【S&P500・Nasdaq続伸。グロース株が指数を牽引】今週の米国株式市場のポイントと今日の米国市場のまとめ【原油価格は下落。NY州製造業業況指数は大幅に悪化。 中国経済の懸念も増】

投資まとめ

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【8月15日 米国株式市場】

ダウ    33,912 +0.45%   
S&P500   4,297 +0.40% 
ナスダック 13,128 +0.62% 

米国株式市場は続伸。

米国債利回りの低下から、IT・ハイテク株は上昇しました。

一方、NY連銀製造業景況指数は悪化。中国経済の懸念も増しました。

ラッセル2000は₊0.23%と上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は‐0.56%と下落。

米10年債利回りは2.790%。‐0.059と低下。

VIX指数は19.95。+0.42とやや上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円 133.30 -0.13%   
NY原油 88.68 -3.70%  
NY金  1,781 -0.97%   

ドル円は133円台前半。

中国経済や景気の先行きの懸念から原油価格は再び下落。石油株も下げました。

また鉄鉱石など、その他の商品価格も下げています。

ビットコインは24,053ドル。‐1.08%と下げました。

原油に関しては、米国とイラン核合意の再建協議を巡る思惑も意識されました。協議がまとまればイランの石油輸出解禁につながる可能性があります。

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【S&P500マップ】
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S&P500やナスダックのウェイトが大きい、テスラやアップル、エヌビディアなどの大型ハイテク株の上昇が各指数を押し上げました。

【セクター】

生活必需品 +1.05%
公益    +0.81%
情報技術  +0.63%
一般消費財 +0.61%
ヘルスケア +0.49%
通信    +0.49%
不動産   +0.48%
資本財   +0.23%
金融    +0.02%
素材    ‐0.09%
エネルギー ‐1.98%

11セクター中9セクターが上昇。

原油価格の下落を受け、エネルギーが大きく下落。

生活必需品や公益、成長セクターが上昇しました。

【スタイルボックス】

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サイズ、スタイル別では大型グロース株が大きく上昇。

中型バリュー株がやや下げました。

【個別株】

〇ディズニー(DIS) +2.19%

4日連続で続伸。今日は物言う株主で知られる投資会社サードポイントがディズニー株を新たに取得したと報じられました。

〇ポッシュマーク(POSH) +18.26%

オンラインアパレルのPOSHが上昇。アナリストが投資判断を買いに引き上げました。

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【NY州製造業業況指数】

8月のNY州製造業業況指数はマイナス31.3と、前月から42.4ポイント低下。予想+5も大きく下回り、2001年以降で2番目の大きな低下となりました。

新規受注と出荷が急低下。新規受注がー29.6と36ポイント低下。出荷は‐24.1と49.4ポイント低下。

支払価格は2021年2月以来の低水準。受注残指数も低下。納入にかかる時間を示す指数は20年5月以来初めて低下。

景況の悪化を報告した製造業者の割合は43.6%と、前月のほぼ2倍に増加しました。

一方、6カ月先の景況見通しはプラス2.1と、前月のマイナス6.2から改善。

FRBの引き締めを背景に、指数が低下した可能性があります。JPモルガンのダニエル・シルバー氏は「一部需要の減退を反映している可能性がある」と指摘しています。

【中国 利下げ】

中国では、小売売上高と鉱工業生産の弱体化を示す指標を発表。人民銀行が急遽利下げを実施

ゼロコロナ政策によって企業が閉鎖され、消費者は支出を抑え、経済成長が鈍化する中、今年2度目の利下げを実施。2.75に引き下げました。従来のMLF金利は2.85%でした。

中国経済が減速した場合の影響を懸念する声も聞かれました。

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【まとめと感想】

先週まで4週連続の上昇を見せていたS&P500ですが、今日も引き続き上昇。

大幅に悪化したNY連銀製造業景況指数や中国経済の回復鈍化の懸念など、悪いニュースを消化しつつも続伸しました。

引き続き、先週のインフレ指標の鈍化でインフレピークへの期待が高まったことや、良い企業決算が株式市場を支えています。

今週は、ウォルマート、ターゲット、ホーム・デポなどの小売大手の期決算と、7月の米小売売上高の発表があります。

米国の投資家はインフレや消費の動向のヒントを探ろうと注目しています。

ガイダンスなど悪い結果で消費の鈍化が意識され株価が下がるのか。それとも逆に消費の鈍化によりFRBの積極的利上げが難しくなるとの見方から株価が上がるのか。(結果が良かった場合は逆)

市場参加者の総意や市場の雰囲気がどちらに転ぶのか。市場がそれらをどう判断するかはわかりませんが、個人的にはどちらに心んでも市場を楽しんでいきたいと思っています。

いろいろな戦略があると思いますが、私自身は米国の消費の強弱やFRBの政策に振り回されることなく、ニュースは知ったうえで、あえて無視して、

自身の許容できるリスクの範囲内で、いつもどおりの投資を続けていきたいと思います。

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Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【S&P500・Nasdaq続伸。グロース株が指数を牽引】今週の米国株式市場のポイントと今日の米国市場のまとめ【原油価格は下落。NY州製造業業況指数は大幅に悪化。 中国経済の懸念も増】

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