薄いの中、米株投資家が気を付けるべきポイントとは?】

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