(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
2012年から10年間の各資産クラスのリターン(円換算)
出典 モーニングスター
2021年と2019年、2016年に最も高いリターンをあげた原油ですが、
2012、14、15、18、20年には最も低いリターンをあげた資産クラスとなっており、そのボラティリティーの高さと高リターンが永遠ではないということを教えてくれます。
個人的にはまだ個別株投資をしていた2015年の底付近で仕込んだ石油株が、2016年に上昇して一儲けしたのを懐かしく思います。個別株投資をやっていた本当に最後の方の時期ですね。運が良かった。
また、当時はそこまで意識してませんでしたが、2015年に円換算でプラスとなったのが唯一の資産が国内株だったというのもおもしろいですね。
ただ、やはりこの10年は先進国株式、特に米国株式が牽引してきたということがわかります。
特に、2012~14年と2019年~21年の各3年間のリターンは圧巻ですね。
ただ、調子のよかったといわれているこの10年をみても、
必ずしも一本調子で上昇してきたわけではないということもわかります。
2018年の‐10%が印象的ですが、
各年の1~12月の間には、チャイナショック、ブリグジット、トランプショック、2018年の下落、コロナショックと大きな下落も何度かありましたし、
小さな下落や懸念(北朝鮮のミサイルやハリケーンなど)はもっとたくさんありました。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
【初心者の方に伝えたいこと】
よくある複利シミュレーションのように、株式市場(株価指数)は毎年毎年+6%や+7%ずつ上昇していくわけではありません。
+15%の年もあれば₋10%の年もあるわけです。初心者の方はこのギャップに注意し、悪い年に慌てすぎないよう気を付けて投資をしましょう。
世界のあるいは米国株式のリターンは、長期的にならしていけば、過去の経験則的にだいたい5%なり6%±数パーセントくらいに落ち着くだろうといういわれてるわけですが、その過程においては大きな下落や停滞はつきものです。
それを受け入れ自身の取れるリスクの範囲内で投資をすることが簡単です。
また、仮に2013年や2021年のような年に市場にいなければ大きなリターンをみすみす取り逃すことになります。
大きな下落を避けるためは、コストを正当化しつつ、正しいタイミングで市場から出て、戻ってこなければならないため、実際非常に難しいのですが、
急上昇に関しては、ただ黙って市場に居続けるだけで、タイミングを逃すことなく誰でもその恩恵を享受することができます。
そして、最後に、株式市場や各資産クラスのリターンにはばらつきがあり、好調な年や不調な年を私たち自身のてでコントロールすることはできません。
株式市場は私たち一人一人の、個人個人の都合に耳を傾けてくれるわけではありませんから、もし、人生で最もお金が必要な時に、株式市場が大暴落していても平気な範囲で、後悔しない範囲で、資金を投じることが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
上の応援ボタン2つをクリック頂けると、
ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。
Amazon「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術」
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
Source: S&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
『初心者向け』過去10間の各資産クラスのリターンを振り返って。